上下巻合わせて1318ページという分量の、読み応えのある長編小説でした。
香港の中国返還目前の1997年から、中国本土からアメリカへと運び出されるヘロインの流通ルートが何者かによって閉ざされてしまいます。
新規ルートの開拓に、シチリアマフィアの代理人<パラッツォ>がロシアに出向いたとの情報で、連邦司法省麻薬取締局(DEA)の捜査官<ベリコフ>はロシアに飛びます。
日本では麻薬取締官<三崎>が、新宿の中国人組織に潜入捜査中に仲間を射殺され、運良く昔の縁で助かります。自らも表向きは死んだことにして日本最大暴力団<坂本組>との接触を続け、世界の麻薬市場を一人締めしようとする<ホワイトタイガー>なる人物の捜査に乗り出してゆきます。
ロシア・日本・中国・マカオ・台湾・ミャンマー等の裏社会の現状や、麻薬にまつわる話題も豊富で、また元CIAの工作員<タイニー>や、<ホワイトタイガー>の右腕としての不詳の女性<アニタ>などの脇役も多彩で、かなりの長編でしたが、最後まで結末が予測できずに一気に読める長編でした。
今日の神戸の天気予報は曇りでしたが、時折小雨が降るどんよりとしたお天気でした。
「カタツムリ」のように殻を持たない「ナメクジ」は、太陽と乾燥が天敵です。
日没から明け方にかけてが活動時間で、昼間は石の下や湿った枯葉の中でじっとしています。
雨の陽気に誘われたのか、【チャコウラナメクジ(茶甲羅蛞蝓)】がお散歩していました。
ヨーロッパ原産種ですが、第二次世界大戦後に侵入してきた外来種です。
いまや日本にもともといた灰色の「ナメクジ」を追い払い、一般的な「ナメクジ」として<日本の侵略的外来種ワースト100>に選定されています。
和名通り5~6センチある体長全面は茶褐色で、体の前方背面が甲羅状になり、体表には褐色の筋が入っています。
「カタツムリ」と同様に「ナメクジ」は、寄生虫(広東住血線虫)の中間宿主にあたり、素手で触らないことが肝要です。
展示会初日に覗いてみる予定でしたが、呑み仲間と遭遇してしまい、 立ち呑み処「大勝」 に沈没してしまい、改めて【神戸アートビレッジセンター】に足を向けました。
各種流派(?)の書道展は市内のギャラリーでもよく開催されていますが、氏名の前に「・・回生」と書かれているのは、大学生の展覧会ならではの表現かなと眺めておりました。
全体に分かりやすい字体の作品が多く、肩を張ることなく鑑賞できました。
書道部の人たちも、リクルートスーツで身を固め一目で主催者側だと分かる服装には、感心しました。
ただ友人・知人の来客が多いのか、会場が同窓会場の雰囲気で声高の会話が飛び交っていたのは見学者に対して失礼で、感心できませんでした。
冷麺に使おうと購入していた<焼き豚>ですが、手早く簡単に食べようと【焼き豚丼】にしました。
2回目の登場になりますが、 前回 は<レタス>だけでしたが、今回は胡瓜をサイコロ切りにして混ぜ合わせています。
写真映りを考えて、焼き豚のタレだけをかけていますが、食べるときには<ウスターソース+マヨネーズ>を混ぜ合わせたタレをかけていただきます。
正にB級グルメらしい調理と景色ですが、おいしいお昼ご飯になりました。
昆虫好きの方なら、「エダシャク」との名称で、幼虫は「尺取り虫」だとすぐに分かると思います。
幼虫は、バラ科を食草として「ノイバラ」などに枝と擬態した細長い体形で、バラと同じような焦げ茶色のトゲ状の突起を背中に持っています。
チョウ目シャクガ科エダシャク亜科の「蛾」として、本州から九州に分布しており、梅雨時期の6~7月頃に出現してきます。
開張は20ミリ程度の小さな「蛾」としてきれいな黄色の翅をしており、茶(赤)褐色の横線が一本入り、前翅の三分の一程度の外縁も茶(赤)褐色です。
風を受けてタイルの壁に踏ん張っていましたので、運良く翅を閉じた姿で、翅裏と腹部が撮影できました。
梅雨時の風物詩として広く慕われています【アジサイ】は、神戸市の市花ですので、この時期あちらこちらで目にする機会が多い花です。
神戸市立六甲森林植物園を中心として、多数の種類で目を楽しませてくれます。
