今週は明らかに二度咲きの 「ユキヤナギ」 を取り上げましたが、この【ウンナンオウバイ】は、二度咲きなのか、早咲きなのかの判断ができません。
モクセイ科ソケイ(ジャスミン)属の常緑広葉樹ですので、葉も青々と茂らせていますが、ちなみに「オウバイ」は同じ属ですが、こちらは常緑ではなく落葉してしまいます。
本来は春先の3月~5月に開花する 【ウンナンオウバイ(雲南黄梅)】 ですが、花芽形成は秋ですので早咲きかなとも考えられます。
花の少ない時期だけに、花径も3~4センチある黄色の花は目立ちます。
この時期に花径13センチばかりの大輪の深紅色の<バラ>が見事で、しかも花弁はベルベットのような感触を持つ【ヘルツアス】は、ドイツ語で「ハートのエース」という意味です。
花弁質が良く雨にも強い品種で半剣弁高芯咲き、枝変わりのつる性もありますが、本種は樹高100センチほどで棘も多くありません。
開花に従い芍薬咲きとなる見事な花姿で、葉も濃い緑色できれいです。
1998年、ドイツのバラの名門<タンタウ>社が育成された品種で、同社の<バラ>として 「ヘルムット・コール・ローズ」 や 「アウグスタ ルイーゼ」 などを取り上げています。
花茎長80センチばかりに18~23輪着花する【セレブの集い】で、名称通り豪華な花姿をしています。
徳島県美馬市にあります<河野メリクロン>が、2013年3月9日に品種登録された<シンビジューム>で、認定番号は「21572」です。
10年に一度開催される世界最大の園芸博覧会「2012フェンロー国際園芸博覧会(フロリアード2012)」に出品され、9.0以上の高得点を得た品種です。
華やかな濃い赤系の美しく整った花弁と<リップ>中央の黄色が目立ち、同社の 「福娘」 とよく似ていますが、<ペタル>の中央部の色、<リップ>周辺の色が違いますので、区別できます。
以前には赤色の<バラ>として 「キックオフ」 を紹介していますが、 同じ<バラ>の育種家<寺西菊雄>さんが、2000年に作出した【ニュー・ウェーブ】です。
その名の通り、ヒラヒラとした花弁の形状が特徴的で八重咲きですが、特に「波状弁咲き」と呼ばれ人気があります。
薄紫色~薄茶~灰色の間で花色が変化し、花径10センチばかりの中大輪、爽やかな香りを持つ四季咲きの<バラ>です。
多肉植物が密集した植え込みの中に、名称通り赤銅色の【ブロンズ姫】を見つけました。
右下に見えているみずみずしい緑色の植物は、 「ゴーラム」 です。
多肉植物として、ベンケイソウ科グラプトペタルム属に分類されていますが、原種ではなく交配させた園芸品種です。
株の中心から新しい芽を出し、放射状に広がり、葉は上から見ると先端の尖った楕円形をしており、肉厚で裏側が大きく膨らんでいますので横から見ると三角形に見えます。
赤銅色も季節や環境によって色が薄くなり、緑色がかった色合いになります。
主な開花時期は春から初夏で、花茎をのばしその先端に黄色の5弁花を数輪咲かせます。
春先に白い小さな花を密植させて咲き誇る景色は壮観ですが、この時期にポツリと「二度咲き」している【ユキヤナギ】もよく目立ちます。
葉の紅葉もきれいなバラ科シモツケ属の落葉低木ですが、まだ葉も少しばかり残っています。
「二度咲き」は、「返り咲き」とも「狂い咲き」とも言われていますが、【ユキヤナギ】に限らず、多々多くの花で見かける現象として、いまだ「二度咲き」する要因は解明されていません。
冷たい風に揺れる小さな白い花、可憐さよりも豪儀な姿だと感じてしまいます。
「時に元禄15年12月14日、江戸の夜風をふるわせて、響くは山鹿流儀の陣太鼓・・」で始まる<三波春夫>の『俵星玄番』は、わたしの数少ないカラオケの持ち歌ですが、8分を超えますので、なかなか唄わせてもらえません。
<飲食・カラオケ「やす」> のママからは、「ファルコンさんが唄えるのは、客のいないときと12月14日だけ」と言われているのですが、本日は日曜日ということもあり、数少ない日が消えてしまいました。
唄での供養はできませんが、本懐を遂げた47名の赤穂藩主たちに、【サムライ 08】を捧げたいとおもいます。
フランスの<バラ>の名門<メイアン>社が、日本の「サムライ・スピリット」に敬意を表して作出・命名された<バラ>で、「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2009」の「切り花部門」で最優秀賞を受賞しています。
剣弁高芯咲き、花弁数30~35枚の大輪で光沢のあるベルベットのような深紅の花色が印象的ですが、苗としては流通していないようです。
耐暑性が強く、夏が発育期の【パールフォンニュルンベルグ】です。
ベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物ですが、本種は園芸品種として育成された交配種です。
花は紫色っぽい橙色をしており、葉は青みがかった緑色ですが、縁に入る赤紅色が特徴的です。
「ススキ」 に似た赤紫色の葉と、 「エノコログサ(ネコジャラシ)」 のような長い穂が印象的な【パープルファンテングラス】です。
イネ科ペニセタム属で南アフリカを原産としていますので、耐寒性はあまり強くなく、本来は多年草ですが一年草扱いにされています。
苗が小さいときは緑色っぽいですが、大きく成長しますと赤紫色に変化、草丈80センチ~100センチ程度に成長します。
別名としては、学名の「ペニセタム・セタケウム・ルブラム」、もしくは、「赤穂チカラシバ」です。
花弁を落としたあとの 花序 を一度アップしていますが、今回は乳白色の花弁が5枚わかる状態で、花は11~12月頃の晩秋に咲き、球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序を構成しています。
この丸い球状の形を見るたびに、大学時代に研究室で使用していた<IBM>社の「電動タイプライター」を思い出します。
丸いボール球の表面に活字のポイントが並んでいて、クルクルと回りながら印字していく姿は、驚異的な早さでした。
一般のタイプライターは、「・」の文字や「W」の文字など同じ指の力で打ちますと、「・」などは紙に穴が空き、「W」は印字面積が大きいので薄くなりがちでした。
<IBM>社は、「・」も「W」も同じ圧力で打ち出してくれますので、まるで印刷したみたいに英文が打ち出すことができました。
貯金をして購入しようと考えていましたが、ワープロからパソコンの時代が到来、タイプライターは過去の遺物になってしまいました。
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