< エビスタ西宮の外観イメージ図(画像:阪急阪神不動産) >
阪神電気鉄道(大阪市)などは、西宮駅(兵庫県西宮市)の商業施設「エビスタ西宮」の増床・改装工事を完了し、10月29日にグランドオープンすると発表しています。延べ床面積は約1・7倍の約2万5千平方メートル、店舗数は約2・5倍の計71店舗となる。人気店の味を気軽に楽しめるフードホールも新設されています。
「エビスタ」は同駅高架下の2階建て商業施設として2003年3月18日に開業、2016年に、30~40代の女性をメインターゲットに据え、大幅リニューアルを実施しています。昨夏から既存施設の改装と隣接する3階建て建屋の新築工事を進めていました。
グランドオープン後の延べ床面積約2万5千平方メートルのうち、店舗面積は約1万4500平方メートル。増床部分の1階には約380席規模の開放的な雰囲気のフードホールを設け、ファストフードからこだわりのグルメまで10業種をそろえています。
2階は女性向けファッションや雑貨、化粧品を大幅に拡充。3階はフィットネスクラブやレストラン、保育施設を導入し、駅前施設としての魅力を高めています。
2年8カ月にわたる大規模改修を終え、11月1日に営業を再開する京都・南座の劇場内部が22日、報道公開されました。1階席は取り払えば舞台と同じ高さに床を仮設でき、舞台の1.2倍の広さの上演空間を生み出せる仕組みを新たに採用。
松竹によると、劇場全体を使った参加型のパフォーマンス公演を来年5月に予定されています。
国の登録有形文化財に指定されている南座は、昭和4年に完成。今回の工事では外観を維持し耐震補強を実施しています。舞台空間は従来のままとした一方、新たに観客用のエレベーターを設けてバリアフリー対応としています。
工事前に、劇場内の折り上げ格天井や桟敷席の欄干などを3Dスキャンで読み取って保存。この日は、こうした資料を基に建築当初からの様子を再現した客席やロビーがお披露目されました。
赤いシートが鮮やかな観客席は従来の印象を変えずに刷新。3階席で観劇しにくかった4席も使えるようにして、総席数は1078から1082に増えた。赤い欄干や壮麗な折り上げ格天井(ごうてんじょう)は塗り替え、飾り金具は磨かれた。
136年にわたって違法な建築工事を進めてきたとされるスペイン・バルセロナの観光名所「サグラダ・ファミリア」の管財当局は20日までに、同市当局に今後10年間で計3600万ユーロ(約46億8000万円)を支払い、合法的な工事許可を得ることで合意したと発表しています。
支払金は同教会を毎年訪れる約450万人もの観光客がもたらすとされる悪影響を緩和させるためインフラ基盤の改修事業に充てられます。
2200万ユーロは教会への輸送手段の改善、700万ユーロは地下鉄を使った訪問手段を広げる事業に使われる。400万ユーロは4つの主要道路の改修、300万ユーロは周辺地域の清掃や安全対策事業が使途となっています。
ネオゴシック様式の「サグラダ・ファミリア」は1882年に建設開始。設計は最初、<フランシスコ・ビリャール>が担当したが短期間で辞任し、<アントニ・ガウディ>が後を継いでいた。カタルーニャ出身の<ガウディ>の独特な美学に根差した建築物は今なおバルセロナ市内に数多く残っています。
<ガウディ>(1852年6月25日~1926年6月10日)は、電車にひかれて死去。この後、複数の建築家が<ガウディ>の当初の設計図に従って「サグラダ・ファミリア」の建設を引き継いできました。工事は、<ガウディ>の死去から100年に当たる2026年に完工予定となっています。
とある病院の廊下ですが、床材として<タイルカーペット>が使用されていました。
ストレッチャーや点滴台の移動時などの衝撃音を考慮し、また部分的に汚れても、その部分だけ取り換えればいいというメリットでの選択だと考えます。
日本では1970(昭和45)年ごろから普及しはじめた<タイルカーペット>は大量生産の工業製品ですのが、製造されるロットによって微妙な色違いがが出ますので、新築時には、あらかじめ取り替え用の予備として、いくらかの枚数が保管されていることだと思いますが、足りなくなったのでしょうか、よく似た色目のものが貼られていますが、色合いの違いが目立っています。
いっそ全面的に張り替える段階かなと思われますが、費用的な面もあり、改修工事も難しいのでしょうねぇ。
鈴蘭台駅前においては、北区の玄関口にふさわしい交通結節機能の改善と駅前の賑わいづくりを図るため、市街地再開発事業による再開発ビルや交通広場などの整備を進めてきましたが、2018(平成30)年9月25日にオープニングセレモニー(8:20~)・イベント(9:30~)が開催されます。
当日は再開発ビル3階の「すずらん広場」を会場に、オープニングセレモニーをはじめとして1日を通して様々なイベントの実施が予定されています。
また、当日は神戸電鉄により、旧車両の塗装を復刻した「メモリアルトレイン」2編成が運行されます。
なお、鈴蘭台駅の橋上駅舎においても、同日始発からの供用開始に先立ち、神戸電鉄株式会社の主催により、お客様や関係者の安全を祈念する式典を開催することになっています。
< 。「建築の多様性と対立性」(SD選書174) >
アメリカの建築家、<ロバート・ベンチューリ>氏がニューヨーク・タイムズ紙電子版によると、18日、アルツハイマー病の合併症のため米東部フィラデルフィアの自宅において、93歳で死去されています、
