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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(1439)赤紅色の<ツバキ>(9)【紅侘助】

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ファルコン植物記(1439)赤...
侘助系の原種は発見されておらず、「ヤブツバキ(藪椿)」と「茶の木」との交雑種と言われていましたが、現在では支持されておらず不明のままで、【紅侘助】はその変種のひとつだと言われています。

葉は先が尖り、縁には細かいギザギザが入る鋸葉状です。花径は3センチ程度で、一般の<ツバキ>に比べて花は小型で開き切らずに筒状になり、<葯>が変形して子房に毛が密集しています。

侘助系としては、「白侘助」・赤地に白斑が入る「胡蝶侘助」・「数奇屋侘助」・「太郎冠者」などの品種があり、他の<ツバキ>に比べてつつましやかに咲いている姿が茶人好みとして、茶席に用いられる花です。

秀吉が創建した大徳寺総見院には、<千利休>が愛した「胡蝶侘助」があり、月真院には<織田有楽斉>好みの「太郎冠者」があり、別名「ウラクツバキ」と呼ばれています。
茶道を嗜む武士たちには、<ツバキ>がポトリと散る姿が「首が落ちる」ことを連想させるとして、あまり好まれる花ではなかったようです。
#園芸 #花

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2015-02-15 11:52

お茶人さんには好まれる花ですよね。

子供のころ、椿の蜜、よく吸ったなぁ。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2015-02-15 11:54

花弁が開き切らない清楚な姿が、侘びの茶室の茶花として合うんでしょうねぇ・・・。

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