ジョージアを舞台にした映画『ダンサー そして私たちは踊った』が、特集上映「のむコレ3」で上映されます。
第92回アカデミー賞国際長編映画賞部門スウェーデン代表に選出された本作は、ジョージアの国立舞踊団で幼少期からトレーニングを積んできた「メラブ」と、カリスマ的な魅力を持つ新入団員「イラクリ」を巡る物語です。2人だけの特訓を契機に、ライバルである「イラクリ」への憧れと欲望を「メラブ」が募らせていくさまが描かれます。
コンテンポラリーダンサーの<レヴァン・ゲルバヒアニ>が「メラブ」を演じ、<バチ・ヴァリシュヴィリ>が「イラクリ」を演じています。監督を務めたのは<レヴァン・アキン>。Instagramで<アキン>からスカウトされた<ゲルバヒアニ>は、本作でスクリーンデビューを果たしています。
このたび公開された予告編には「イラクリ」が練習場に入ってくるシーンや、彼からアドバイスを受ける「メラブ」の姿を収録。また「全てを狂わせた恋が彼を変えていく」という文字も映し出されています。
『ダンサー そして私たちは踊った』は12月11日(水)に東京・シネマート新宿、2020年1月5日に大阪・シネマート心斎橋にてそれぞれ1日限定で公開されます。
2020年5月1日(金)日米同時公開の映画『ブラック・ウィドウ』の予告映像が公開されています。
本作は、全世界歴代興行収入世界一を記録した映画 「アベンジャーズ/エンドゲーム」 などに登場したキャラクター「ブラック・ウィドウ」の単独映画です。 『さよなら、アドルフ』 (2012年)・ 『ベルリン・シンドローム』(2017年)の<ケイト・ショートランド>監督がメガホンをとっています。
元ロシアのスパイであるブラック・ウィドウこと「ナターシャ・ロマノフ」は、マーベル・コミックに登場する架空の組織「S.H.I.E.L.D.」のエージェント、そしてスーパーヒーローチーム・アベンジャーズの一員として、『アイアンマン2』(2010年)、『アベンジャーズ」(2012年)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)、 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」 (2018年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019 年)と、計7本のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に登場しています。
万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた世界最高のエージェントで、超一流の暗殺者であるブラック・ウィドウこと「ナターシャ・ロマノフ」を、今作も<スカーレット・ヨハンソン>が(35)演じています。
解禁された予告映像は、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)後からの時代を背景に「ナターシャ」の「私には何もなかった」という印象的なせりふで始まります。孤独な暗殺者だった彼女がアベンジャーズの使命にたどり着き「もう過去から逃げない」と、向き合う覚悟を決めている様子が描かれています。
さらに、「ナターシャ」が妹と呼ぶ「エレーナ」(フローレンス・ピュー)とのシンクロした戦闘シーンのほか、原作では、ナターシャの元夫として登場する「アレクセイ」ですが本作では父「アレクセイ=レッド・ガーディアン」(デビッド・ハーバー)として登場、母「メリーナ」(レイチェル・ワイズ)も登場。激しく鋭いアクションシーンのみならず、重厚感のある人間ドラマも感じさせる仕上がりになっているようです。
2015年公開の『ザ・ギフト』で長編映画監督デビューした<ナッシュ・エドガートン>監督の『グリンゴ/最強の悪運男』は、正直者でお人よしな性格から貧乏くじばかり引いている男の逆転劇を痛快に描いた、シャーリーズ・セロン製作&出演のエンタテインメントドラマです。朝から晩までまじめに働いていた「ハロルド」ですが、会社からクビを言い渡され、友人だと思っていた経営者にだまされ、最愛の妻まで横取りされてしまいます。
人生のどん底に突き落とされた「ハロルド」は上司の「リチャード」と性悪女の「エレーン」への復讐のため、出張先のメキシコで偽装誘拐を企て身代金5億円を奪う作戦を実行します。
しかし、「ハロルド」が死ねば会社に保険金が入ることに気づいた「リチャード」は殺し屋を雇い、「ハロルド」殺害をもくろみます。
『グローリー 明日への行進』でゴールデングローブ賞にノミネートされた<デビッド・オイェロウォ>が主人公「ハロルド」役を演じるほか、「リチャード」役を<ジョエル・エドガートン>、「エレーン」役を<シャーリーズ・セロン>がそれぞれ演じています。劇中で唯一心優しい登場人物である「サニー」を演じているのは12月3日に34歳の誕生日を迎えた<アマンダ・セイフライド>です。
