<吉永小百合>(75)が主演を務める『いのちの停車場』の公開日が、2021年5月21日に決定。あわせてポスタービジュアルが解禁されています。
<南杏子>による同名小説『いのちの停車場』 (2020年5月27日・幻冬舎)を、 『八日目の蟬』 (2011年)の<成島出>が実写化しています。東京の救命救急センターで働いていた医師「白石咲和子」がある事件をきっかけに、故郷・金沢で「まほろば診療所」の在宅医師として再出発するさまを描きます。<吉永小百合>が「白石咲和子」を演じたほか、診療所のスタッフに <松坂桃李>、<広瀬すず>、<西田敏行> が扮しています。
解禁されたポスタービジュアルでは、鉛筆画家<古谷振一>が4人の肖像を描き下ろしています。モノクロ写真かと見まがうほど写実的な4人の似顔絵が描かれています。4人をつなぐピンク色のリボンの輪の中には、患者やその家族を演じたキャストたちが登場。<石田ゆり子>、<南野陽子>、<柳葉敏郎>、<小池栄子>、<泉谷しげる>らが配置されています。
コピーとしては、「そこは、自分らしく輝ける場所。」が添えられています。
ナチスドイツにより約56万人ものユダヤ人が虐殺されたと言われるハンガリーを舞台に、ホロコーストで心に深い傷を負った孤独な男女が年齢差を超えて痛みを分かち合い、互いに寄り添いながら希望を見いだしていく姿を描いたハンガリー映画『原題:Akik maradtak』が、 『この世界に残されて』 の邦題で、2020年12月18日より全国で公開されます。
1948年。ホロコーストを生き延びたものの家族を失った16歳の少女「クララ」は、42歳の寡黙な医師「アルド」と出会います。「クララ」は「アルド」の心に自分と同じ欠落を感じ取り、父を慕うように彼に懐きます。
同じくホロコーストの犠牲者だった「アルド」も、「クララ」を保護することで人生を取り戻そうとします。しかしソ連がハンガリーで権力を掌握すると、世間は彼らに対してスキャンダラスな誤解を抱くようになり、そして2人の関係も、時の流れと共に変化していくのでした。
医師「アルド」役を<カーロイ・ハイデュク>、「クララ」役を<アビゲール・セーケ>が演じ、監督は、<バルナバーシュ・トート >が務めています。
教科書を使わないユニークな教育で知られる東京・世田谷区の「私立和光小学校」を描いたドキュメンタリー『あこがれの空の下 教科書のない小学校の一年』が、2020年12月19日より全国で公開されます。
子どもたちの自主性を何よりも大切にする「私立和光小学校」には、教科書や様々な儀式・形式、広い校庭やチャイムなど、〈ない〉ものがたくさんあります。
授業も学校生活も全て手作りで行われ、子どもたちは物怖じせずに発言し、どんなことでも話し合う。そんな子どもたちの伸びゆく力を信じ、1人ひとりを見つめながら一緒に歩む先生たち。独自の教育哲学に基づいた教育を実践する同校の1年間を追います。
女優の<高橋惠子>(65)がナレーションを担当、監督は、<増田浩 >と<房満満 >が務めています。
1920年代のシカゴを舞台に、「ブルースの母」と称される実在の歌手<マ・レイニー>と彼女を取り巻く人々を描いたNetflixオリジナル映画『マ・レイニーのブラックボトム』が2020年12月18日より配信されます。
『フェンス』の原作者としても知られる劇作家<オーガスト・ウィルソン>の戯曲を、『サヨナラの代わりに』の<ジョージ・C・ウルフ>が監督を務め映画化しました。
1927年。シカゴの録音スタジオで、人気歌手「マ・レイニー」のレコーディングが始まろうとしていました。4人組バックバンドのひとりであるトランペット奏者「レヴィー」は野心に燃え、他のメンバーたちと揉め事を起こします。やがて遅れて到着した「マ・レイニー」は白人のプロデューサーらと主導権を巡って激しく対立し、スタジオは緊迫した空気に包まれます。
「マ・レイニー」役に『フェンス』のオスカー女優<ビオラ・デイビス>が演じ、『ブラックパンサー』の故<チャドウィック・ボーズマン>が「レヴィー」を演じ、彼の遺作となりました。
