「妹象」の後方には、近くのリバティー島にある高さ約93メートルの本物の自由の女神像が設置されています。
米国の独立100年を記念し、フランスから贈られたニューヨークの「自由の女神像」の小型版レプリカである「妹像」がフランスからニューヨーク湾のエリス島に到着し、1日、除幕式が行われています。「妹像」の後方には、近くのリバティー島にある高さ約93メートルの本物の自由の女神像を見ることができます。
「妹像」は高さ約2.8メートルで、米仏親善のため、フランスの博物館から米国に10年間貸し出されます。
7月4日の米独立記念日に合わせてエリス島で6日まで公開。その後は首都ワシントンの仏大使公邸に移され、14日の仏革命記念日に合わせる形で展示される予定です。
<アンドリュー・レヴィタス>が監督、デヴィッド・ケスラーが脚本を担当、<ジョニー・デップ>主演作『原題:Minamata』が『MINAMATAーミナマター』の邦題で、2021年9月23日よりの公開が決定しています。
『MINAMATAーミナマター』は、<ウィリアム・ユージン・スミス>(1918年12月30日 ~1978年10月15日)と<アイリーン・美緒子・スミス>が、1975年に発表し、水俣病の存在を世界に知らしめた写真集『MINAMATA』をもとにしています。
心に傷を抱えた「ユージン」が妻「アイリーン」とともに水俣で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を写真に収めていくさまが描かれています。
<ジョニー・デップ>が「ユージン」に扮しているほか<真田広之>、<國村隼>、<美波>、<加瀬亮>、<浅野忠信>、<岩瀬晶子>、<ビル・ナイ>らが出演しています。
映画『シー・イズ・オーシャン』が、2021年9月17日より全国で順次公開されます。
本作は海を深く愛する女性たちにスポットを当てたドキュメンタリー映画です。年齢、職業、国籍が異なり、さまざまなバックグラウンドを持つ9人と海の関係を映し出していきます。
監督は、ドイツ・ドレスデン生まれの<インナ・ブロヒナ>(42)が務めています。2012年、初の長編映画『オン・ザ・ウェーブ』を監督。レジェンド・サーファー、<ケリー・スレーター>が出演したこの作品は、ロシアではじめての長編サーフィンドキュメンタリーとなりました。
出演にはプロサーファーになりたい14歳の<チンタ・ハンセル>、若手プロサーファーの<ココ・ホー>、サメ保護活動家・フリーダイバーの<オーシャン・ラムジー>、ハイダイバーの<アンナ・バーダー>が名を連ねています。
ビッグウェーバーで救命救急士の顔も持つ<アンドレア・モーラー>、プロサーファーの<ケアラ・ケネリー>、フリーダイバーでありバレエダンサーの<ローズ・モリーナ>、伝説のサーファーである<トッド・チェッサー>の母<ジニー・チェッサー>、海洋生物学者・探検家で米国初の女性主任科学者<シルビア・アール>も参加しています。
阪神は2日、<中谷将大>外野手(28)とソフトバンク<二保旭>投手(31)の交換トレードが合意に達したことを発表しています。
<中谷将大>は、2017年に133試合出場で自己最多20本塁打を放った一方で、<近本光司>や<佐藤輝明>らの活躍もあって、2011年目の今季は1軍出場ができていません。それでもまだ28歳と若く、出番にさえ恵まれれば力を発揮できる能力は備えている選手です。
かたや<二保旭>は今季13年目で1軍2度の先発で未勝利ながら、ウエスタン・リーグでは11試合4勝1敗、防御率2・57。昨季は初めて開幕ローテーション入りを果たすなど、先発として一定の実績を持つ上、2015年には44試合、2018年には35試合に登板するなど中継ぎでの経験も豊富で、柔軟な起用が見込めます。
チームは守護神<スアレス>がリーグトップの23セーブを誇り、セットアッパーの<岩崎優>もリーグ2位の21ホールドをマークしていますが、安定感のある8、9回のリリーフ陣とは対照的に「7回の切り札」が、<岩貞祐太>、<馬場皐輔>、<及川雅貴>、などが頑張っていますが固まっておらず、来週6日から控える今季初の9連戦前に、戦力整備に先手を打った感じで、両選手の出場機会を求める思惑が、両球団で一致してのトレードのようです。
