「兵庫県庁」建て替え工事
8月
1日
県庁1号館(1966年築)と2号館(70年築)は、いずれも阪神・淡路大震災後に耐震補強を施していました。しかし老朽化が進み、将来的な強度に懸念があるため現在、1号館の耐震力を調査しています。
ただ、県庁周辺には公共施設などが並び、建て替え用地の確保が課題となります。駐車場として使用している県警本部東側の県有地を挙げ、「手始めは県民会館(68年築)を駐車場に動かすことから始まるかもしれない」と示唆。手順を明確にする全体計画の作成を急ぎます。
以前から言及している県庁周辺へのホテル誘致などの再整備構想にも触れ、「1、2号館を統合し、例えば1号館の跡地に多目的高層タワーでも造ることになれば、それは民間ベースでやってもらうことになる」と強調。「1、2号館の建て替えだけで何百億円もかかるので基金を積み増しするなどして対応したい」と述べています
このほか、来年に神戸市長田区で完成予定の 「県市合同庁舎」 に移転する神戸県民センター跡地も再整備の対象に挙げられています。