『スピード』(1994年・監督: ヤン・デ・ボン)や『マトリックス』(1999年・監督: ウォシャウスキー兄弟)で人気俳優となり、近年も 『ジョン・ウィック』 (2014年・監督: チャド・スタエルスキ)シリーズの第3作 『ジョン・ウィック パラベラム』 (2019年・監督: チャド・スタエルスキ)などで活躍を続ける<キアヌ・リーブス>(56)が若かりし日に主演し、ロックスターにあこがれる高校生の「ビル」と「テッド」が時空を超えた冒険を繰り広げる姿を描いたコメディ『ビルとテッドの大冒険』(1989年・監督: スティーヴン・ヘレク)のシリーズ第3作 『ビルとテッドの時空旅行』 が、2020年12月18日より全国で公開されます。
前作『ビルとテッドの地獄旅行』(1991年・監督: ピーター・ヒューイット)から29年ぶりの新作となる本作では、主演の<キアヌ・リーブス>と<アレックス・ウィンター>(55)の2人が、ミュージシャンになった大人のいまも少年の心を忘れない「ビル」と「テッド」を三度演じ、タイムマシンで新たな冒険に出る姿を描きます。
自分たちの音楽が将来世界を救うと予言された「ビル」と「テッド」は、曲作りに励み、その時を待ち続けて早30年。人気も年月とともに落ち込み、いまや応援してくれるのは家族だけだでした。そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ、時空の歪みによって人類滅亡まであと77分25秒しかないという驚きべき事実を伝えます。
「ビル」と「テッド」は世界の消滅を防ぐため、そして「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンを集めて史上最強のバンドを結成しようと、過去や未来を駆け巡ります。
監督は、1985年の『Tom Goes to the Bar』でベルリン国際映画祭金熊賞(短篇)を受賞した、『ギャラクシー・クエスト』(1999年)の<ディーン・パリソット>(68)が務めています。
<ダイアン・キートン>(74)、<ジェーン・フォンダ>(82)、<キャンディス・バーゲン>(74)、<メアリー・スティーンバージェン>(67)ら豪華女優陣が共演し、1冊の本をきっかけに色づき始めた4人の女性の恋と悩みと友情を描いた『原題:Book Club』が、 『また、あなたとブッククラブで』 の邦題で、2020年12月18日より全国で公開されます。
夫を亡くした喪失感から抜け出せない「ダイアン」(ダイアン・キートン)、複数の男性との関係を楽しんでいる経営者「ビビアン」(ジェーン・フォンダ)、離婚のトラウマに苦しむ管理職の「シャロン」(キャンディス・バーゲン)、熟年夫婦の危機に直面する主婦「キャロル」(メアリー・スティーンバージェン)。長年の友人である4人は、同じ本を読んだ後に集まって感想を語り合う「ブッククラブ」を恒例の楽しみにしていました。
ある日、「ダイアン」の提案で、イギリスの人気官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を読むことになった彼女たちは、そのスキャンダラスな文面に感化され、気持ちも行動も大胆になっていきます。共演に『オーシャンズ』シリーズの<アンディ・ガルシア>、『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』の<ドン・ジョンソン>が出演、監督は、<ビル・ホールダーマン >が務めています。
第2次世界大戦直後のGHQ占領下の日本を舞台に、一刻も早い日本の独立を求めて尽力した<吉田茂>と<白洲次郎>を描いた『日本独立』が、2020年12月18日より全国で公開されます。
親子ほども年の離れた2人の絆を軸に、終戦から憲法制定、独立までの歴史の舞台裏を、日米両国の視点からスリリングに描きます。終戦直後に外務大臣に就任した「吉田茂」は、日本の再出発のため、旧知の仲である「白洲次郎」を呼び寄せます。抜群の英語力を備える「白洲」は、開戦前から既に日本の敗戦を予測し、実業の第一線を退いて郊外で農業に専念していました。
「吉田」はそんな「白洲」に、GHQとの交渉役となる終戦連絡事務局の仕事を託します。こうして「白洲」は交渉の最前線に身を置きますが、GHQは米国主導の憲法改正を強引に推し進めようとします。
「白洲次郎」を<浅野忠信>、妻「正子」を<宮沢りえ>、「吉田茂」を<小林薫>が演じています。
監督は極東国際軍事裁判結審50周年記念作品『プライド 運命の瞬間』(1998年) ・ 三億円事件の新解釈をテーマにした『ロストクライム 閃光』(2010年)の<伊藤俊也>が務めています。
