白色の蕾が開きますと外側の花弁が白く、内側の花弁が桃色になり丸弁カップ咲きが【ミミ・エデン】の特徴ですが、株が充実していないと桃色一食の半剣弁咲きの花姿になります。
バラの名門フランスの<メイアナン社>が2000年に作出した<バラ>で、フロリバンダ系の四季咲き性で、花径は5センチ前後と小輪ですが、花弁数は30~60枚と密に重なり合っています。
花形が乱れずに咲き続けますので、切り花としても人気のある品種で、2009年には同じ<メイアン社>から、つる性の【ミミ・エデン】が出ています。
<アネモネ>は地中海を中心として100種以上の自生種があると言われていますが、園芸品種も非常に多く出ています。
園芸品種としては、赤色の花弁で馴染のある「アネモネ・コロナリア種」をもとに作出された「デカン系」 ・ 「セントブリッジ系」 ・ 「モナーク系」、そして本種の「モナリザ系」と大きく分類されています。
この【モナリザ】は、以前に 「赤色」 の品種をアップしていますが、今回は「紫色」でそのほかに「白色」があります。
秋植えの球根ですが、「チューリップ」のように<ひとつの花が開花して終わり>ではなく、次々と花芽が出てきますので、長く楽しめます。
「ロータス」ときけば、 「ハス(蓮)」 を思い浮かべますが、当然本種は「ハス」とは違う植物で、マメ科ミヤコグサ(ロータス)属の多年草、地中海沿岸が原産地です。
新芽は若々しい黄緑色をしており、成長すると共に色が緑色に変化していきます。
草丈は80~100センチ程度まで成長、初夏のころから花径1~2センチの「レンゲ」のような白色の花を茎の先端に房状に付けますが、花を観賞するよりは、カラーリーフとしての趣が強い植物です。
小さな葉姿でか弱そうですが、寒さ暑さに強く、特にマイナス10度まで耐える耐寒性を持っていますので、一年を通して緑の葉を楽しむことができます。
バラの名門、フランスの<メイアン社>が1988年に発表した【マチルダ】は、1987年の「バガテルバラ新品種国際コンクール」金賞、同年「JRC国際ばら新品種コンクール」銀賞、1988年「バーデンバーデン国際コンクール」金賞と数々の名誉に輝いています。
桃色の複色で高芯丸弁咲き、波打つ花弁が特徴的で、花径70ミリほどの中輪種で微香、樹高は1.0~1,2メートル程度です。
秋に咲く花は桃色が強く出る傾向にあり、花付きがよく大きい房咲きになり、株全体を覆うように咲き乱れます。
フランス人歌手である「シャルルアズナブール」や、アフリカの地名に関連した「ベッドフォードビューの真珠」との別名を持っています。
【ダイオウマツ(大王松)】はマツ科マツ属の常緑針葉高木で、マツ属の中で一番長い葉を持ち、老木で20~25センチ、若木で40~60センチにも成長します。
日本での樹高は10数メートルですが、北アメリカ東南部のジョージア近辺の原産地では40メートルもの大木となります。
マツ科の植物では<短枝>という特殊な短い枝に何本かの葉が束生、日本では「アカマツ」や「クロマツ」のように2本、あるいは「ゴヨウマツ」の名の通り5本の葉ですが、この【ダイオウマツ】は三葉松としてかなり長い葉が3本あり、しなって垂れ下がる姿をしています。
花期は4月、花は鮮やかな赤紫色をしており、松かさは15~20センチと大型です。
花径17センチばかりの中輪の大きさで、「デコラ咲き」の桃色と白色の二色の<ダリア>が、目に止まりました。
キク科ダリア属の園芸品種ですが、原産地のメキシコでは<ダリア>の原種は約20種といわれ、背丈が3~4メートルにもなる 「皇帝ダリア」(木立ダリア) も原種のひとつです。
1789年にメキシコからスペインに持ち帰られ、19世紀から多くの品種が栽培されてきていますが、コッキネアやファレシーなどの原種を交配させ、現在では3万種ほどの品種が生み出されています。
写真の【ビューティフルデーズ】は、昨年に発表されたばかりの新品種です。
きれいな星形の6弁花の【リューココリーネ】は、透き通るような透明感を持つ、ユリ科リューココリーネ属の宿根草です。
南米のチリを原産地として、数種類が自生しており、花色は白色と青~紫色系をしています。
国内ではハウス栽培が主で、出荷は2月~3月頃が多く、一般的には4~5月頃が開花時期に当たります。
名称は、ギリシア語の「leukos(白い)」と「 koryne(棍棒)」にちなんでいます。
正式な登録名称は【グレートフラワー・バレリーナ】ですが、タイトルに表示できる文字数を超えるために略してしまいました。
徳島県美馬市の「河野メリクロン」が1989年7月15日に登録、登録番号は1934号です。
「グレートワルツ・マイフェアレデイィ」に「バレーフラワー・チェリーライブ」を交配させて育成されています。
花は桃色の地に鮮赤紫のぼかしと条線が入り、リップは円形で黄白の地色に明赤紫の斑点と覆輪が入り、一花茎に花数は13花程度付け花形は抱え咲き、横径および縦径は70ミリ程度の大きさです。
<シーナビューティーランラン>は、千葉県旭市にあります「椎名洋ラン園」が、1998年10月27日に品種登録された品種ですが、15年を経て、2013年10月28日に期間満了を迎えています。
「モモ ビューティー」と「モモ ベビー」を交配させ育成され、安定を確認するのに6年かかっています。
花はセパルおよびペタルとも紫白の地に紫桃色の脈斑が入り、リップ中央に裂片には紫赤色の中型種です。
<コチョウラン>らしく、総状花序の花茎に16~25個の花を咲かせ、花形は部分抱え平、花径は横が50~70ミリ、縦が30~50ミリの大きさで、上品さが漂う花弁の色合いです。
細長い葉が、こんもりと密生した姿の【フェスツカ・グラウカ】です。
イネ科フェスツカ(ウシノケグサ)属に分類され、ヨーロッパ原産の「フェスツカ」の寒地型芝草として育種された園芸品種で耐寒性があり、乾燥気味の土地でも丈夫に育ちます。
「グラウカ」という名前は「灰白色」に意味を持ち、葉の青白さの程度は様々です。
フェスツカ属には200~300品種あると言われ、変異や個体差が多く、分類が確定できていません。
品種や系統が多いだけに、単に「フェスツカ」という名称で流通していることが多く、また「シルバーグラス」や「青ひげ」との別名でも表示されています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