< 「横浜アンパンマンこどもミュージアム」のイメージ(画像:同ミュージアム) >
アニメ「それいけ! アンパンマン」をテーマにした「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」(横浜市)は、来年夏に近隣に移転すると発表しています。新施設は今の2倍の広さで、参加体験型アクティビティーを増やすという。現施設での営業は来年5月末まで。
新施設の名称は「横浜アンパンマンこどもミュージアム」で、現在のみなとみらい4丁目から同6丁目に移る。より横浜駅寄りになり、利便性が高まるという。地下1階~地上3階建てで、ミュージアム(有料)のほか、ショップやレストラン、駐車場を備える。延べ床面積がほぼ倍の約1万4千平方メートルに広がり、アンパンマンの世界観をより感じてもらえるよう全面リニューアルするとのこと。
2007年に10年間の暫定施設として開業した。未就学児やその家族に人気で、今年8月にはミュージアム入館者数が900万人を突破。仙台市や 神戸市 なども含め全国に計5施設を展開しています。
< 「スヌーピーミュージアム・六本木」(画像:東急電鉄) >
町田市(東京都)と東急電鉄、ソニー・クリエイティブプロダクツは2018年8月16日(木)、「南町田グランベリーパーク」の2019年秋のまちびらきに合わせ、「スヌーピーミュージアム」を開館することで事業合意したと発表しました。
東急田園都市線の南町田駅(東京都町田市)に隣接するショッピングモール「グランベリーモール」は再開発に伴い2017年2月に閉館。そして2019年秋に、敷地面積およそ22.2ヘクタール、約200店からなる「南町田グランベリーパーク」がオープンする予定です。
「スヌーピーミュージアム」は2016年4月、東京の六本木に開館していますが、2018年9月24日(月・休)に予定通りの会期を終え閉館を迎えます。そして今回、六本木に代わる新たな場所として、南町田への移転が決定。スヌーピーファンの聖地といわれる「チャールズ M.シュルツ美術館」(米カルフォルニア州)の世界唯一の分館(サテライトミュージアム)として、六本木の約2倍の規模となる館内で漫画『ピーナッツ』やスヌーピーの原画、資料などが紹介されます。また、緑豊かな環境を生かし、屋外プログラムも提供される予定です。
運営はソニー・クリエイティブプロダクツ。延床面積は約2600平方メートルで、カフェ(約200平方メートル)が併設されます。
なお、「南町田グランベリーパーク」のまちびらきに合わせ、認知度向上や地域の愛情醸成などを目的に、南町田駅の駅名が 「南町田グランベリーパーク」 に改称されます。さらに急行列車が「土休日のみ停車」から、平日を含む「全日停車」に変更される予定です。改称・変更時期は「2019年度中」で、詳細は追って発表されます。
< 完成予想図(画像:パルコ) >
パルコ(東京)は9日、ファッションビルの旧 「神戸メディテラス」 (神戸市中央区三宮町2)を建て替えて新築する商業施設「三宮ゼロゲート」を9月14日に開業する、と発表しています。ファッション・雑貨店などが入居予定という。
「メディテラス」は、アパレル大手のワールド(同市中央区)が05年に開業。しかし、商業施設の競争激化で集客力が落ち、営業継続を断念。15年にパルコに売却されました。
「三宮ゼロゲート」は地上4階建てで、延べ床面積は約1500平方メートル。外壁の大部分をガラス張りにする。1階にファッション・雑貨店が、2階にスポーツファッション店が入る。3、4階は現在調整中だそうです。
投資額は約6億円。パルコは兵庫県内に初めて進出することになります。
< 再開発完成図(画像:ドン・キホーテ) >
ディスカウント量販店を展開するドンキホーテホールディングス(HD)は13日、東京都渋谷区道玄坂の旧「ドン・キホーテ渋谷店」跡地周辺を再開発すると発表しています。超高層ビルを建設したうえで、店舗、事務所、ホテルを進出させる。区画整備工事を9月から着手し、平成34年4月に完成させる予定です。
「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」は、「文化村通り」に面した約5700平方メートルの敷地に地上28階、地下1階の高さ120メートルの超高層ビルを建設します。延べ床面積が約4万平方メートルの大型開発となります。
同日開催の決算・事業説明会で<大原孝治>社長は「渋谷地区で進む再開発の1つとして、文化村通りの活性化や渋谷全体の回遊性を高めていく」と、開発の意義を強調しています。
「神戸国際会館」(神戸市中央区)は、来年4月に新会館開業20周年(1999年5月竣工)を迎えることを記念し、特別イベントを開催。その実施内容を投票によって決めるキャンペーンが8月1日から9月30日まで開催されています。
「お客様を親しみをもって、あたたかく迎え入れる」という想いを込めた「Greeting(グリーティング)~もっと身近に~」を新会館開業20周年コンセプトに、神戸国際会館と来客の身近な関係を表した「20周年記念シンボルマーク」も制作されています。
来年4月から2020年3月までの開催を予定している特別イベントは、「こくさいホールのバックステージツアー」や、11階にある屋上庭園「そらガーデン」に期間限定で食堂をオープンする「Greeting食堂」、体験型脱出ゲームなど、同社の若手社員が考案した複数の企画の中から一般投票を受け付け、人気上位の企画が実施されます。また、商業施設「SOL(ソル)」の大規模リニューアルも予定されているとか。
ソニーは8日、東京・銀座に9日から平成32年秋までの期間限定で開業する「銀座ソニーパーク」を報道陣に公開しました。数寄屋橋交差点前のランドマークとして半世紀にわたり親しまれ、昨年3月閉館したソニービル跡地を利用。地上1階地下4階の「垂直立体公園」として体験型イベントや音楽ライブなどを開く予定です。