市内にある神戸文化ホールの壁にも、【アジサイ】のタイル画があり、また歩道などの 「ベンチ」 の背もたれなどにも花が図案化されています。
日本原産種として見慣れた「ガクアジサイ」の花姿ですが、ふと「葉」を見て足が止まりました。
葉の縁がギザギザの鋸葉が多い中、斑入りの葉模様です。
園芸品種だと思うのですが、青々として葉の色ではないだけに、また違った趣がする【アジサイ】の姿です。
<東野圭吾>原作、<福山雅治>が天才物理学者「湯川学」を演じる人気シリーズの劇場版第2作『真夏の方程式』が、2013年6月29日より全国で公開されます。
子ども嫌いで有名な「湯川」(福山雅治)が、10歳の少年「恭平」(山崎光)と海辺の町で夏を過ごすことになり、事件に巻き込まれていく姿を描きます。手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦で海底資源の開発計画が持ち上がり、その説明会に招かれた「湯川」は、宿泊先の旅館「緑岩荘」でひとりの少年「恭平」と出会います。
やがて旅館の近くで男性の変死体が発見され、遺体の身元が「緑岩荘」に宿泊していた元捜査一課の刑事「塚原」(塩見三省)だということがわかります。地元警察は「塚原」の死を転落死として処理しようとしますが、現地入りした捜査一課の「岸谷美砂」(吉高由里子)は、「塚原」の死に不可解な点があることに気づき、「湯川」に事件解決への協力を依頼します。
<吉高由里子>、<北村一輝>らシリーズのレギュラー陣に加え、<杏>、<風吹ジュン>、<前田吟>らが共演。
監督は、前作 『容疑者Xの献身』 (2008年)と同じく<西谷弘>が務めています。
今宵のおすすめメニューは、「ハムカツ」(180円)でした。
「豚カツ」・「牛カツ」・「チキンカツ」と、「カツ」料理名は思い付きますが、「ハムカツ」も根強い人気で忘れてはいけないようです。
同じように魚介類ではパン粉を付けて油で揚げたものは、「フライ」と呼び、「カキフライ」・「エビフライ」・「白身魚のフライ」等、魚介類では呼び名が違うというのが、いまだに疑問で解決できていません。
分厚い<ソーセージ>を使用した「ハムカツ」かなと期待したのですが、(180円)の値段としては、薄い<ハム>でした。
<ハム>の味よりも、厚い衣の味を噛みしめながら、瓶ビールを呑んでおりました。
立ち呑み「鈴ぎん:福寿」さん、夏場のメニューとして「長いも短冊カリカリ梅添え」(200円)のメニューがあります。
お手頃価格と、あっさりとした<長いも>と【カリカリ梅】の組み合わせですので、暑い時期として人気がある肴です。
【カリカリ梅】は青梅の段階で収穫し、カルシウムを使用することで果肉に含まれているペクチンの働きを抑え、「カリカリ」とした食感を残すように浸けこまれた梅で、天日干しをする梅干とは全く違う種類です。
今宵も短冊切りの<長いも>が先になくなり、残った【カリカリ梅】をおすそ分けとしていただき、しば漬けに似たさっぱりとした味わいで、ビールのお伴です。
お花好きの方のお家が近くにありますと、花の撮影には随分と助かります。
また花がありますと「蝶」が寄り付きますので、二重の楽しみで観察ができます。
ご近所にいつも大きな植木鉢を玄関に飾られているお家があるのですが、開花時期でないときには、「普段はどこに置かれているんだろう?」と気になります。
先だっては、 「クンシラン」 を撮影させていただきましたが、今回も大きな 「カシワバアジサイ」 と 「ゴクラクチョウカ」 が並んで置かれていました。 右側には「ユリ」と「ギボウシ」の鉢があり、 「シコンノボタン」 もこのお家でお世話になりました。
失礼ながら、前庭の広さもこれらの鉢を置く広さではなく、裏庭もありません。
部屋を温室替わりに使われているとしか考えられないのですが、いつも気になりながら花を拝見しています。
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