『スターリンの葬送狂騒曲』(2017年)の<アーマンド・イアヌッチ>監督が、イギリスの文豪<チャールズ・ディケンズ>の代表作『デイヴィッド・コパフィールド』を、2019年イギリス・アメリカ合作として映画化された『原題:The Personal History of David Copperfield』が、邦題『どん底作家の人生に幸あれ!』として、2021年1月22日に全国で公開されます。
「デイヴィッド」は幼い頃、周囲の変わり者たちについて書き留めては空想して楽しんでいました。優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らす「デイヴィッド」でしたが、暴力的な継父によって工場へ売り飛ばされてしまいます。
どん底の日々の中でたくましく成長した「デイヴィッド」は、母の死をきっかけに工場から脱走。唯一の肉親である裕福な伯母の助けで上流階級の名門校に通い始め、今まで体験した〈作り話〉を同級生に披露して人気者となります。
卒業後は法律事務所で働き、恋人もできてついに幸せを手に入れたかに見えたのですが。
『LION ライオン 25年目のただいま』(2016年・監督: ガース・デイビス)の<デブ・パテル>が主演を務め、『サスペリア』(1977年・監督: ダリオ・アルジェント)の<ティルダ・スウィントン>、『007』シリーズの<ベン・ウィショー>が共演しています。
今夜「BS-TBS]にて21:00より、日本で2006年10月14日公開されました『16ブロック』が放映されます。
『リーサル・ウェポン』の<リチャード・ドナー>監督と『ダイ・ハード』の<ブルース・ウィリス>というアクション映画の人気者2人が初のタッグを組んだ刑事アクションです。
ニューヨーク市警の落ちこぼれ刑事「ジャック」は、ある朝突然、裁判所への証人護送の任務を押しつけられます。護送の距離はわずか16ブロック(区画)でしたたが、護送中に何者かによって襲撃されてしまいます。
共演は『コンタクト』の<デビッド・モース>に、ラッパーの<モス・デフ>が出演しています。
フランス映画『MISS ミス・フランスになりたい!』が2021年2月26日より全国で公開されますが、予告編が解禁されています。
本作は「ミス・フランスになること」が幼い頃の夢だった「アレックス」が、男性であることを隠してミスコンテストに臨むさまを描く物語です。
フランスのユニセックスモデルである<アレクサンドル・ヴェテール>が「アレックス」役で長編映画初主演を飾り、<イザベル・ナンティ>、<パスカル・アルビロ>、<ステフィ・セルマ>がキャストに名を連ねています。俳優としても活躍する<ルーベン・アウヴェス>が監督、原案、共同脚本を担当しています。
予告編は、幼い頃の「アレックス」がクラスメイトの前でミス・フランスになる夢を明かす場面からスタート。その後、成長した「アレックス」が本気で夢を叶えようと決意するさまや、ウォーキングやテーブルマナーなどハードなレッスンに挑む様子が映し出されています。
大阪を舞台に描いた「新世界の夜明け」に始まる大阪3部作や、香港を舞台にした『マジック&ロス』(2011年)など国境を越えて多国籍・多言語の映画製作を続けるマレーシア出身の映画監督<リム・カーワイ>が、バルカン半島の各国で撮影した2019年制作のセルビア・クロアチア・モンテネグロ・マカオ・日本・マレーシア合作『原題:Somewhen, Somewhere』が、邦題『いつか、どこかで』として、2021年1月23日より公開されます。
クロアチア、セルビア、モンテネグロを旅をするアジア人女性の姿を通し、バルカン半島の複雑な歴史に翻弄されながらも前向きに普通の生活を送る人々や、世界の置かれた現状を浮き上がらせます。
マカオ人女性の「アデラ」(アデラ・ソー)は、愛する人との思い出の品物を展示する「別れの博物館」を訪れるため、クロアチアへ向かいます。そこには彼女が寄贈した、いまは亡き恋人の残した携帯電話が展示されています。その後、SNSを通じて知り合ったセルビア人の「アレックス」に会うため、セルビアの首都ベオグラードへ向かった「アデラ」でしたが、「アレックス」は姿を見せません。
「アレックス」の到着を待つ間、「アデラ」は見知らぬ土地でのささやかな冒険を重ね、自分の国とは異なる歴史や文化の中で暮らす人々との出会いを通し、新たな自分を発見する「アデラ」でした。そして、ようやく現れた「アレックス」から予想外の言葉を投げかけられますが、その後も彼女のバルカン半島の旅は続いていくのでした。
『ダイバージェント』シリーズの<テオ・ジェームズ>が主演を務めたSFスリラー『アーカイヴ』が2021年1月22日より全国で公開されます。
ロボット工学者「ジョージ・アルモア」は、日本の山奥にある施設で人型アンドロイドの開発を進めていました。会社からは成果をあげていないと不評でしたが、実は亡き妻「ジュール」を甦らせるための研究を続けていました。
「アーカイヴ」というシステムを通じて彼女と交流する「ジュール」は、そこから違法にデータを取り出し、「J1」、「J2」とバージョンアップしたアンドロイドを開発。そしてついに、まるで本物の「ジュール」のような「J3」の完成が目前となりますが、そんな矢先、「J2」が予想外の行動をとり始め、さらに施設が外部の何者かに見つかってしまいます。
共演は『ニンフォマニアック』(2013年・監督: ラース・フォン・トリアー)の<ステイシー・マーティン>、『アンダーワールド ビギンズ』(2009年・監督: パトリック・タトポロス)の<ローナ・ミトラ>、『裏切りのサーカス』(2011年・監督: トーマス・アルフレッドソン)の<トビー・ジョーンズ>。監督は、<ギャビン・ロザリー>が務めています。
