< 完成予想図(画像:インターコンチネンタルホテルズグループ) >
インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)はこのほど、2020年に日本初上陸となるラグジュアリー・ブティックホテル・ブランドとして「キンプトン東京・新宿」を東京都新宿区に開業することを発表した。
サンフランシスコを本拠地とする「キンプトン ホテルズ&レストランツ(以下、キンプトン)」は1981 年、米国へブティックホテルというコンセプトを初めて導入しました。キンプトンは現在、米国、欧州、カリブ海地域、中国圏の都市部、リゾート地などで60軒以上のホテルと80軒以上のレストラン、バー、ラウンジを運営しています。
今回開業する同ホテルでは、162室の客室数で遊び心にあふれた大胆なデザインを採用。受賞歴を誇るダイニングやユニークなアメニティのほか、最大300人を収容する3カ所の宴会場、設備の充実したウエルネススタジオ、カップルの特別な日向けの多機能型チャペルなどを完備するとのこと。さらに、ホテル内には日本にインスパイアされた趣向の異なる3つのレストランのオープンも予定しています。
なお、同ホテルの運営は、(IHG) の日本国内運営会社である IHG・ANA・ホテルズグループジャパンとツカダ・グローバルホールディングが行うとのこと。
飲食店などを運営するポトマック(神戸市中央区)は4日、米国生まれの人気キャラクター「スヌーピー」をテーマにした国内初のホテル 『PEANUTS HOTEL(ピーナッツホテル)」 (同区)を報道陣らに公開しました。オープンは、夏の観光シーズン真っ最中の8月1日(水)です。
山側に異人館街などがある神戸・北野地区の北野坂に面する6階建てビルを改築。4~6階が宿泊スペースで、ツインまたはダブルで全18室。漫画「ピーナッツ」に登場するスヌーピーなどのキャラクターのぬいぐるみやイラストが部屋中にあしらわれ、各部屋の内装はすべて異なっています。20~30代の女性を主な客層に想定し、宿泊料金は朝食付きで1泊3万~5万5千円(税別)。
1階はテークアウト専用のカフェとグッズ販売店、3階はレストランで、宿泊客以外も利用できます。
総合商社の興和は、名古屋城そばで所有する「ホテルナゴヤキャッスル」(名古屋市西区、195室)について、2020年をめどに建て替え、数年後に中部圏屈指の最高級ホテルとして再開業を目指す方針を発表しています。
「ナゴヤキャッスル」は1969(昭和44)年の開業。名古屋城を眺める一等地にあり、中部財界の会合などに利用されてきました。ただ、老朽化が進み、名古屋市が昨年公表した耐震診断では「震度6強以上で倒壊の危険性が高い」とされた。そのため、耐震補強工事を施しました。
今後について、「2020年に近いところで建て替える。23年から25年あたりにかけて、トップブランドのホテルを目指します。客室単価を引き上げ、富裕層や海外客を意識した最高級ホテルとする方針のようです。
外資との提携については、やるならオリジナルブランドでやりたい」と否定しています。このホテルは、米マリオット・インターナショナルとのフランチャイズ契約で、00年から「ウェスティンナゴヤキャッスル」に改称していましたが、契約解消に伴って今年2月から、元の名前に戻されています。
< 完成予想図(画像:岩手県大槌町) >
東日本大震災から7年3カ月になるのを翌日に控えた6月10日(日)、津波で甚大な被害に遭った岩手県大槌町で、津波の映像やパネル展示で震災の教訓を伝える展示室や、町立図書館が入る町文化交流センター「おしゃっち」が開館しています。
木造3階建ての施設は窓が多く開放的な雰囲気で、延べ床面積は約2200平方メートル。2階にある震災伝承展示室には、震災から約3カ月後の町の様子を360度にわたりカメラで撮影した映像や、津波を経験した住民の声を記載したパネルを展示されています。
津波で旧町立図書館が全壊し、公民館を代替施設として使用していたため、3階には蔵書約3万6千冊の図書館を整備しています。
< 上洛殿内観 完成予想図(画像:名古屋市観光文化交流局) >
名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所は、「名古屋城本丸御殿」が10年間の復元を終えて6月8日に完成公開すると発表しています。
発表資料によれば、「名古屋城本丸御殿」は、1615年に徳川家康の命によって建てられました。
日本を代表する近世書院造の建造物で、1930年には国宝第一号に指定されています。屈指の名城として知られていましたが、1945年の空襲により建物の全てを焼失。しかし幸いにも、1049面の障壁画、309枚の実測図、約700枚の写真、約2000個の礎石など豊富な史料が焼失を逃れ、2009年1月から復元工事に着手してきました。2018年の「上洛殿」などの完成をもって、10年をかけた復元計画を終える予定です。
名古屋文化の原点ともいえる「名古屋城本丸御殿」は、木曽の森で数百年の時を刻んだ檜を使用するなど、原則として旧来の材料で再現しています。復元により伝統技術や技法を受け継ぐとともに、先人の技や知恵を未来へと継承し、名古屋の活性化につながる拠点を目指します。
< 完成予想図(画像:公益財団法人中山視覚障害者福祉財団) >
神戸・新開地に2021年、兵庫県内の視覚障害者のトータルサポートを目指す施設が整備される。公益財団法人中山視覚障害者福祉財団(神戸市中央区)が建設し、市や各種支援団体と協力し、生活訓練や交流の場をつくります。