ゲイのアマチュア水球チームの奮闘を、実在するチームをモデルに描いた2019年フランス製作の『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』が、2021年7月9日より公開されます。
元オリンピック銀メダリストの水泳選手「マチアス」(ニコラ・ゴブ)は、同性愛者に対する心ない発言への罰として、ゲイのアマチュア水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチに就任します。
「マチアス」に課された使命は、弱小チームの彼らを3カ月後に開催されます世界最大のLBGTQ+五輪「ゲイゲームズ」に出場させることでした。パーティ好きで勝ち負けにこだわらない個性的なメンバーたちをまとめあげるべく、悪戦苦闘する「マチアス」でした。
モデルとなった水球チームのメンバーである<セドリック・ル・ギャロ>が脚本を手がけ、<セドリック・ル・ギャロ>と<マキシム・ゴバール>が監督を務めています。
2日の東京株式市場で日経平均株価株価は5営業日ぶりに反発し、前日比76円24銭(0.27%)高の2万8783円28銭で、取り引きを終えています。東証1部の値上がり銘柄数は1772、値下がりは346、変わらずは73と、値上がり銘柄の割合は(80%)を超えています。
前日の米株高で投資家心理が上向いたことに加え、最近の続落で押し目買いや売り方の買い戻しも入りやすかったようです。
外国為替市場での円安・ドル高進行が輸出関連株の支えになった一方、6月の米雇用統計の結果発表を日本時間今晩に控えて持ち高を積極的に傾ける動きは限られ、利益確定の売りが上値を抑え、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加傾向を受けた景気回復の遅れも懸念のままです。
エンゼルスの<大谷翔平>が1日(日本時間2日)、メジャー4年目で米オールスターに初選出されています。ファン投票の2次(最終)選考結果がスポーツ専門局ESPN内で発表され、ア・リーグDH(指名打者)部門で<大谷翔平>が得票1位を獲得、
13日(日本時間14日)にロッキーズの本拠地クアーズフィールド(コロラド州デンバー)で開催されるオールスターに先発出場することが決まりました。
<大谷翔平>は1次投票で断トツの196万1511票を集め、2位のレッドソックスの<J・D・マルティネス>(33)、3位のアストロズの<ヨルダン・アルバレス>(24)とともに最終候補3人に選抜されています。6月29日の2次投票途中経過でも63%の票を集め、2位<ヨルダン・アルバレス>の(20%)、3位<J・D・マルティネス>の(17%)を大きく離していました。
<大谷翔平>はここまでリーグトップの28本塁打、同3位の63打点をマーク。日本人野手では<イチロー>外野手(マリナーズ)の10回(ファン投票9回)、<松井秀喜>外野手(ヤンキース)の2回(ファン投票1回)、<福留孝介>外野手(カブス)の1回(ファン投票1回)に続く4人目の選出となっています。
日本人野手としてのオールスター出場は、2010年の<イチロー>以来の出場となり、また、オールスター前日の12日(同日本時間13日)に開催されます「ホームランダービー」への出場も表明しています。
日の出時刻<4:50>の朝6時の気温は「24.5℃」、最高気温は「28.5℃」予想の曇り空の神戸のお天気です。
本日のお弁当のおかずは、「さばのハンバーグ(おろしあん)・キャベツと人参の炒め」+「ミートスパゲッティ」+「厚揚げと鶏肉の中華旨煮」+「ごぼうサラダ」+「しそ昆布」で、(530キロカロリー)でした。
初めての「さばのハンバーグ(おろしあん)」は、確かに<さば>風味の味わいでしたが、<おろしあん>の味で、違和感なくいただけました。
本日、「NHK BSプレミアム」にて13:00(~15:26)より、1969年アメリカ製作の『原題:The Wild Bunch』が、邦題『ワイルドバンチ』として1969年8月16日より公開され、第42回アカデミー賞で作曲賞と脚本賞にノミネートされましたが、受賞には至らなかった作品の放映があります。
