『ONODA一万夜を超えて』@<アルチュール・アラリ>監督
10月
3日
終戦間近の1944年、陸軍中野学校二俣分校で秘密戦の特殊訓練を受けていた<小野田寛郎>は、劣勢のフィリピン・ルバング島で援軍部隊が戻るまでゲリラ戦を指揮するよう命じられます。出発前、教官からは「君たちには、死ぬ権利はない」と言い渡され、玉砕の許されない<小野田>たちは、何が起きても必ず生き延びなくてはなりませんでした。
ルバング島の過酷なジャングルの中で食糧も不足し、仲間たちは飢えや病気で次々と倒れていく中、それでも<小野田>は、いつか必ず救援がくると信じて仲間を鼓舞し続けます。
主人公「小野田」の青年期を<遠藤雄弥>、成年期を<津田寛治>が演じ、<仲野太賀>、<井之脇海>、<イッセー尾形>らが共演。2021年・第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作品です。