「大阪中之島美術館」
10月
31日
<佐伯祐三>や<吉原治良>など大阪と関係が深い作家をはじめ、5600点の貴重な美術品を所蔵する新美術館。正式名称は今年6月~7月に公募し、応募総数1681件から選定。審査の際には、小説家の<有栖川有栖>さんや全国美術館会議会長の<建畠晢>さんら外部有識者の意見も参考にしています。
大阪市は、決まった名称を基にシンボルマークやロゴデザインを考案するデザイナーの公募も行い、今年12月31日をめどに選定する予定。運営には、民間の資金やノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うPFI事業を取り入れます。
新美術館は、大阪大学医学部の跡地約1万3000平方メートルに建設。黒い箱が水上に浮かぶような外観が特徴で、館内中央には5層の吹き抜け空間を設ける。1階にレストラン・カフェ(計805平方メートル)、講堂(300席)、2階に物販店、キッズスペース、図書室(約10万冊収蔵)・閲覧室、3階に保存研究エリア、4~5階に展示室を配置します。大阪市は同エリアを拠点に、大阪の文化振興や都市の魅力向上を目指します。