今宵は、神戸駅近辺で仕事も一段落ということで、久しぶりに【神戸かくうち】さんに訪問です。
ブログル仲間の<神戸のおいさん>が主催されています、「神戸角打ち学会」の発会式が行われた呑み屋さんで、たしかオーナーも会員だったかな。
店長さんはしっかり者の女性店長さんで、そのせいか女性客も結構目立ちます。
オーナーは、お昼間は酒屋さんの跡取りとして頑張られておられ、酒屋さんはわたしの生家からも近く、また青年会議所(神戸JC)の後輩ということもあり、たまの顔出しでも気兼ねなく呑めるのがありがたいです。
オーナーの好みで、置かれている瓶ビールは「サッポロ赤星」です。
肴としては、「チーズとサラミの盛り合わせ」(250円)・「鶏の塩ハラミ炒め」(420円)・「平目の刺身」(420円)・「のどぐろひらき」(330円)の四種で楽しんできました。
「のどぐろ」は、注文しますと切れていたようで諦めかけていたのですが、帰り間際にオーナーが届けに来られ、また瓶ビールの栓を抜くことになってしまいました。
昨年12月に、新メニューとして登場していた「焼鳥つくね丼(並)」(390円)です。
「焼味豚丼:十勝仕立て」 や 「牛焼肉丼」 等を食べてきていますが、どちら甘いタレ仕様で、わたし的には馴染みませんでした。
宣伝用の出来上がり写真では、この新メニューもあきらかに「タレ味」の雰囲気でしたので、敬遠しておりました。
年明けの新聞広告で、全国で「300万食」の売り上げだと知り、B級グルメ派を謳う以上食べておかなければと考えなおし、いざ出陣です。
「つくね」は写真左下のひとつだけで、あとはすこし大ぶりの「鶏もも肉」が盛られています。
炭火で焼き上げたとありましたが、もう少し「良く焼き」のほうが、鶏肉の旨みが増す感じでした。
タレにどうやら豆板醤が隠し味に使用されているようで、多少は甘みは押さえられていましたが、刻みショウガと七味のお世話は必要でした。
ご飯のサイズを選べるように、タレにも<甘め・辛め>が選べるシステムであればいいのになと感じます。
きれいに横に広がりを見せてくれる、【ネオゲリア・ファイヤーボール】を見つけました。
パイナップル科ネオゲリア属の植物ですが、原種はブラジルだと思いますが、交雑育成種の園芸品種です。
着生種で、ロゼット状に出る葉の基部は短筒状で、葉色は緑色地に黄白色の縁取りが不規則に入っています。
開花時期が近づいてきますと、中心部の葉が写真のように赤紅色に染まってきます。
花は薄紫色をしていますが、葉の筒状の真ん中に埋没した形で咲きますので、外部からは目立ちません。
<ストロン>と呼ばれる「匍匐枝」を親株を中心に茎の基部から多数伸ばし、先端に新しい個体を作り、また芽を出します。
身近なところでは、「ユキノシタ」などが<ストロン>の特徴がよく現われているようです。
大正初年に建てられた古い洋館を購入した主が、天井裏にある木箱を開けますと、江戸時代に書かれた小間物屋の女房<葛>の日記を、以前の主が現代訳したもを発見します。
それが、この『浮世女房洒落日記』です。
江戸時代の庶民の生活や風習を、一月(睦月)から十二月(師走)の一年を通して描かれており、主人の<辰三>や奉公人も<清さん>、おなじ長屋の住人たちとの喜怒哀楽が、落語調の洒脱な文体で書かれています。
植物好きとしては、当時は、花見や夏の朝顔、菊見や紅葉狩りなど四季の移り変わりを楽しむ生活が自然と密着しているのを、羨ましく感じました。
「サンシキスミレ」のことを「遊蝶花」、<(鏡を)木賊(トクサ) で丹念に磨いてゆく>、<椋の木の皮を煎じた汁で髪をすすいだら>、<(髪を)胡桃油をつけて結い直す>、<重陽の節句。菊酒を飲む>等、いまでは忘れ去られたエコな生活が心に残ります。
普段使用しなくなった当時の言葉などがふんだんに取り入れられていますので、時代小説好きとしても、これは一読の価値十分の一冊でした。
建築の設計を生業としていることもありますが、初めての飲食店などでお手洗いに出向くときには、カメラを携行するようにしています。
意匠的な関心もありますが、割と店主の意向が反映されている場合が多く、面白い発見が多々ある場所です。
広めの空間ですと、観葉植物などを置かれたりしていますが、今回は各種展覧会の入場券を額縁の中に無造作に並べられ、ひとつのオブジェとして飾られていました。
無造作に引き出しになどにしまい込む人、整理されている人、それぞれおられることだと思いますが、店主の趣味が垣間見れた気分で、好きな画家など、これから絵画の話題で楽しめそうです。
札幌の「味噌」、函館の「塩」、そして旭川では「味噌」というのが、ご当地ラーメンの定番味です。