米国ではすでに2018年3月9日に公開されていますが、日本では2020年2月7日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショーされます。
GENERATIONS from EXILE TRIBEの<片寄涼太>(25)と、<橋本環奈>(20)のダブル主演映画が、12月6日(金)に全国公開されます。
<みきもと凜>の人気同名漫画『午前0時、キスしに来てよ』(『別冊フレンド』2015年5月号から連載中)を、実写映画化したものです。
優等生の「花澤日奈々」(橋本環奈)は、まじめすぎる性格で周りから一目置かれる存在ですが、本当は王子様と恋に落ちるおとぎ話のような恋愛にあこがれる夢見がちな女子高生でした。ある日、「日奈々」の高校に国民的人気スターの「綾瀬楓」(片寄涼太)が映画の撮影でやってきます。エキストラとして参加することになった「日奈々」は、「楓」の飾らない素顔とやさしさに魅せられ、「楓」も「日奈々」の裏表のない実直さに次第にひかれるようになり、芸能人と一般人の誰にも知られてはいけない秘密の恋が始まります。
思いもよらぬ障害が2人に降りかかる中、「日奈々」をひそかに思い続けてきた幼なじみの「浜辺彰」(眞栄田郷敦・19)が「楓」に宣戦を布告してきます。
監督は、<やまもり三香>による漫画『ひるなかの流星』(2017年3月24日) ・ <新川直司>による漫画を<広瀬すず>と<山崎賢人>の共演 『四月は君の嘘』 (2016年9月10日の<新城毅彦>(57)がメガホンをとっています。
『GOODPEOPLE』は、ハリウッドで映像制作を学び、短編映画やミュージックビデオなどを手がけてきた<渋谷靖>監督の初長編作になります。12月7日より東京・新宿バルト9ほか全国で公開されます。
シェフになる夢をあきらめ無気力になっている「ビリー」、自分に自信がないという恐怖心から夢をあきらめた「ミキ」、理想の彼女を追い求める矛盾だらけの「ケイレブ」という、国籍も性別も異なる在日外国人の3人が出会い、運命が交錯する。現代の東京を舞台に、生きることに不器用な若者たちの姿を描いています。
2014年に「pancakes」のタイトルで、HOLLYWOOD FILM FESTIVAL(ハリウッド映画祭)で上映された作品を、「good people」とタイトルを改めて劇場公開。キャストは、<園子温>監督の『HAZARD ハザード』 ・ 『愛のむきだし』 (2008年)などに出演した<ジェイ・ウェスト>のほか、<今宿麻美>、<西田麻衣>、<中村ゆり>、<芦名星>、<岡田義徳>、<玉山鉄二>、<ダンテ・カーバー>らが出演しています。。
『シティ・オブ・ゴッド』(2003年)・『ナイロビの蜂』(2005年)の<フェルナンド・メイレレス>(64)がメガホンをとり、2012年に当時のローマ教皇だった<ベネディクト16世>と、翌年に教皇の座を受け継ぐことになる<ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ>枢機卿の間で行われた対話を描いたNetflixオリジナル映画『2人のローマ教皇』が、Netflixでは2019年12月20日からの配信ですが、日本では配信に先立つ12月13日から、一部劇場にて公開されます。
トリック教会の方針に不満を抱く<ベルゴリオ>枢機卿は、<ベネディクト>教皇に辞任を申し入れます。しかし、スキャンダルに直面して信頼を失っていた<ベネディクト>教皇はそれを受け入れず、<ベルゴリオ>をローマに呼び寄せます。考えのまったく異なる2人でしたが、世界に10億人以上の信徒を擁するカトリック教会の未来のため、対話によって理解しあっていきます。
「ベネディクト16世」役に<アンソニー・ホプキンス>(82)、「ベルゴリオ」役に 『天才作家の妻 40年目の真実』 (2019年)の<ジョナサン・プライス>。脚本は 『博士と彼女のセオリー』 (2015年・監督:ジェームズ・マーシュ)・ 『ボヘミアン・ラプソディ』 (2018年・監督:ブライアン・シンガー)の<アンソニー・マクカーテン>が担当しています。
東海テレビ制作のドキュメンタリー『さよならテレビ』が、2020年1月2日(木)に公開されます。
本作は、ヤクザと人権をめぐる『ヤクザと憲法』(2016年) ・ ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追った『人生フルーツ』(2016年)などを発表してきた東海テレビドキュメンタリー劇場の第12弾になります。自社の報道部にカメラを入れ、現代の若者がテレビを持たない背景や、テレビの現場では今何が起こっているのかを追っていきます。
『ヤクザと憲法』でタッグを組んだ<圡方宏史>(43)と<阿武野勝彦>(60)が、監督とプロデューサーをそれぞれ担当。2018年9月に東海テレビ開局60周年記念番組として制作されたものに、新たなシーンが加えられています。
公開された予告編では、共謀罪や不適切テロップ騒動に斬り込む内容が。終盤ではカメラの存在に敵意を見せる局員の姿も確認できます。
