お店のメニューとして「はまちの刺身」がありますので、仕入れが同じ材料で肴を考えるのは基本だとおもいます。
以前には 「ハマチのアラと大根煮」 のメニューがありましたが、「ハマチ」と「ブリ」が体長で分類されているとは知らずに、違う魚だとおもっている人がいるのに驚きました。
最近では釣りを趣味とする人も少ないようで、成長に合わせて関西の場合では「ハマチ」・「メジロ」・「ブリ」と出世して名称が変わります。関東では「イナダ」・「ワラサ」・「ブリ」でしょうか。
世界で初めて「ハマチ」の養殖に成功したのは香川県かがわ市の引田で、今では「オリーブハマチ」の養殖が盛んです。
本日の肴は「ハマチの竜田揚げ甘酢あんかけ」(280円)です。
竜田揚げ用に下味処理された「ハマチ」と甘酢がよく合い、美味しくいただいてきました。
関西でのかまぼこは、板の上に魚のすり身を低く盛り上げた蒸しかまぼこの表面に、みりんなどを塗り焼き目を付けた「焼きかまぼこ」が一般的です。
「板」に盛られており、食べるときに醤油と「ワサビ」を付けて食べるのが一般的で、居酒屋のメニューには「かまぼこ」の表示はなく、多くの場合「板ワサ」と書かれています。
今宵は仙台名産の「笹かまぼこ」を使った<ピザ>(350円)を、肴として選びました。
「笹かまぼこ」の上にとろけるチーズをのせて、電子レンジで温めるだけで完成です。
タバスコを効かせて、和の「かまぼこ」と洋の「チーズ」との合体の味、美味しくいただいてきました。
ブログル仲間の<地鶏屋の親父&ママ>さんのお店、【待久寿】さんに顔出しです。
お店の昼のランチメニューの全制覇を狙っているのですが、お昼の時間帯になかなか顔出しできずに、いまだ8合目当たりでしょうか、
地鶏の照り焼きの「突き出し」に始まり、不足気味の野菜を確保するために「サラダ」は欠かせません。
今宵のメインは、鶏の「モツ鍋」です。
親父さんと楽しい会話をしながら、いいお味のスープですので美味しくいただきました。「ファルコンさん、雑炊もできますよ」と言われたときには、スープまで飲んでいましたので、笑うしかありません。
わがままが言えるのはありがたいことで、「親子丼」の具だけを頼んで肴にしました。いわゆる「台ヌキ(ご飯がない)」という頼み方ですが、よほどの酒飲みでないと分からに言葉かもしれません。
お昼間に会う機会が少ない美人ママの<エミリー>さん、瓶ビールを頼みますと忘れずに好みの銘柄である「キリン」を出してくれるのは、嬉しい心遣いです。
本日のお昼ご飯は、昨年の12月に開店している【いろり。】に出向きました。
ビルの地階に降りたところに入口がありますので、初めての訪問ではどのようなお店の雰囲気なのか、分かりにくいアプローチです。
ガラスの引き戸を開けますと、まだ下に降りる内部階段がありますが、奥まったいい雰囲気の和風の空間へと入り込めます。
お昼の定食は、「おばんざい定食」(800円)しかありません。
大きな配膳盆に所狭しと並べられたおかず、どれから食べようかと迷ってしまう品数です。
並べられたおばんざいは、<揚げだし豆腐・茄子と大根の煮物・もやしのナムル・ひじきの胡麻味噌和え・人参の煮物・厚揚げとピーマンの煮物・彩どり豆煮・かき揚げ・小鯵の南蛮漬け・香の物2種>に、わかめの味噌汁でした。
10皿のおばんざい料理、白い器に料理の色も冴え、おいしくいただいてきました。
「牡蠣の釜めし」は時期的に無理だろうなと諦めながら出向きましたが、やはり「牡蠣」のシーズンは終わりでした。
仕方ありませんので、好きな牛蒡が一杯の「田舎釜めし」(1000円)を、焼き時間がかかりますので最初に頼み、焼き鳥を楽しんできました。
メニューを見ますと新しくなり、「釜めし」・「ぞうすい」等が値上げしていました。それでもお値打ちの内容ですので、仕方ありません。
「しんぞう」・「もつ」・「きも」(2人前)・「きも刺し」と、好きな定番メニューを頼み、黒板の本日のメニューを見て「アスパラ焼き」・「トマトチーズ」を注文です。
お隣のカップルさんはネットでお店を見つけて予約されての来店で、お店一押しの「きも」を食べて「おいし~い」と感動の声で盛りあがっておりました。
少しバタバタしてしまい、いつもより遅めのお昼ご飯になりました。
