いつもより遅めの顔出しでしたので、先客の方がおられ、大将とは挨拶程度にして、「お昼の定食」(600円)が出てくるのを待ちました。
お店の入り口横に、プランターが2個並べられて、お花が植えられていました。
大将に「お花、いいですね」と言えば、「お客さんが持ってきてくれたんです」と笑っておられました。
本日も彩どりいいおかずが並んでおり、<チキンカツ・舌ヒラメの煮付け(豆腐入り)・出汁巻き・平てん・生ハム・塩鯖・筑前煮・マカロニサラダ>でした。
食事を済まされた先客の方は民商(民主商工会)の方らしく、「どこの個人商店も、赤字で厳しい」とぼやかれていましたと、大将からお聞きしましたが、「分かりますわぁ~」と、我が身と重ね合わせながら食べておりました。
食草である笹の葉の上に、【ヒナバッタ(雛飛蝗)】が日光浴をしていました。
写真はメスですが、体長30ミリ弱しかなく、オスは20ミリ前後と、名称通り小さなバッタです。
近付きますとすぐに感知し、敏感かつ敏捷に飛び跳ねて陽そうしてしまい、草むらの中に身を隠してしまいます。
瓦の土手や山地の草原など、灌木や藪に近接した場所を好んで生息している感じで、日光浴がすきなのかお昼間に葉の上などでじっとしている感じで佇んでいます。
体色は褐色を基本としており、濃い色の斑紋がありますが個体差があり、昨年とは違った模様の【ヒナバッタ】でした。
対生の葉姿は、同じツユクサ科の 「トラディスカンチア」 に似ている【カリシア】です。
中南米を原産地として十数種類ほどの原種が確認されており、常緑半立性もしくは匍匐性の多年草です。
葉は小さく多肉質で株全体が球形にまとまり、姿が崩れにくい性質です。
花期は9~10月頃に白色の小さな花を咲かせますが、「葉」を鑑賞する観葉植物ですので、花の価値はほとんどありません。
なぜか冷蔵庫の中には、一度に使い切ることを考えないのか、中途半端な量の鶏肉や牛肉が良く残っています。
野菜などの半端物が溜まりますと、「スープ」などで使い切るようにしています。
そんなんわけで、少量の材料ですが小鉢の一品として調理しました。
一品目は、鶏肉と玉ねぎを使い、親子丼の具だけです。
ニ品目は、ジャガイモを茹でて、辛子明太子とパセリのみじん切りを入れ、塩胡椒で味付けです。
三品目は、牛肉と茄子の煮びたしにしました。
四品目は、長芋をすり、出汁で茹でたオクラを合わせています。
少しずつの調理ですが、雪平鍋で手軽にできますので、ちょいと一杯呑むにはお手軽です。
先程紹介しました 「春から夏でしょ」 のひとつぼワークショップを指導された画家<遠山敦>さんの作品展が、7月7日ま(日)まで同時に開催されています。
キャンパスに絵の具を幾重にも塗り重ね、その表面を引っ掻いてモチーフを浮かび上がらせる手法で描いたものや、木や段ボールなどに直接絵の具で描かれた作品が展示されていました。
飾り気のない線の構成と鮮やかな色使いで、鳥や馬、ドンキホーテを連想させるモチーフが力強く、また温かみを感じます。
どの作品も12号程度の大きさの小品ですが、観る者に大きな想像力を与えてくれる内容でした。
< クリックすると、大きくなります >
【神戸アートビレッジセンター】では、シーリーズとして「KAVC倶楽部のひとつぼワークショップ」が行われており、作家や指導者を招いての企画が開催されています。
今回は、画家の<遠山敦>さんを招き、6月30日(日)に【神戸アートビレッジセンター】1階の大きな窓ガラス3枚を使い、大人から子供たち29名が参加して、絵具で絵を描いています。
2時間半の作品ですが、参加者が考えた作品名は「春から夏でしょ」です。
魚や怪獣、雲やお月さん等、バラエティーに富んだ図柄埋め尽くされており、楽しんで描かれていたことが想像できます。
7月7日(日)まで展示されており、またガラス窓ですので、道路側からも眺められます。
肉質が良く脂身がさらりとして甘みがあることで知られている「イベリコ豚」で、ドングリを餌とする飼育でオレイン酸を多く含むことでも有名です。
以前までは、スペインで豚コレラの影響で輸入禁止でしたが、2004年から輸入解禁になり、ここ数年名称をよく見るようになりました。
その「イベリコ豚」を使用している、トマトソースがベースの【イベリコ豚の完熟トマトソース】です。
残念ながらわたしの舌では、商品のコピーである<肉の旨みと脂の芳醇な甘み>を、感じ取ることはできませんでした。
「イベリコ豚」だけを食べましたが、堅い肉質で旨みはありません。
完熟トマトの酸味と、白ワインの風味、ハーブ系(バジル・オレガノ?)の味が前面に出ており、またオリーブオイルの味が強めでした。
< クリックすると、大きくなります >
体長15ミリ前後と「カメムシ」の中では大きく、重量感を感じさせるカメムシ目(半翅目)ノコギリカメムシ科の【ノコギリカメムシ(鋸亀虫)】が、なんとわたしの左手にとまりました。
体色は黒褐色で、腹部には赤銅色の光沢を持ち、頭部はシャベル状に突き出し、頭頂部はへこんでいます。
触角は4節で先端1節が橙色をしており、前胸背前縁と縁線に、尖った三角形の突起がでています。
名称の由来は、腹部側縁が鋸歯状にギザギザしているところから名づけられました。
成虫は保護色らしい体色で、朽ち木の樹皮の下や枯葉の下などで越冬します。
【スピランテス・オレラケア】は、管状花だけからなる卵形のかわいらしい花を咲かせます。
写真のように黄色と褐色のコントラストがきれいな「オランダセンニチ」と、全体が黄色一色の「キバナオランダセンニチ」の2種類がよく知られています。
キク科スピランテス属の一年草で、難しい学名よりは「タマゴボール」・「エッグボール」・「ハトウガラシ」等の別名で流通しています。
「キバナオランダセンニチ」は「オランダセンニチ」の変種と言われ、どちらの花や葉にも山椒に似た舌を痺れさすような辛味があり、スパイスとして使われていますが、「キバナセンニチ」の方が風味や辛味は強いです。
日本には江戸時代末期の1842(天保13)年に渡来していますが、ここ数年人気が出てきている品種のようで、花壇などで見かけるようになりました。
江戸の妖(あやかし)達が活躍する<しゃばけ>シリーズで人気のある、著者の初めてのエッセイ集(2009年12月刊行)の文庫版です。
<田辺聖子>さんのように大笑いするエッセイではありませんが、<曾野綾子>さんのように考えさせられるエッセイでもなく、気軽に著者の横顔が垣間見れるないようでした。
『アコギなのか リッパなのか』 という破天荒な<佐倉聖>を主人公にした現代小説もありますが、やはり江戸を舞台とした<しゃばけ>シリーズや、 <まんまこと>シリーズ がお似合いだと感じました。
・・・いかに読み手が夢中になれる時間を提供出来るのか、いかに心に響くものを書いていけるか、難しいと思い、また、軽々と越えている作品を見ると、頭でっかちに悩みすぎるだけでもいけない気がする・・・という創作の苦労を含め、著者の素顔に触れることができる一冊でした。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