ファルコン植物記(253)副花冠の面白い花<水仙>(2)
4月
8日
<スイセン>は、ヒガンバナ科スイセン属の花で、スペイン・ポルトガルを中心に地中海沿岸、アフリカ北部が原産地です。
非常に園芸品種が多い花で、原種としては30種ほどですが、現在登録されている品種だけでも1万種を超えています。
あまりにも品種が多いので、1969年英国王立園芸協会(RHS)が、13の系統区分に分け、さらに花被弁(花弁部分:ベリアンス)と副花冠(ラッパ部:コロナ)の色で分類され品種登録されています。
この(RHS)の基準に従いますと、写真の左上の房咲きの「キブサスイセン(黄房水仙)」は、第8区分(タゼッタ系)で、花弁は(Y:イエロー)、副花冠は(O:オレンジ)ですので<8YーO>の表記となります。
右上の「ラッパスイセン」は、第1区分(ラッパ系水仙)で、花弁は(Y:イエロー)、副花冠も(Y:イエロー)ですので、<1Y-Y>という表記になります。
ていねいに分類された1万種類の<スイセン>の図鑑、一度見てみたいものです。
投稿日 2012-04-08 19:12
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-09 04:18
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-09 17:07
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-10 06:02
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-11 23:57
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-12 15:39
ワオ!と言っているユーザー