ファルコン植物記(1394)黄色の<バラ>(64)【ピース】
1月
1日
世界的な名花として、ドイルでは「グロリア・ディ」、フランスでは「マダム・アントワーヌ・メイアン」、イタリアでは「ジョイア」と呼ばれ親しまれています。
本来は黄色い花弁に桃色の覆輪が入りますが、気温や日照条件などによって濃淡が変化します。
1945年に発表された<バラ>で、作出は<フランシス・メイアン>ですが、母に捧げたことにより彼の母親の名が冠されました。
第二次世界大戦の戦火により作出国のフランスでは苗がなくなり、アメリカに保存されていた苗を、<コーナンドパイル社>により平和の尊さ、平和への願いを込めて【ピース】と命名されて販売されました。