ドキュメンタリー映画『さよならテレビ』@東海テレビ
12月
3日
本作は、ヤクザと人権をめぐる『ヤクザと憲法』(2016年) ・ ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追った『人生フルーツ』(2016年)などを発表してきた東海テレビドキュメンタリー劇場の第12弾になります。自社の報道部にカメラを入れ、現代の若者がテレビを持たない背景や、テレビの現場では今何が起こっているのかを追っていきます。
『ヤクザと憲法』でタッグを組んだ<圡方宏史>(43)と<阿武野勝彦>(60)が、監督とプロデューサーをそれぞれ担当。2018年9月に東海テレビ開局60周年記念番組として制作されたものに、新たなシーンが加えられています。
公開された予告編では、共謀罪や不適切テロップ騒動に斬り込む内容が。終盤ではカメラの存在に敵意を見せる局員の姿も確認できます。
また、本作の公開を記念した特集上映「東海テレビドキュメンタリーのお歳暮」を12月14日(土)から28日(土)にかけて東京・ポレポレ東中野、12月21日(どm)から30日(月)にかけて愛知・名古屋シネマテークで開催。ポレポレ東中野では、東海テレビドキュメンタリー劇場の11作に『光と影~光市母子殺害事件 弁護団の300日~』(2008年) ・ 裁判官の仕事から日本の司法制度の構造的な問題点をあぶり出す『裁判長のお弁当』(2007年)など司法シリーズ4作を加えた計15本が上映されます。名古屋シネマテークでは上映作品が異なるのでご注意を。上映スケジュールなどの詳細は、各劇場の公式サイトで確認してください。