以前にも、藤原製麺の 「しょうゆ味ラーメン」 を食べています。
旭川ラーメンの特徴である<Wスープ>で、「チキンエキス」と「魚介エキス」が使用されており、スープが冷めないようにお決まりの「ラード」もスープの上で輝いていました。
麺は極細麺ですが、加水率が低い乾燥麺ですので、茹で時間は4分半と長めです。
液体スープを割る湯の分量は、<お好みにより調整してください>でしたので悩みました。
やや濃いめに作り、味わってからの微調整です。
麺もスープによく絡み、醤油の濃い味わいですが、ー30度のシバレた環境ではこれくらいの味わいがいいのかもしれません。
パッケージには、「山頭火」や「青葉」・「一蔵」・「Saijo」・「いってつ庵」等、ラーメン店の看板が見て取れますが、人気店だからか、藤原製麺の麺が使用されているからかなと、眺めておりました。
お昼にインスタントラーメンを食べようかなと、具材を色々と物色していましたら、味付海苔のラベルに目が止まりました。
<こどものための 「醤油を使わない味付のり」>とのコピーでした。
醤油を使わず、鰹節と昆布の旨みを基本に、「うす塩味・甘味に味付け」に仕上げられています。
また、「兵庫県産一番摘みのり使用」・「アレルギー特定原材料25品目不使用」・「化学調味料・保存食など無添加」と、自然素材に近い製品のようです。
インスタントラーメンの味の邪魔にはならないようで、ぜひ試してみるつもりです。
子供にとって体にいいモノは、大人にとってもいいと思うのですが、すべての海苔製品がそうなっていないのは、どうしてかなと気になります。
以前某喫茶店のテーブルの上に、飾られていた <ユリ>の【愛子さま】 を紹介しました。
前回のときには、<シンビジューム>にも【愛子さま】があり、<バラ>には、「プリンセスアイアコ」があることを書いていますが、運良く<シンビジューム>の【愛子さま】と遭遇いたしました。
2001年12月1日にご生誕された敬宮愛子内親王に伴い、育成された品種です。
やさしい薄桃色のふくよかな色合いをしており、愛くるしい花姿です。
<リップ(唇弁)>に入る斑点模様も控えめで、それとなく気品が感じられます。
なんとか<バラ>の「プリンセスアイコ」を見つけて、三種類の揃い踏みを完成させたいと考えています。
今日明日と、大学入試のセンター試験が実施されています。
わたしのときは大学入試試験は一発勝負で、このようなシステムはありませんでした。
二段階の試験をこなさなければいけない受験生にとっては、大変なことだと思います。
ワラをもすがる受験生に対して、地元山陽電車などでは 「オクトパス」 などの語呂合わせで乗車カードを販売していましたが、インスタントラーメン業界も商魂たくましいようです。
<マルちゃん>では「俺の塩で俺が勝つ!」(焼そば)や「麺作りで点づくり」といったラーメンがあり、<サッポロ一番>では「花咲」、<エースコック>では「カレーうどん 大吉」などがありました。
今宵は、「ガンバレ!受験生}と書かれた元祖鶏ガラの【チキンラーメン】(138円)です。
シンプルな袋麺として、お湯で3分間はお馴染みですが、タテ型のカップ麺として、<味付肉そぼろ・フライドガーリック・味付卵・レッドペッパー・ねぎ>と、具だくさんのかやくで楽しめました。
少し濃いめの醤油味ですが、ガーリックの風味も楽しめて、元気が出てくる味付でした。
一般的には「肉じゃが」の表記ですが、関西で「肉」といえば「牛」に決まっていますので、「豚じゃが」と正しく書いていないとクレームが出てしまいます。
本日の肴は、「豚じゃが」(300円)です。
一般的な家庭料理だと思われていますが、横須賀基地の名物である「カレーライス」と同様に、旧海軍の食事として普及しました。
材料が、「カレーライス」と同じ<牛肉・玉ねぎ・じゃがいも・人参>等であることが海軍食として都合がよく、定着したようです。
東郷平八郎が司令長官として赴任した京都府舞鶴市は、1995(平成7)年10月に、「肉じゃが発祥の地」を宣言していますが、広島県呉市も対抗宣言を行っています。
「おふくろの味」の代名詞のようにいわれていますが、戦後の空白時代を経て、1960年代ごろから家庭に出始め、普及したのは1970年代とされ、歴史がある家庭料理ではありません。
「カレーライス」と「肉じゃが」は、旧海軍の双壁ですが、「竜田揚げ」や青森県むつ市の「大湊コロッケ」等、海軍の寄港地から普及した料理が多いことに驚かされます。
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