ダウ平均株価(7月1日)@終値3万4633ドル53セント
7月
2日
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が連日で過去最高値を更新し、投資家心理が上向くなか、新たな四半期に入って新規の投資資金が流入するとの期待が広がりました。
1日発表の週間の新規失業保険申請件数は前週比で減少し、市場予想も下回りましたが、今後の米金融政策を予想するうえでは2日に6月の雇用統計、5月の貿易収支、5月の製造業受注などが発表される状況を見極めたいという流れでした。
原油先物相場が一時2年9カ月ぶりの高値を付け、石油のシェブロンが上昇がめだちましたが、朝方発表の四半期決算と同時に新型コロナウイルスのワクチン接種事業の減速見通しを示したドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスが売られ、ダウ平均の重荷となっています。