こういうときはがっちりと食べたくなり、【もっこす:板宿店】に足を向けました。
単品の 「中華そば」(630円) をはじめ、 ミニラーメンに餃子とライスの付く「ミニAセット」(500円) など色々とお得な組み合わせがあるのですが、本日は王道の「チューシューメン」(840円)にしました。
ラーメン鉢を覆いつくすように「チャーシュー」が2段(3段?)重ねに盛られており、このあいだにたっぷりの刻みねぎが挟まれています。
食べても食べてもなくなりそうにない「チャーシュー」ですが、「おろしニンニク」をたっぷりと入れたスープと麺とのバランスも良く、食べ飽きません。
完璧なB級グルメの一杯ですが、満足度も一杯の「チャーシューメン」です。
瀬戸内海の春の風物詩である、いかなごの新子漁も最盛期のようで、値段も落ち着いてきているようです。
この時期の神戸・明石あたりは「いかなごの釘煮」を外すことはできなく、居酒屋さんやスナック等の「突き出し」として、顔を合わす機会が多くなります。
今宵も【仙草】さんでは料理を注文することなく、「突き出し」だけで一杯呑んでいましたので、居酒屋使いになってしまいました。
* 54-2 いかなごの釘煮
* 89 ホウレン草カシューナッツ和え
* 90 高野豆腐
* 91 大根の漬物
「突き出し」の数も90を超えてきていますので、重複しないように確認するのも大変になってきていますが、反面ママさんの努力を感じる作業でもあり、楽しみながら整理しています。
夜の歓楽街の福原にしては、静かな裏通りで暖簾を出されている【山科(やましな)】さんで、今宵はちょっと一杯です。
「お食事処」とありますので、居酒屋メニューはもちろんのこと、食事もできますが、女将さんが沖縄県出身ですので沖縄料理をどうしても選んでしまいます。
場所柄、夜のオネイサン達が仕事帰りに寄られますので、本来は夜中から朝方4時5時までが忙しく、この時間帯はお客さんも少なく、静かに呑めるのが魅力です。
まずは「ラフティー」を注文しましたが、煮込みが浅いということで「ソーキ」にしました。
沖縄らしく「アグー豚の餃子」でお腹を沈め、「島ラッキョウ」でビールを楽しんでおりましたら、大将がサービスで「水菜のおひたし」を出してくれました。
どれも手作り感のある家庭料理で、安心していただけます。
少し気温が落ち込みますと、温かいモノを体が求めるようです。
今日の昼ご飯は麺類がいいと、「選べる3種の丼ぶりとかけうどんのセット」(590円)にしました。
長いセットメニューの名称ですが、「鶏マヨ丼」・「カキ玉丼」、そしてわたしが選びました「かき揚げ丼」の3種類から好きな丼物が選べます。
かき揚げは、<海老・玉ねぎ・さつま芋・グリーンピース>が使われており、バリッとした仕上がりで海老もたくさん入っています。
ほんのりとした出汁の掛け具合、ひつこさもなく美味しくいただけました。
かけうどんは、<天かす(揚げ玉)・ネギ・カマボコ>です。
見るからに山椒の調合が多いかなという七味をたっぷりとかけ、関西風の鰹と昆布の出汁がおいしく、麺がコシのない「うろん」の茹で加減ですので、これまたいい塩梅でした。
「みりん干し」という呼び方が一般的なようですが、おばあちゃん子だったわたしには、<桜干し>と呼ぶ方がしっくりと馴染みます。
中学生時代のお弁当には、赤ウインや玉子焼きに並ぶ定番メニューでした。
今宵の肴は、「みりん干し」(300円)です。
「みりん干し」は大正時代初期に九州地方で鰯を醤油に浸けて乾燥させた製品が始まりとされ、その後調味料の味付けの工夫がされ、風味と滋養に富む手頃な保存食品として全国各地に広まりました。
「みりん干し」を<桜干し>というのは、元々の原材料の真鰯(今は片口鰯が主流)が、桜の咲く3~4月頃のモノが脂肪が少なくて最適で、この時期が最盛期であったこと。
また、鰯を開いて干した形が、桜の花びらに似ているからとも言われています。
現実的な話としては1931(昭和6)年当時、<みりん干し>は嗜好食品とみなされ、鉄道運賃が高く制定されていました。
鉄道省に陳情の上、「みりん」の文字をはずして「桜干し」とすれば、惣菜品となり安く出荷出来たことによります。
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