1925年6月25日、フィラデルフィア生まれ。プリンストン大などで建築を学んでいます。機能的なモダニズム建築に異を唱えて「ポストモダニズムの父」と呼ばれ、多くの建築家に影響を与えました。建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を1991年に受賞しています。
シアトル美術館(1991年)、日本では栃木県日光市の温泉旅館「大江戸温泉物語日光霧降」の施設を設計。
『建築の多様性と対立性』(1966年) ・ 『ラスベガス』(共著 1972年)などにおいて、禁欲的に装飾を否定したモダニズム建築を批判し、ポストモダンを提唱しました。
日本の設計で築かれたミュージアムがスコットランドの新しい名所として登場することになった。スコットランド東部の海岸線の街ダンディーで9月15日にオープンする「ビクトリア・アンド・アルバート(V&A)デザインミュージアム」。設計は<隈研吾>氏。スコットランド伝統のデザイン文化や技術を生かした、新たな地域活性の象徴としても期待されています。
ダンディーは、ゴルフの全英オープンで知られる聖地セントアンドルーズと入り江をはさんで北側の対岸にあり、エディンバラから北に鉄道や車で80分ほどのところにあります。
デザインミュージアムがイギリスでロンドン以外で造られたのは初めて。スコットランドはタータンチェックで知られるように、衣服のデザインで長い伝統があり、その技術を学び、さらに新しい現代のデザインと融合した創作を志しています。
ミュージアムはそうしたスコットランドの世界に向けて才能と存在感を示す場といえ、「伝統を学び、新しいものを世界に送りだすことで世界を融合できる拠点も目指しています。
今朝の『神戸新聞』第一面に、「三宮の再開発ビル」 の概要記事が掲載されていましたので、記録として残しておきたいと思います。
神戸の玄関口・三宮再整備のシンボル的存在となる高層ツインタワー1期ビルを建設する再開発会社が、具体案を作成する事業協力者に、三菱地所や神鋼不動産など5社でつくるグループを選んだことがわかりました。世界的建築家の<坂茂>氏がデザインを手掛け、タワーの多くの部分をオフィスに充てるようです。JR大阪駅北の「グランフロント大阪」も開発した三菱地所などが、三宮駅直結の立地の良さを生かして企業約50社を誘致し、計約1500人が働く場を創出するとしています。
高層ツインタワーは、神戸市中央区雲井通5、6丁目に計画。中央区役所や市勤労会館、商業ビル「サンパル」がある5丁目に1期ビルを、商業ビル「サンシティ」が立つ6丁目北地区に2期ビルを配置する予定で、今回の事業者は1期ビルを担当します。
三菱地所などが提案したプランは、地下3階、地上32階で延べ約10万平方メートル。中・低層部には西日本最大級のバスターミナルや新しい神戸文化ホールが入り、タワー部は15フロア分をオフィスに割り当てる。中・低層部屋上に設ける庭園に面する「スカイライブラリー(図書館)」も入ります。
プランの最大の特徴は、タワー部の6割超を占めるオフィスフロア。貸しオフィスの空室率が低い神戸の一等地にまとまった空間が創出されるだけでなく、同グループが自ら床を取得した上で、企業を誘致します。
事業協力者に応募したのは2グループ。選考に敗れた森ビル都市企画などのグループは、<隈研吾>氏によるらせん状の吹き抜けや自然素材を生かした斬新な空間デザインなど事業計画では三菱地所などのグループに勝ったが、事業の実施体制や中・長期的な継続性などの評価で地所側が上回ったとのこと。
再開発会社によると、1期ビルの着工は20年度、完成は25年度を予定しています。
< 「関西キユーポート」(画像:キユーピー) >
キユーピー(東京)は、伊丹工場(兵庫県伊丹市)のマヨネーズ工場跡地に、業務用の卵加工品を製造する拠点を新設すると発表しています。2020年春の稼働予定で、投資額は約115億円。卵を割る工場や加工品の生産、物流などを一体化することで、効率的な生産体制を構築します。
新たな施設は「関西キユーポート」。5階建てで、延べ床面積は約2万平方メートル。別棟にある割卵工場と、厚焼き卵、ゆで卵、スクランブルエッグなどの加工品の生産工場を集約し、一貫生産体制を敷く。生産能力は2015年と比較して10%増を目指します。
現在、同社やグループ会社の営業部門が入る大阪支店(大阪府吹田市)も移転し、新施設の従業員は計600人となる。グループの物流会社も敷地内にあり、製造・販売・物流一体型の拠点とする。同社では今後、需要拡大が見込まれる卵加工品の生産を合理化し、商品開発のスピードも加速させるとしています。
同社は2016年10月に 神戸工場 (神戸市東灘区)を新設し、伊丹工場からマヨネーズの生産を移管しています。神戸工場では、ドレッシングなど主に家庭用の商品を製造しています。
子供服の老舗「ファミリア」が、1966年以来約半世紀にわたり栄養してきました「神戸元町本店」(中央区も世町通1)を8月26日をもって閉店しています。合わせて、ファミリア大丸神戸店は、8月21日にて終了しています。
9月8日からは、神戸大丸の南側に当たる旧居留地のデビスビルディング(中央区西町33)1階・2階に移転し「ファミリア神戸本店」として開店します。
同本店では、旧店舗の売り場面積が約800平方メートルでしたが、新店舗は約2000平方メートルと2.5倍になっています。
新店舗では、教育・食・医療の多角的プロデュースを目指し、カフェやレストラン、アトリエ、クリニック(小児科・皮膚科)を併設します。
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