12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比220円39銭(0.68%)高の3万2485円56銭で前場を終えています。
米株式相場の堅調推移を受け、買いが優勢でした。前週末の株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出を無難に通過したのも、引き続き買い安心感になっています。
前週末の米株式市場ではハイテク株の上昇が相場を支えました。この流れを引き継ぎ、東京市場では朝方から成長(グロース)株の一角に買いが集まりました。業種別では精密機器や電気機器の上昇が目立ち、日本時間12日の米株価指数先物が堅調に推移したのも支えとなり、日経平均の上げ幅は一時250円を超えて6日に付けました年初来高値「3万2506円78銭」を上回り「3万2517円68銭」を付けています。
終値は続伸し、前週末比168円83銭(0.52%)高の3万2434円00銭で終えています。
今週は日米欧の「中央銀行ウィーク」を迎えます。14日のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、<ジェローム・パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長>会見(経済見通し発表)、15日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果発表、<クリスティーヌ・ラガルド総裁>会見、そして16日は日本銀行の金融政策決定会合結果発表、<植田和男総裁>会見が続けざまにあるだけに、欧州株やダウ平均株価と共に株価の動きが気になる週になります。
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。
週末を控えた持ち高調整の売りがやや優勢となっています。一方、ハイテク株の一部への買いが続いており、株式相場全体を支えています。
来週には5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、13~14日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれます。結果を見極めたいという流れが出ています。ダウ平均株価は前日までの3営業日で270ドルあまり上昇した後で、持ち高を整理する動きも出ています。
終値は小幅に4営業日続伸し、前日比43ドル17セント(0.13%)高の3万3876ドル78セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比20.619ポイント(0.16%)高い1万3259.143でした。
S&P種500は、前日比4.93 ポイント(0.11%)高の4298.86でした。
9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比高の高の3万2149円76銭で前場を終えています。
米国の経済指標が労働市場の軟化を示し、米金融引き締めの長期化への警戒感が和らいでいます。日本株は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)の算出の第2金曜日・9日を無難に通過したこともあり、買いが優勢となりました。
日経平均は前日までの2日間で「860円」ほど下げています。9日は前場で大きく反発し、上げ幅は取引開始後600円に迫る場面もありました。市場では、(SQ)後に相場が下落するとみていた向きが前々日あたりから売りを出していましたが、想定よりも相場が強く買い戻しを迫られた流れも見られます。
終値3営業日ぶりに大幅反発し、前日比623円90銭(1.97%)高の3万2265円17銭で終えています。
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました、出遅れ感のある景気敏感株の一部や内需株への買いが相場を支えています。前日に売られたハイテク株の一角も高く半面、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化することへの警戒は投資家心理の重荷となり、ダウ平均株価は一時「3万3630ドル04セント」まで下げる場面もありました。
主要ハイテク株に出遅れてきた景気敏感株や中小型株への買いが続くとの期待が高まっているようです。景気の底堅さを背景に内需株を物色する動きがあるようです。
米債券市場では、長期金利が前日終値(3.79%)から(3.7%台前半)に低下し、前日に下げが目立った高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入っています。
一方、相場の上値は重く、今週に入ってオーストラリア準備銀行(中央銀行)やカナダ銀行(中銀)が相次いで利上げを決め、市場では(FRB)が13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置いた後、7月に利上げを再開するとの観測が意識されています。13日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ高止まりを示す可能性が期待されています。
終値は3営業日続伸し、前日比168ドル59セント(0,50%)高の3万3833ドル61セントで終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比133.629ポイント(1.02%)高い1万3238.524でした。
S&P500種は、 前日比26.41 ポイント(0.62%)高の4293.93でした。
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前日比42円51銭(0.13%)安の3万1871円23銭で前場を終えています。前日の米ハイテク株安を受け、グロース(成長)株を中心に売りが出ました。半面、日経平均は前日に急落したことから、主力株の一角に押し目買いが入って上げに転じる場面もありました。
7日の米ハイテク株安が相場の重荷となりました。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの見方が広がり、ナスダック総合株価指数は前日比(1.29%安)で終えています
日経平均は7日に前日比「593円04銭」安と今年2番目の下げ幅で終えています。きょうは海外の短期筋による株価指数先物の買い戻しのほか、主力株の一部に押し目を狙った買いが入って、上げ幅は一時100円を超え「3万2035円95銭」を付けています。