同施設はソニービルの特徴的な構造を残しながら、上層階を建てず地下3階まで吹き抜けにした開放的なデザイン。「変わり続ける公園」をテーマに、多彩な催しを開ける共有スペースを各階に設けています。
地下2階には無料のローラースケート場を来月24日まで設け、プロのパフォーマンスやディスコイベントを開催。「ソニーのDNAである“遊び心”を発信していきたい」といい、今後は沖縄の海の生き物1千匹を集めた水槽の展示などを予定しています。
また地下4階には、キリンビールのクラフトビール子会社であるスプリングバレーブルワリーが新形態の店舗「ビア・トゥ・ゴー」をオープン。訪日外国人を含め、幅広い層に日本発のクラフトビールをアピールする狙いです。
< 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」完成予想図(画像:阪急阪神ホテルズ) >
阪急阪神ホテルズは7日、JR大阪駅北側に建設中の「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」内にホテルを出店すると発表しています。約1000室を備え、平成32年初春に開業させる予定で、現在、大阪市内で1042室と最多の客室数を持つリーガロイヤルホテルと並ぶ規模になる見通しです。訪日外国人客や出張客を狙い、梅田周辺で展開する直営ホテルの収容力を現状の約1・6倍に増やします。
ホテルが出店する新ビルは、家電量販店大手「ヨドバシカメラ」がある「ヨドバシ梅田ビル」(大阪市北区)の北側に来秋完成します。地上35階、地下1階のうち、ホテルは上層の9~35階に入居。大規模な婚礼施設などがない宿泊主体とする方針です。
阪急阪神ホテルズは梅田や大阪・福島区に5軒、約2千室の直営ホテルを展開しており、来春出店する福島区の計画も合わせると、梅田周辺の総客室数は約3200室と1・6倍になります。
宮内庁は31日、現在は無料で実施している京都市西京区の「桂離宮」参観ツアーについて、11月から1日当たりの定員を拡充し、高校生を除く18歳以上の参加者から「1回千円」を徴収すると発表しています。皇室関連施設の有料化は初めてのことです。
拝観料は、ツアーの経費や、施設の維持管理費の一部をまかなうためといいます。
ツアーはガイド付きで1回約60分。庭園を巡り茶室や書院を見学します。現在は1日6回ですが11月から24回に増やします。1日の定員を現在の210人から480人に増やすほか、外国人観光客向けの英語ツアーも新たに導入されます。
また、参加可能年齢を現在の18歳以上から引き下げ、中高生が参加できるようになります。宮内庁は年間12万6千人の参加を見込んでいるようです。
兵庫県が老朽化した本庁舎1、2号館(神戸市中央区)を建て替える方向で、県庁周辺の再整備を検討していることが発表されています。<井戸敏三>知事が、庁舎の耐震診断結果を踏まえ、今秋にも全体計画をまとめる考えを示しています。手始めに県庁南側の県民会館を、駐車場にしている県有地へ移転させる案のようです。
県庁1号館(1966年築)と2号館(70年築)は、いずれも阪神・淡路大震災後に耐震補強を施していました。しかし老朽化が進み、将来的な強度に懸念があるため現在、1号館の耐震力を調査しています。
ただ、県庁周辺には公共施設などが並び、建て替え用地の確保が課題となります。駐車場として使用している県警本部東側の県有地を挙げ、「手始めは県民会館(68年築)を駐車場に動かすことから始まるかもしれない」と示唆。手順を明確にする全体計画の作成を急ぎます。
以前から言及している県庁周辺へのホテル誘致などの再整備構想にも触れ、「1、2号館を統合し、例えば1号館の跡地に多目的高層タワーでも造ることになれば、それは民間ベースでやってもらうことになる」と強調。「1、2号館の建て替えだけで何百億円もかかるので基金を積み増しするなどして対応したい」と述べています
このほか、来年に神戸市長田区で完成予定の 「県市合同庁舎」 に移転する神戸県民センター跡地も再整備の対象に挙げられています。
< 基本的に大正創建当時の姿に復原される門司港駅の駅舎イメージ(画像:JR九州) >
JR九州は2018年7月25日(水)、保存・復原工事を進めている鹿児島本線「門司港駅」(北九州市門司区)の駅舎について、2019年3月にグランドオープンすると発表しています。
「門司港駅」は九州における鉄道の玄関口として、1891(明治24)年に「門司」駅として開業。1914(大正3)年に移転し、このときから現在の駅舎が使われています。1942(昭和17)年、関門海峡をくぐる関門トンネルの開通にあわせ、「門司港」駅に改称。1988(昭和63)年には鉄道駅として初めて、駅舎が国の重要文化財に指定されました。
駅舎の工事は2012年に着手され、以降、解体調査や復原が進められてきました。方針としては、創建(1914年)当時の姿に戻すことが基本とされます。外壁は石貼り風にモルタルを塗り、屋根は天然の石盤を葺(ふ)き、さらに屋根まわりの飾りを復原。1929(昭和4)年に設置された正面車寄せの庇(ひさし)は除去します。
一方、駅舎正面の時計(1918年設置)や西側の通路上家(1931年増築)などは、その歴史的価値を尊重しそのまま残されます。修理後の駅舎は、これまでと同様、駅として使われます。
駅舎内部の1階旧三等待合室は、建築当初の姿を復原しつつ、構造補強を兼ねたエレベーターを新設。グランドオープン後は「スターバックスコーヒー」の門司港駅店(仮称)が入ります。
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