また、本作の公開を記念した特集上映「東海テレビドキュメンタリーのお歳暮」を12月14日(土)から28日(土)にかけて東京・ポレポレ東中野、12月21日(どm)から30日(月)にかけて愛知・名古屋シネマテークで開催。ポレポレ東中野では、東海テレビドキュメンタリー劇場の11作に『光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~』(2008年) ・ 裁判官の仕事から日本の司法制度の構造的な問題点をあぶり出す『裁判長のお弁当』(2007年)など司法シリーズ4作を加えた計15本が上映されます。名古屋シネマテークでは上映作品が異なるのでご注意を。上映スケジュールなどの詳細は、各劇場の公式サイトで確認してください。
『ほんとにあった怖い話』シリーズや<鈴木光司>の小説を原作とする『リング0 バースデイ』(2000年)、<楳図かずお>の同名怪奇ミステリーを映画化した『おろち』(2008年)などで知られる<鶴田法男>監督(58)が中国で手掛けたホラー・スリラー映画『ワンリューシュンリン(原題)』(直訳:ネットワークのリング)が、12月6日より中国全土1万館超で公開されます。
原作は中国の人気作家<マ・ボヨン>のスリラー小説で、「呪われたネット小説を読んだ者が、小説と同じ死に方で死んでいく」という物語。中国でも『リング』シリーズをはじめとしたJホラーは人気があるため、「Jホラーの父」とも呼ばれる<鶴田>監督に白羽の矢が立ち、100%中国資本で制作されました。
主演は、中国Diorなど多くの一流ブランドのモデルを務める<孙伊涵(スン・イハン)>。撮影当時19歳で女優としては新人でしたが、<鶴田>監督は『リング0』の「貞子」役で見いだした<仲間由紀恵>も当時19歳だったため、運命的なものを感じたといいます。<スン>は、『花より男子』の中国実写ドラマ『流星花園 2018』で「藤堂静」役を務めたことでも知られています。
もう一人の主演は、台湾の人気俳優<傅孟柏(フー・モンポー)>です。<鶴田>監督の純中国製ホラーが中国でどのような反響を得るのか、注目されるところです。なお、日本での公開は未定となっています。
11月22日(金)に公開された映画 『アナと雪の女王2』 が、1日(日)までに興行収入43億582万円、観客動員数338万人を記録したことが発表されています。週末興行成績も2週連続で1位を獲得し、公開10日目での興行収入40億円突破は 7月12日に公開された 『トイ・ストーリー4』 を超えて、ディズニー・アニメーション、ピクサー・アニメーション全タイトルの中で最短となっています。
1作目と2作目でひとつの物語だと監督(ジェニファー・リー、 クリス・バック)が語っていたように、観客からは「過去で明らかにならなかったことが全部解けて「そういうことだったんだ」と納得した」という声や「2回目だからこそ読み取れることがあって」と早くもリピーターが続出しているようです。
「エルサ」役<松たか子>が歌う『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』も、音楽配信サイトの各チャートで1位を獲得しています。
ありのままの自分を受け入れ、氷と雪を操る力を持つ姉「エルサ」、そして持ち前の明るいキャラクターの妹「アナ」。前作ではお互いを想い合い、最後には心を通わせ強い絆で結ばれ多くの人が涙した2人のヒロイン。今作では、なぜ「エルサ」に力が与えられたのか。大事な仲間となった「クリストフ」と「オラフ」と共に歩む先で、「エルサ」の「魔法の力」の秘密を解き明かす冒険が描かれています。
障害当事者が運営する自立生活センターを舞台にしたドキュメンタリー『インディペンデントリビング』が、2020年春に東京・ユーロスペースほか全国で順次公開されますが、2020年1月11日(土)より大阪・第七藝術劇場で先行上映されます。
本作は、原子力と放射線の問題に関する映画の3部作の3番目としての『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010年9月18日)などの監督で知られる<鎌仲ひとみ>(61)による初プロデュース作品となります。
自らも介助者として働く監督の<田中悠輝>(28)が、家族のもとや施設を離れて自立生活を希望する人々の姿を3年にわたって追いました。自由と引き換えにリスクや責任を負うことになる自立生活は、障害者にとって「命懸け」のチャレンジとなりますが、壁にぶつかりながらも自ら決断し行動することで、彼らの生活は変化していきます。
<鎌仲>は「自立って、一人で頑張ることじゃないんだ、ということをこの方たちから学びました。あちこち、不自由なことがあっても、人は心を自由にひらきながら生きることができるんです」とコメント。
<田中>は、本作を「自立生活運動」の現在をテーマにした作品」と紹介、「これからが本当に「この運動の価値を伝える」段階になっていきます。より多くの方にこの映画を観てほしいと語っています。
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