足元の急ピッチな上昇を受け、前日に続き短期的な過熱感を懸念した売りに押された。株価指数先物に売りがかさみ、午後に下げ幅は一時400円を超え「3万1420円45銭」をつけています。
終値は続落し、前日比272円47銭(0.85%)安の3万1641円27銭で終えています。
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。目新しい売買の材料が少ないなか、ディフェンシブ株の一部に売りが出ています。一方、ハイテク株の一部には買いが入っており、相場を支えています。
週内は目立った経済指標の発表がなく、主力銘柄を売買する材料もあまりありません。ダウ平均株価の構成銘柄では、製薬のメルクや保険のトラベラーズなどディフェンシブ株に売りが出て、指数を下押ししています。
一方、積極的に売りを出す動きも限られています。<イエレン米財務長官>が朝のCNBC番組で、「労働市場のインフレ圧力低下の兆しがみえている」と語っています。市場では米連邦準備理事会(FRB)が13~14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見方が一段と強まり、投資家心理を支えています。
終値は続伸し、前日比91ドル74セント(0.27%)高の3万3665ドル02セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比171.52ポイント(1.29%)安の1万3164.90でした。
S&P500種は、前日比16.33ポイント (0.38%)安の4267.52でした。
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比467円44銭(1.44%)安の3万2039円34銭で前場を終えています。
前日まで連日でバブル後の高値を更新して相場の過熱感が強まるなか、日経平均は朝方に200円超の「3万2708円53銭」に上昇した後、利益確定目的の売りが優勢で9時半頃に下落に転じると急速に売りが膨らんでいます。一時500円を超える「3万1992円58銭」の安値を付ける場面があり前場の値幅(高値と安値の差)は715円に達し、日中値幅としてもすでに今年最大となりました。
朝方は今週末に控える株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いなどが先物に先行しましたが、一転して利益確定の売りが優勢となりました。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比593円04銭(1.82%)安の3万1913円74銭で終えています。下げ幅は今年2番目の大きさでした。日中値幅(高値と安値の差)は794円と今年最大となるなど、不安定な値動きでした。
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。全体に売買の材料が少ないなか、持ち高調整の売りが先行しています。5日にゴーグル型の新製品を発表し上場来高値を更新したスマートフォンのアップルは、材料出尽くしの売り先行で始まっています。
6日朝は主要な経済指標の発表がなかったほか、米連邦準備理事会(FRB)高官が米連邦公開市場委員会(FOMC)の前に金融政策についての発言を控えるブラックアウト期間に入ったこともあって相場を動かす材料が乏しい状況でした。
これまで出遅れ感があった景気敏感株やハイテク株の一角に物色が入り、相場を支えました。一方、米利上げ継続への警戒が相場の重荷となり、上げ幅は限られています。
終値は小幅に反発し、前日比10ドル42セント(0.031%)高の3万3573ドル28セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比46.989ポイント(0.36%)高の1万3276.418で終え、2022年4月以来の高値でした。
S&P500種は、前日比10.06ポイント (0.24%)高の4283.85でした。
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比133円15銭(0.41%)高の3万2350円58銭でした。前日につけた約33年ぶりの高値を上回っています。前日に「693円21銭」(2.20%)高と今年最大の上げ幅を記録した反動で利益確定目的の売りが先行したものの、すぐに下げ渋り、上昇に転じています。
海外投機筋の日本株に対する先高観は根強いなか、株価指数先物への押し目買いが日経平均を押し上げました。市場では、週末に控える株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に向け、先物に思惑的な買いが入りやすい状況でした。前日の「199ドル90セント」(0.6%)米株安を受けた相場下落を見越し、売り持ち高を積み上げていた投資家の買い戻しも入ったようです。
終値は4日営業続伸し、大引けは前日比289円35銭(0.90%)高の3万2506円78銭で終えています。1990年7月以来お33年年ぶりの高値を連日で更新しています。
5日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米国の債務不履行(デフォルト)回避を背景に前週末に「701ドル19セント」(2.12%)高と今年最大の上げ幅を記録した後で、主力銘柄の一部には目先の利益を確定する売りが出やすく、半面、6月は利上げが見送られるとの観測は投資家心理を支え、ダウ平均は小幅に上昇する場面もありました。
前週末発表の5月の米雇用統計で雇用者数は市場予想以上に増えた一方、失業率は市場予想を上回りました。平均時給の前年同月比の上昇率も市場予想を下回ったため、米経済は底堅いが6月の利上げを促すほどではないと受け止められ、株式相場の一定の支えとなっています。
終値は3営業日ぶりに反落し、前週末比199ドル90セント(0.6%)安の3万3562ドル86セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落しました。前週末比11.337ポイント(0.1%)安の1万3229.429でした。
S&P500種は、前週末比8.58 ポイント(0.20%)安の4273.79で終えています。
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