約7000万人とも推定される中国の性的マイノリティの人々を題材にしたドキュメンタリー『出櫃(カミングアウト)中国LGBTの叫び』が、2021年1月23日より全国で公開されます。
ありのままの自分を受け入れてもらいたいと親と向き合うゲイとレズビアンの若者に密着しています。中国・江蘇省で教員資格の認定試験を控える「谷超(グーチャオ)」は、自身がゲイであることを父親に告白しようと決心します。一方、上海に暮らす「安安(アンアン)」は 19 歳の時に母親にカミングアウトしましたが、受け入れられないまま32歳になりました。今はパートナーの「丹丹(ダンダン)」と暮らしている「安安」は、性的マイノリティを支援するボランティアの助けを得て、あらためて母親と話し合い、受け入れてもらおうとします。
かつて同性愛は「犯罪」とみなされた社会通念がいまだ根強い中国で、葛藤し、壁を乗り越えようとする親子の関係を追っています。
監督は、ドキュメンタリー 『あこがれの空の下 教科書のない小学校の一年』 (2020年)など、中国出身で留学を機に日本で映像製作の道に進み、テレビドキュメンタリーなどを手がける<房満満>(32)が務めています。
今夏公開予定の俳優の<寺田心>が主演を務める『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の追加キャストが発表されています。<大森南朋>、<安藤サクラ>、<大倉孝二>、<三浦貴大>、<大島優子>が〈妖怪〉役を務めます。
<大森南朋>は、争いを好まず人間との共生を受け入れる妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん。
<安藤サクラ>は、赤ん坊を抱いた女の妖怪・姑獲鳥(うぶめ)役です。
<大倉孝二>は、 真っ赤な顔と毛が目を引く猿の妖怪・猩猩(しょうじょう)を演じ、和歌山弁を操る妖怪界きってのツッコミ役を担当しています。
<三浦貴大>は、真っ白な顔に高い鼻が特長の天狗(てんぐ)を演じ、今回解禁されたキャストの中で最も強いインパクトを残している。
<大島優子>は、見ているだけで凍えそうなビジュアルながら、ハートは熱い雪女役で登場。
1968年に公開された原作者< 水木しげる>の『妖怪大戦争』(監督: 黒田義之)は、『妖怪百物語』(1968年・監督: 安田公義) ・ 『東海道お化け道中』(1969年・監督: 黒田義之、 安田公義)とあわせて〈大映妖怪三部作〉とも呼ばれる作品です。2005年の平成版』(監督: 三池 崇史)は、<神木隆之介>が主演を務め、興行収入は20億円を記録しました。
本作の脚本を担当するのは、『20世紀少年』シリーズや『GANTZ』シリーズなどを担当してきた<渡辺雄介>です。製作総指揮には、KADOKAWAの取締役会長<角川歴彦>、作家の<荒俣宏>が名を連ねています。誰もが知る有名妖怪を始め、オリジナルの妖怪、世界中のモンスターも加わるといいます。 監督は、<三池崇史>が務めています。
本日「NHK-BSプレミアム」21:00より、19999987年4月25日公開されました主演の<チョウ・ユンファ>の出世作となった 『原題:英雄本色』、邦題『男たちの挽歌』が放映されます。
それまでのカンフー映画の流れを一新し、〈香港ノワール〉の火付け役となった金字塔的作品です。
香港警察と国際ニセ札組織の対決を兄弟の反目と絆、男の友情を背景に描きます。スローモーションを駆使したスタイリッシュなバイオレンス映像と<チョウ・ユンファ>が撃ちまくる二丁拳銃の鮮やかさは、今なおアクションファンを引き付けます。
キット役を初々しく好演した今は亡き<レスリー・チャン>(1956年9月12日~2003年4月1日)にとっても、これが出世作となりました。
<ヤマシタトモコ>の同名コミック 『さんかく窓の外側は夜』 を、<岡田将生>と<志尊淳>のダブル主演で実写映画化した『さんかく窓の外側は夜』が、2021年1月22日より全国で公開されます。
「霊が視える男」と「霊を祓える男」の心霊探偵バディの活躍を描いたミステリーです。書店で働く「三角康介」は、幼い頃から幽霊が視える特異体質に悩まされていました。ある日、「康介」は書店にやって来た除霊師「冷川理人」に勧誘され、一緒に除霊の仕事をすることになります。
刑事「半澤」から1年前に起きた連続殺人事件の調査を依頼された2人は、やがて遺体を発見しますが、その遺体には呪いがかけられていたのです。真相を探るうち、彼らは自殺した殺人犯の声を度々聴くようになります。
ストーリーの鍵を握る謎の女子高生「非浦英莉可」役で、「欅坂46」脱退後初の映画出演となる <平手友梨奈> (19)が共演。『おじいちゃん、死んじゃったって。』の<森ガキ侑大>が監督を務め、『重力ピエロ』の<相沢友子>が脚本を担当しています。
本作が劇場デビュー作となる<葉名恒星>監督が、自身の実体験をもとに、あるカップルの愛とセックスの形を描いた人間ドラマ『愛うつつ』が、2021年1月23日より全国で公開されます。
人材会社の営業職に勤める「新田純」と大学生の「白井結衣」は、付き合って7カ月になる仲睦まじいカップルでしたが、「純」は「結衣」のことを抱けずにいました。〈愛しているからこそ抱けない〉「純」と、〈愛しているからこそ抱かれたい〉「結衣」でした。
愛の形が異なる2人は、「結衣」が「純」のある秘密を知ったことによって対立することになります。
主人公「新田純」役を 『佐々木、イン、マイマイン』 (2020年・監督: 内山拓也)の<細川岳>、恋人「白井結衣」役をシンガーソングライターとしても活躍する<nagoho>がそれぞれ演じています。
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