バイオレンス映画の巨匠<サム・ペキンパー>監督が、20世紀初頭のメキシコを舞台に滅びゆくアウトローたちの姿を描いた傑作西部劇です。
1913年、アメリカ・テキサスでの銀行強盗に失敗した「パイク」ら強盗団はメキシコに逃走します。旧友「ソーントン」ら賞金稼ぎに追われる中、メキシコ政府の「マパッチ」将軍の依頼で米軍用列車から武器を強奪する「パイク」たちでしたが、「マパッチ」の裏切りに遭い、仲間を人質に取られてしまいます。
スローモーションに細かいカットを挿入する<サム・ペキンパー>監督のアクション演出は後続に大きな影響を与えました。
出演は<ウィリアム・ホールデン>、<アーネスト・ボーグナイン>、<ロバート・ライアン>、<ウォーレン・オーツ>らが名を連ねています。
1日(日本時間2日)、敵地セーレンフィールドで行われました対ブルージェイズ3回戦にマリナーズ<菊池雄星>投手が、15試合目の登板として7回1失点と好投し、6勝目(3敗)を挙げています。
初回に2点の援護をもらいましたが、直後に1番<セミエン>にソロ本塁打を浴び1点差となりました。しかし、失点はこれだけでした。
2回以降は安定した投球を見せてスコアボードに「0」を並べ、7回を5安打6奪三振1失点1四球で乗り切っています。防御率は3・18としています。
山形県高畠町の「高畠ワイナリー」が生産した赤ワインが、1996年創設の英国の世界的な酒類コンテストの一つ「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」ワイン部門で、世界基準で高評価を得て、赤ワインとして国内初の金賞を受賞しています。
「2017高畠アルケイディアセレクトハーベスト」は、国内最高得点の96点を獲得しています。
世界90カ国以上から出品された4千以上の銘柄中、金賞は148銘柄で、うち日本産は3銘柄のみの「狭き門」です。他の二つは国産ブドウを使用した白ワインでした。
750ミリリットルで5500円。明日3日から販売されます。
日本国内では1日、新たに「1754人」の感染者の発表がありました。感染者の累計は、観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員の(712人)を含めて80万2202人となっています。
死者は、大阪府で6人、沖縄県で4人、京都府で2人、愛知県で2人、東京都で2人、神奈川県で2人、兵庫県で1人、北海道で1人、埼玉県で1人、熊本県で1人、福井県で1人、茨城県で1人、など計「24人」の報告があり、死者数の累計は1万4821人となりました。
兵庫県では、新たに「32人」の感染を確認したと発表しています。神戸市で取り下げが1件あり、県内の累計感染者数は4万0951人となっています。
また神戸市で「1人」の死亡が報告され、累計死者数は1308人になりました。
発表自治体別の新規感染者は、神戸市「14人」、姫路市「5人」、尼崎市「2人」、西宮市「3人」、県所管(36市町)分として「8人」でした。
1997年死去した英国の故<ダイアナ>元皇太子妃の銅像が、居住先だったロンドンのケンジントン宮殿の庭園に建てられ、妃の生誕60年に当たる1日、長男<ウィリアム>、次男<ヘンリー>両王子が参加し除幕式が開かれ手います。
両王子は、慈善事業に熱心だった妃の「人生と功績を象徴する」ものになれば、と希望を述べています。
像は両王子が「国内外に広がる母(妃)の影響を改めて認識する」として建立を提案、著名な英彫刻家<イアン・ランク・ブロードリー>氏が制作しています。
ブラウスにスカート姿の妃が、子供たちに囲まれて真っすぐ前を見て立つ様子を再現。妃の慈愛の精神を示したものとされています。
設置されたのは宮殿の敷地の一角にあり、妃の「お気に入りの場所」だったサンクンガーデンで、2日から一般にも公開されます。
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続伸し、前日比131ドル02セント(0.38%)高の3万4633ドル53セントで取引を終えています。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が連日で過去最高値を更新し、投資家心理が上向くなか、新たな四半期に入って新規の投資資金が流入するとの期待が広がりました。
