絞り模様の【オシロイバナ】を、毎年楽しみに探しています。
神戸としては例年、梅雨明け前後の7月なかば以降に咲きだす【オシロイバナ】ですが、早くも満開の株を見つけました。
嬉しいことに、楽しみで集めています絞り模様が見つけられ、早速記録です。
この株は、赤紅色の斑点がよく目立つ花が多い株でした。
毎年採集しています場所ではなく、新しい場所の【オシロイバナ】ですので、また散歩の楽しめる場所が増えました。
今年最初のこの9種類を含めて、絞り模様も合計(142種)になりました。
午前中の野暮用が早く済み、お昼前に【双海食堂】の扉を開けたのですが、早くもカウンターの上には先客さんたちの食器類が置かれ、お勘定の小銭が積み上げられていました。
なにか違うメニューをと考えていたのですが、セルフで水を入れながら大将におもわず大好きな 「チキンカツ定食」 (400円)と言ってしまいました。
あちらこちらで「チキンカツ定食」を食べていますが、【双海食堂】さんでは久しぶりになります。
順次入られた他のお客さん二人、どちらも 「出し巻き定食」 (450円)に「海老フライ」を追加という裏メニューでしたので、常連さんだと分かります。
いつもながらこれで(400円)は申し訳ないなと感じながら、おいしく頂き、食べ終わったお皿類をカウンターに下げて<ごちそうさま>をしてきました。
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コンクリートの壁にいましたが、保護色のような体色ですので、分かりづらい状況でした。
チョウ目(鱗翅目)ドクガ科の【カシワマイマイ】の幼虫です。
体長60ミリほどありますが、何と言っても頭部(左側)の両側と尾端に長い毛束が飛びだした形状が特徴的です。
頭部は茶褐色で前面には太い「ハ」の字状の黒褐色紋が入り、また背中にはコブが2列に並んでいます。
「マイマイガ」 の幼虫もそうですが、ドクガ科の幼虫は腹部第6・7各節背面中央に小突起(背腺)があります。
幼虫は5月頃に孵化、名称通り7月頃までカシワをはじめクヌギ・コナラ・クリ・サクラ等を食草として、8月頃に蛹になります。
今年は「蛾」の幼虫の当たり年のようでよく見かけ、呑み仲間の植木の職人さんも、「今年は毛虫が多い」とぼやかれていましたので、よからぬ異変の前触れでなければいいと按じています。
名称通り、本来は海岸の崖や砂地に生育している【ハマナデシコ(浜撫子)】は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、日本・中国が原産地です。
茎は株状になり、下部は木質化して堅くなり、高さは50センチ程度です。
花期は6月頃からと「ナデシコ」の仲間としては遅く、別名「ナツナデシコ(夏撫子)」と呼ばれる所以です。
江戸時代から品種改良が進み、花色も赤紅色、白色等があり、花径15ミリ程度の5弁花を、茎の頂上に集散花序で密に咲かせます。
写真でも見えていますが、<蕚筒>は長さ15~20ミリと長めでよく目立ちますので、見分ける時のひとつの判断基準となる部分です。
京都の祇園祭、大阪の天神祭と、大きな祭りが7月に行われますが、関西の夏祭りの食材の代表格が「鱧」だと思います。
この時期、関西の居酒屋さんでは「鱧の湯引き」が出始め、梅肉か酢味噌でいただきます。
「湯引きは」生きた「鱧」でないと、熱湯に入れたときにきれいに白身が反り返りません。
長く堅い小骨が多い肴で、食べるには「骨切り」という下処理が必要です。
「一寸につき26筋」の包丁目を、ジャキジャキと皮を切ることなく「骨切り」をする音は、気持ちのいいリズム感があります。
【鈴ぎん:福寿】でも、「鱧の湯引き」(380円)が出ていますが、今宵は「鱧の天ぷら」(300円)がありました。
天つゆか塩かですが、我がままを言って両方とも出してもらい、美味しくいただいてきました。
中心に丸い穴が開いており、断面が樹木の年輪のように同心円で模様が入る、焼菓子が「バウムクーヘン」です。
神戸の洋菓子メーカーとして<ユーハイム>がありますが、「バウムクーヘン」=<ユーハイム>の図式しか、神戸っ子としては思い付きません。
日本で最初に「バウムクーヘン」を作ったのが、<ユーハイム>の創立者<カール・ユーハイム>で、1919(大正8)年3月4日でした。
この日を記念して、3月4日は「バウムクーヘンの日」として制定されています。
また<カール・ユーハイム>は、「マロングラッセ」も日本で初めて作っています。
いただいたのは、<エースベーカリー>の【ばうむくーへん】と平仮名表記の製品でした。
一口サイズの小さな大きさで、丸い穴がないとあえてこの形状にしなくてもと考えてしまいます。
本日は梅雨らしく、未明から雨が降り続く神戸でしたが、この時間にはやんでいます。
薄暗い梅雨空に対抗するかのように、明るい色合いの花で構成された<佐々木房甫>先生の今回の作品です。
葉を落とした(多分)枝だけの黄色の花を軸に、紫・赤橙・緑・白という花色の取り合わせでした。
マリモのような緑色の花は 「テマリソウ」 だとおもいますが、いつも新しい植物を多用される先生です。<生け花>特有の枝ものもあるようで、使われている素材を同定するのは難しい作業です。
お天気がどんよりしていた故、展示されているショーケースのガラスの反射もなく、助かりました。
<大人向けパスタ>シリーズの【仔牛ときのこのボロネーゼ】です。
「ボロネーゼ」と聞けば高級感ある語感ですが、「ミートソース」という方が馴染みがあります。
挽き肉としては、仔牛肉が80%、豚肉が20%の割合でした。
きのことしては、<ブナシメジとエリンギ>が入っており、<ブナシメジ>の姿は分かりましたが、<エリンギ>は分かりませんでした。
<炒めたまねぎ>や<にんじん・セロリ>の煮詰めた濃厚な粘り気のあるパスタソースで、わたし好みです。
わりと粗挽きの肉の食感と、きのこの風味が楽しめるパスタソースでした。
体長5ミリ程度でしょうか、淡い黄色の翅を持つ小さな【ハンノヒメヨコバイ】です。
カメムシ目ヨコバイ科ヒメヨコバイ亜科の昆虫で、「ヨコバイ(横這)」はセミ類に近い一群で、セミを微小にした姿をしています。
全世界に約20、000種、日本でも約550種が確認されています。
和名の「横這」は、横にずれながら移動する動作から名づけられていま
この種に限らず、昆虫名に「ハンノアオカミキリ」や「ハンノヒメコガネ」と「ハンノ」の名が付いていますが、「ハンノキ」などに関係するのか別の意味があるのかが分かりません。
多肉質の棒状の枝形状で、葉がなく枝だけが茂っているように見える形は、奇抜です。
枝分れした部分に長楕円形の小さな葉を付けますが、すぐに落ちてしまう早落性として、枝しか残りません。
トウダイグサ科ユーフォルビア属の植物で、属には全世界に2000種が分布しています。
この【ミルクブシュシュ】は、熱帯アフリカ原産として、枝の形状から日本では「ミドリサンゴ(緑珊瑚)」や「アオサンゴ(青珊瑚)」と呼ばれています。
本来は6~7メートルにも成長する植物であることと、枝を傷つけますと白いミルク状の樹液を出すのが名称の由来で、この樹液には有毒の「ホルボールエステル」が含まれていますので、皮膚などにつきますとかぶれます。
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