【コニファー】は、洋種の「針葉樹」の総称で、一般的にはヒノキ科の「ゴールドクレスト」が有名な種類だと思います。
この【コニファースプリングゴールド】は、比較的新しい品種のようで、特性として「明るい葉」が特徴のようです。
針葉樹は常緑として緑色の葉をしていますが、この品種の新芽はライムゴールドの輝きがあり、豪華な感じです。
針葉樹といえども、葉先が少し丸いのも特徴かもしれません。
これから春先にかけては新芽のシーズンでしょうが、「葉」の色合いを楽しむ植物として人気が出そうです。
舗道を歩いていましたら、見かけぬ「葉」が目にとまりました。
車道との間の植え込みですが、何だろうと足を止めました。
幸いなことに品名が書かれた札が置かれていて、【イタリアンジャイアントパセリ】だとすぐに分かりましたので、嬉しかったです。
品名が分かり、改めて見てみますと確かにパセリの葉の形状です。
セリ科のパセリは、縮み葉のパセリも、平たい葉のイタリアンパセリも大好きですが、このジャイアントパセリ、茎の長さが60センチ以上もある大きさですので、驚きます。
茎から枝分かれした葉の大きさが、手のひらサイズですので、食べ応えがありそうです。
「カスミソウ(霞草)」といえば、小さな白い花を思い出し、花束などのアクセント花としての印象が強い花だと思います。
ナデシコ科のヨーロッパ原産の品種【ジプシーディープローズ】も、花径1センチほどの小さな花ですが、斑紋も入りの味わい深い表情を見せてくれています。
耐寒性のある1年草として、この寒い時期にこんもりと茂り、ピンクの星を散りばめた感じで見かけますが、夏には枯れる運命です。
本来は一重咲きの5枚の花弁ですが、写真では二重咲きもあるようで、華やかさが増したかわいい小花の品種だと思います。
「葉」の観賞用として、 「初雪カズラ」 「照葉ハボタン」 などを取り上げてきましたが、この【アサギリソウ(朝霧草)】もその代表格かもしれません。
キク科で日本北部、サハリンが原産地ですので、耐寒性はある植物だと思います。
夏には小さな淡黄色の花を下向きに付けて咲かせますが、あくまで繊細な「葉」の観賞が好まれているようです。
細かい繊細な銀葉が、日差しにきらりと映えますと、何ともいえぬ世界が広がります。
ヨモギの仲間ですが、こちらの方はあまり観賞の対象にならないようで、少しかわいそうな気がします。
非耐寒性の花【メカルドニア】ですが、元気に花を咲かせている姿に驚きました。
本来は美しい緑の葉の中で、直径1センチほどのかわいらしい花を一杯咲かせるのですが、さすがにこの時期ですのでまばらにしか開花していません。
原産地は南北アメリカで、ゴマノハグサ科です。
名称は分からずとも、ゴマノハグサ科の花は5枚の花弁の下部がくっついて筒状になり、背側の2枚(上唇)と腹側の3枚(下唇)に分かれた唇形花冠をしています。
また花弁の内側に、昆虫の目印となる模様が入っているのが特徴です。
以前にも同じゴマノハグサ科の 「ツタバウンラン(蔦葉海蘭)」 を紹介していますが、上記の決まりごとそのものの特徴が見て取れます。
まだ新しい園芸品種で、日本では2004年の夏頃からの流通ですので、身近で見かけることは少ないかもしれません。
左側にあるプランター、いつもお花で満たされていますので、写真の【フウセントウワタ】も、てっきり鉢植えで栽培されているものだとばかり思っておりました。
今朝がた、プランターのお花がきれいに片づけられており、なんとこの【フウセントウワタ】が縁石とアスファルトの隙間から育っているのに驚いてしまいました。
1月も半ばですが、まだ数個の花も咲き、棘のある実もまだ茶色く色づいていません。
風に揺れる【フウセントウワタ】を眺めていますと、植物の生命力の強さに、改めて感動をおぼえてしまいます。
ナス科の花ですので、星型の花弁に黄色い雄しべが突き出している形の花を咲かせます。
花が咲いている夏場に、何回となくこの場所に出向きました。花径が5~6ミリと小さく、コンデジのピントが合いませんでした。花も真正面を向いておらず、諦めてしまいました。
久しぶりに通りましたら、黒い実が出来ていましたので撮影です。
かわいらしい白い花を咲かせますが、葉には「ソラニン」という有毒物質を持っていますので、実も観賞だけにしておかなければいけません。
ナス科で同じ形の白い花なのに実が赤い 「タマサンゴ」 も、色違いで面白いです。
花弁の切れ込みも若干違いますが、実に光沢があるのが【アメリカイヌホウズキ】で、光沢が見られないのが「イヌホウズキ」です。
今年の夏には、なんとか小さい花を、撮影してみたいものです。
アブラナ科の花で、原産地は地中海沿岸です。
【イベリス】はスペインのイベリア半島から命名されていす。
一つの花の大きさは1センチと小さいのですが、1カ所にまとまって咲きボール状になる特徴がありますので、白・ピンク・赤・紫と多色がありますが、見分けやすい花だと思います。
もう一つの特徴は、4枚の花弁のうち、外側の2枚は大きくて、内側の花弁はその三分の一程度の大きさしかありません。
英名では「キャンディタフト」(お菓子の花)と呼ばれ、甘い香りがする特徴も持っています。
遠目では花が黒紫か黒色に見え、茎も長く風に揺れている姿で、 「チョコレートコスモス」 かなと思いました。 近づいてみますと、花弁も鮮やかな【ダリア】でした。
「チョコレートコスモス」もそうですが、写真に撮りますと、目で見た色合いより花弁の色が明るくなってしまうのが、残念です。
気品ある 房咲水仙の「ガリル」 と比べて、妖艶な色合いの<ダリア>で、【黒蝶】という品種です。
花弁の形はキク科らしく、スウェーデンの植物学者リネンの弟子であるアンデルス・ダールにちなんで<ダリア>と名付けられ、原産地であるメキシコの国花でもあります。
バラやチューリップと同様園芸品種が多様で、アネモネ咲・コラット咲等16種類の咲き方に分類され、色と形に富んだ花の代表格です。
<ユリ>は、花弁の豪華な品種「カサブランカ」をはじめ、「ヤマユリ」・「オニユリ」・「ササユリ」等、割と身近にある花だと思います。
遠目には筒状の部分が長いので「テッポウユリ」かと思いましたが、近づきますと薄い紫褐色の筋がありましたので、【タカサゴユリ(高砂百合)】だと判別できました。
花咲きは6枚の花弁に見えますが、根元はつながった筒状の花で、ユリ科共通の形状です。
園芸品の<ユリ>は切り花としては一年中咲いているようですが、【タカサゴユリ】は台湾固有種で日本の帰化植物ですが、本来は7~8月頃の夏に開花の花です。
この寒い時期に、鉢植えで咲いているのには驚きました。
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