1日発表の週間の新規失業保険申請件数は前週比で減少し、市場予想も下回りましたが、今後の米金融政策を予想するうえでは2日に6月の雇用統計、5月の貿易収支、5月の製造業受注などが発表される状況を見極めたいという流れでした。
原油先物相場が一時2年9カ月ぶりの高値を付け、石油のシェブロンが上昇がめだちましたが、朝方発表の四半期決算と同時に新型コロナウイルスのワクチン接種事業の減速見通しを示したドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが売られ、ダウ平均の重荷となっています。
1日18:00、観客数11906人の阪神甲子園球場で行われました対ヤクルト12回戦は、思わぬ守護神<スアレス>の乱調で阪神は「1-6」で逆転負けを喫しています。2位巨人が「10-4」で広島に勝っていますので、ゲーム差は「2」となっています。
阪神は最終回に痛恨の5失点。絶対的守護神の<スアレス>が崩れ、ヤクルトとの今カード対戦は1勝1敗1分けで、通算成績は阪神の8勝2敗2分けとなっています。
波乱の展開は「1-1」で迎えた9回でした。阪神は<スアレス>がマウンドへ。試合前まで防御率0・56と抜群の安定感を誇っていた右腕が、2死一塁から<オスナ>に安打、<川端>には四球で満塁。ここで代打<宮本>に左前へ2点適時打を打たれ、勝ち越しを許してしまい降板、後を受けた<馬場皐輔>が満塁として<中村>に2点適時打、<塩見>に中前適時打を許し、この回一挙5失点。投手戦が一転し、甲子園はため息に包まれました。<スアレス>はまさかの4失点で、防御率も1・65に下げています。
阪神打線は、6回<梅野隆太郎>が、先発<奥川>から久々の2号本塁打を左翼席に打ち込んで先制点を取りました。
投手陣は、先発<ガンケル>が7回100球4安打奪10三振1失点(自責点1)の好投でした。1点リードの7回先頭の<山田>に右翼ポール際へ21号同点ソロを浴びましたが、最少失点で押さえていましたが、打線の援護がありませんでした。
「金星」の大気に含まれる水分濃度を測定した結果、「金星」を厚く覆っている雲の主成分である硫酸の微粒子の中では、地球で確認できるような生命体は存在し得ないとする論文が、英科学誌『ネイチャー・アストロノミー』に掲載されています。
「金星」に生命体が存在する可能性をめぐっては、2020年の研究論文で、地球では生命体から発生するガス「ホスフィン(リン化水素)」の痕跡を「金星」の大気から検出したことが発表され、その期待が高まっていました。
英クイーンズ大学ベルファストが主導する研究チームは、2020年の研究論文に触発されてこの理論を違う角度から検証し、「金星」の大気中に生命体が存在し得るだけの水分が存在するのかを調べました。
同大学の微生物学者、<ジョン・ホールズワース>は、陸生真菌が相対湿度58.5%でも生存可能なことを2017年に発見しています。これは生命活動が確認された中で最も乾燥した環境と確認されています。
<ジョン・ホールズワース>氏の会見によりますと、地球上で最も乾燥に耐性がある微生物が金星でも活動し得ることを立証しようと試みたと話し、その上で、金星の大気に含まれるわずかな水分で活動できるような微生物が存在しないことを指摘しています。「金星」の大気中の水分は相対湿度(0.4%)に相当するそうです。
<ジョン・ホールズワース>氏は、(0.4%)という相対湿度は、地球で微生物の生存が確認された最低の相対湿度を大きく下回り、その差は100倍以上にもなると説明。「生命が活動するために必要な湿度とは、桁違いの差がある」としています。
研究チームは金星の水分濃度を計算するため、1970年代後半から1980年代前半にかけて米国と旧ソ連が金星に送った7機の探査機と1機の軌道周回機による既存の測定値を使用しました。
米航空宇宙局(NASA)の惑星科学者で、論文の共同執筆者の<クリス・マッケイ>氏は、結論の根拠としたデータが入手可能な範囲に限定された直接的な観測結果であることから研究結果は不完全であると指摘し、「このまま研究を続けても、結果が変わるとは考えにくい」と述べています。