大阪や京都には視覚障害者に特化した大規模な拠点施設がありますが、兵庫にはなく、県内在住者は相談のため遠出をせざるをえないという。同財団の現在の拠点で、支援団体なども入居する「中山記念会館」(同市中央区神若通)の約10倍の広さになるようです。
地上6階地下1階、延べ床面積約4750平方メートルのビルを予定。建設地は神戸市立心身障害福祉センターの跡地(同市兵庫区水木通)で、建物が耐震性に欠けるため3月末で閉所し、他施設に機能を集約しています。市は障害者福祉の拠点施設に限定して土地を取得する事業者を募集。同財団が5億円で買い取り、建物を解体し新ビルを建てることになりました。
2007年から使っている現会館は通所施設やボランティア連絡会など6団体が無償で入居していますが、オープン数年で手狭になり、7、8年前から新しい場所を探していました。
名古屋鉄道は4日、グループの主力ホテル「名鉄犬山ホテル(愛知県犬山市)」(1965年開業)を建て替えると発表しています。投資額は今後詰められます。2021年度下期に「ホテルインディゴ犬山有楽苑」として再開業する計画です。成長が見込める観光分野へ積極投資することで、訪日外国人の需要を取り込む狙いのようです。
名鉄は今回、英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)と提携しています。ホテルインディゴはIHGのブランドで、中部圏には初めての進出になります。新たなホテルは名鉄が建物を保有し、IHGの日本法人IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京・港)が運営する模様。
IHGはインディゴブランドを世界で80棟以上運営し、日本での展開は来年開業の「箱根強羅」に続き2棟目。同ブランドの宿泊費は1人平均200ドル(約2万2000円)程度という。
客室数150でレストランや宴会場、スパなども設ける予定。スイートルームは1~2室設ける。詳細は名鉄とIHGが今後詰める。現在の名鉄犬山ホテルは2019年8月末で営業を終了します。
< 「三田まほろばブレッツァ」完成予想図 >
商業施設「三田まほろばブレッツァ」(兵庫県三田市学園4)が、6月3日(日)にオープンします。県が開発し1992年に街開きしたカルチャータウンの地区センター用地に建設。県が約3億円で建物などを整備し、朝来市で道の駅「但馬のまほろば」を運営する「グリーンウィンド」が出店します。ブレッツァはイタリア語でそよ風を意味し、「明日の風がみえるまち」という市のキャッチフレーズにちなんでいます。
スーパーとレストランを融合させた「グローサラント」型の新しい形の店舗形式で、、「食べて、買ってもらう」をコンセプトにレストランで食べて、気に入った食材・調味料等があったら隣の売場で買うなどができるようです。
「Kiss FM KOBE」と連携して「サテライトスタジオ」としても活用できる施設を完備し、また、地元住民や学生の発表の場としても活用されるとか。
但馬牛と兵庫五国の食材を堪能できる、ここでしか買えない、食べられない地域ならではの商品やグルメが楽しめそうです。
< 「日本橋高島屋S.C.」完成予想図(画像:高島屋) >
高島屋は5月28日、日本橋店(東京都中央区)周辺再開発で、今秋開業する都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.」について、日本初上陸を含めた専門店114店が、完成予定の新館などに入居すると発表しました。百貨店である本館などと合わせ売り場面積約6万6千平方メートルの4館体制を構築、従来の顧客に加え周辺住民の需要も取り込む体制です。
9月25日(火)にオープンする同「SC」は本館とそれに隣接する新館などで構成、それぞれを渡り廊下で結んで一体運営されます。
目玉の新館は国の重要文化財の本館をモチーフにしたデザイン。地下1階~地上7階に専門店を配置し、売り場面積は約1万7千平方メートル。衣料品よりも飲食店の比率が高くなっています。
商圏にはタワーマンションの建設が進み若い世代の人口が増えている。このためプロムナードと呼ぶ1階には午前7時半から営業を始めるパン店のほか、4階にヨガスタジオを入居させるなど、周辺居住者が日常的に使いやすい「SC」を目指しています。
性的少数者(LGBT)への配慮として、公共トイレなどに設置された虹色の「レインボーマーク」を撤去する動きが出ているようです。
2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて普及を進めていますが、当事者から「利用することで望まないカミングアウト(告白)につながる」と戸惑う声が上がっているとか。大阪市庁舎では、多目的トイレに取り付けていましたが、利用者の声により今年3月にすでに廃止されています。
ロビーに並ぶトイレの入り口に見えるのは、男女の姿を半分ずつ合わせたマークと、多様性を象徴することで国際的に知られるレインボーマーク。
JR京都駅(京都市)に隣接する「ホテルグランヴィア京都」が2015年10月、LGBT(性的少数者)が利用しやすいよう設置したプレートです。「男女どちらかのトイレには入りづらい、という当事者の声に配慮した」結果だそうですが、今後の動向が気になる「ピクトグラム」のひとつです。
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