テレビアニメ化もされた『週刊少年ジャンプ』連載の人気コミック『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ・作画:出水ぽすか)を、 『僕だけがいない街』 (2016年)の<平川雄一朗>が監督を務め、脚本家<後藤法子>が再タッグを組み実写化された『約束のネバーランド』が、2020年12月18日より全国で公開されます。
自然の中に建てられた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」。そこで暮らす子どもたちは、母親代わりの優しい「イザベラ」を「ママ」と呼んで慕い、いつか里親に引き取られる日を待ちわびていました。年長者の「エマ」、「レイ」、「ノーマン」も、外の世界で待つ幸せな暮らしを信じていました。
ある日、里親が見つかり孤児院を去ることになった「コニー」を見送った「エマ」と「ノーマン」は、彼女が大切にしていた人形を忘れて行ったことに気づきます。「コニー」に人形を届けるため、近づくことを固く禁じられていた「門」へ向かった2人は、そこで無残にも命を奪われ、食料として出荷される「コニー」の姿を目撃します。
彼らが楽園だと信じていた孤児院は、実は「鬼に献上する食用児を育てる農園」で、ママは「最上級の食用児を育てる飼育監」でした。全てが偽りだったと気づいた「エマ」たちは、孤児全員を引き連れた無謀ともいえる脱獄計画に乗り出します。「エマ」を、『君の膵臓をたべたい』 (2017年・監督:月川翔)、 の<浜辺美波>、「レイ」を 『万引き家族』 (2018年・監督: 是枝裕和)の<城桧吏>、「ノーマン」を『仮面ライダージオウ』の<板垣李光人>がそれぞれ演じています。
米『バラエティ』によりますと、作家<加門七海>(58)によるホラー小説『203号室』(2004年9月・光文社文庫刊)が、ハリウッドで実写映画化されることが報じられています。
撮影は新型コロナウイルスの感染対策を講じたうえで、米ルイジアナ・シュリーブポートで行われ、現在はポストプロダクションが進められています。
原作小説『203号室』は、念願のひとり暮らしを始めた大学生が、アパートで次々と怪異に襲われるさまを描いています。映画版では、ゴシック建築のアパートを舞台に、怨霊に苦しめられる女性ふたりの物語が描かれています。
『コービン・ナッシュ/Corbin Nash(原題)』(2018年)などを手掛けた<ベン・ジャガー>が監督を務め、<ジョン・ポリカン>、<ジャガー&ニック・リッチー>が脚本を担当。<フランチェスカ・ゼレブ>、<ビクトリア・ビニャースカ>、<エリック・ビガンド>らが共演しています。
日本のゲーム会社アカツキがアメリカに設立した映画製作部門アカツキ・エンタテインメントが製作を務めました。製作費はアカツキ・エンタテインメントが全額出資しており、アメリカと日本を含む世界各国での配給を検討しているといいます。
拉致事件をテーマにした『めぐみへの誓い』の12分間の メイキング映像が公開 されています。
本作は13歳のときから現在に至るまで拉致されたままの<横田めぐみ>さんを主軸に、<田口八重子>さんを含む拉致被害者や家族の苦悩と闘いを描いています。
<菜月>、<原田大二郎>、<石村とも子>、<大鶴義丹>、 故<小松政夫>、<仁支川峰子>、<坂上梨々愛>、<安座間美優>、<小林麗菜>がキャストに名を連ね、劇団夜想会主宰の<野伏翔>(68)が監督と脚本を担当しました。
12分に及ぶメイキング映像には、監督とキャストのインタビューや撮影の舞台裏などを収録。少女「めぐみ」を演じた<菜月>が「この映画は、拉致問題を題材にしてはいるんですけれども、映画として本当に素敵な作品になっていると私は感じました」と語る姿や、<野伏翔>が舞台版から映画製作へと至った経緯を明かし、「スタッフやキャストが本当に理解してくれて協力してくれたおかげで、実際の製作費以上のものができた。語弊を恐れずに言いますと、映画を楽しみに観に来てほしいと思います」と呼びかける様子などが収められています。
『めぐみへの誓い』は、2021年2月19日より東京の池袋シネマ・ロサ、秋田・AL☆VEシアターほか全国で順次公開されます。
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