ファルコン植物記(640)匍匐して広がる【ネオゲリア・ファイヤーボール】
1月
21日
パイナップル科ネオゲリア属の植物ですが、原種はブラジルだと思いますが、交雑育成種の園芸品種です。
着生種で、ロゼット状に出る葉の基部は短筒状で、葉色は緑色地に黄白色の縁取りが不規則に入っています。
開花時期が近づいてきますと、中心部の葉が写真のように赤紅色に染まってきます。
花は薄紫色をしていますが、葉の筒状の真ん中に埋没した形で咲きますので、外部からは目立ちません。
<ストロン>と呼ばれる「匍匐枝」を親株を中心に茎の基部から多数伸ばし、先端に新しい個体を作り、また芽を出します。
身近なところでは、「ユキノシタ」などが<ストロン>の特徴がよく現われているようです。