2030年前後には、あと三つの金星探査計画が予定されており、<クリス・マッケイ>氏は、今回の研究で使用された測定値を確認できるはずだとしています。
さらに、数十億年前の「金星」に生命体が存在していたかどうかについては、探査の一つで解明される可能性があるとしています。
中国新疆ウイグル自治区での人権問題を巡り、フランス当局は、人道に対する罪の隠匿の疑いで、衣料品店「ユニクロ」のフランス法人を含む衣料・スポーツ靴大手の4社の捜査を始めています。
ニュースサイト、メディアパルトによりますと、中国の少数民族ウイグル族に対する強制労働など人権抑圧に関するフランス当局の捜査は初めてで、捜査は6月末に始まったようです。
フランスの人権擁護団体など3組織と自治区内のウイグル族収容施設の元収容者が4月に4社を告発し、工程に強制労働が含まれる製品で各社が利益を得ていると主張。取引企業が人権抑圧に関わっていないことを十分に確認したことが示されていないとしています。
告発は、ウイグル族を強制労働させた疑いがある中国の工場と、世界の有力企業80社超が取引していたとするオーストラリア戦略政策研究所の報告書を基にしているようです。
フランスの対テロ検察で人道に対する罪の事件を担当する部門が捜査。対象は「ユニクロ」のほか「ZARA」などのブランドを擁するスペインの「インディテックス」、米「スケッチャーズ」、フランスの「SMCP」となっています。
「ユニクロ」を展開する「ファーストリテイリング」は、取引先の縫製・紡績工場では強制労働がなく人権が守られていると確認した綿のみを使っていると説明しています。
米国で包括的な自由貿易協定を批准するのに不可欠とされる「大統領貿易促進権限(TPA)法」が1日、3年間延長されていた期限切れを迎えています。米政府が自由貿易協定(FTA)交渉を進めるために事実上不可欠な法律で、<バイデン>政権が貿易協定を今後まとめる場合は新たな(TPA)法を成立させる必要があります。
<バイデン>大統領は国内産業の競争力強化を優先し、新たな貿易協定交渉を当面行わない方針で、議会に更新を求めませんでした。米国の環太平洋連携協定(TPP)への復帰は見通せない状況です。
(TPA)は米議会が持つ通商交渉の権限を大統領に一任する仕組みで、政府が合意した貿易協定に対する議会の修正を封じます。1970年代から成立と失効を繰り返し、直近では<オバマ>政権が(TPP)交渉を主導していた2015年に成立しました。(TPP)で再交渉を避けたい日本は、(TPA)がないと対米合意に応じないと主張してきました。
米議会や産業界では、地域的な包括的経済連携(RCEP)合意に続いて(TPP)加入を目指す中国に対抗するため、米国に(TPP)早期復帰を求める声がでていますが、<バイデン>政権は来年の中間選挙を前に、雇用を奪われるイメージがつきまとう包括的な貿易協定交渉は避けたいのが本音のようです。
バイデン政権は、(TPA)が定める交渉の原則のうち、労働や環境の規定を強化することが先決だと議会に訴えるとともに、現時点では(TPP)復帰に慎重な姿勢を貫いています。
中国・北京で1日行われた共産党創立100年を記念する式典で、<習近平>党総書記(国家主席(68))は世界第2位の経済大国を実現した党の実績を誇示し、次の目標となる「強国」実現にまい進すると宣言した。<習近平>党総書記は、自画自賛の歴史観で一党独裁体制の正当化に徹底しています。
「党の輝かしい歩みを振り返り、明るい未来を展望する」。天安門楼上で演説した<習近平>党総書記は冒頭、こう前置きし、党創立100年の目標としていた「小康社会(ややゆとりのある社会)」や貧困問題解決を実現したと語っています。
<習近平>党総書記はアヘン戦争(1840~42年)後の半植民地状態を経て、中国が「世界第2位の経済力へ歴史的躍進」を遂げたと強調。その上で「第2の100年」の建国100年を迎える2049年に向けて「全面的な社会主義現代化強国の建設を必ず実現する」と力説しました。
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