ロンドンオリンピックの女子マラソンへ出場させる選手選考を兼ねた「名古屋ウィメンズマラソン」が、もうすぐスタートです。
土佐礼子さんは今回で引退ですが、野口みずきさん、赤羽有紀子さん、尾崎好美さんたちが走られます。
オリンピックの残り枠を目指して、栄冠はどなたが手にされるのか、興味あるところです。
【ゲッケイジュ】は、クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木で、地中海沿岸が原産地です。
雌雄異株で雌株は少なく、4~5月頃に黄白色の花を咲かせ、10月ごろに暗紫色の果実が実ります。
「葉」にはシネオールと呼ばれる芳香成分が含まれていますので、香ります。
「葉」を乾燥させたものを「ローリエ」と呼び、カレーやシチューの香辛料としてお馴染みのハーブで、我が家でも常備してあります。
古代ギリシャでは葉のついた若芽を編み、「月桂冠」として勝利と栄光のシンボルとして勝者の頭にかぶらせました。
さて、今日の月桂冠はどなたの頭上に輝くのでしょうか、競技の結果が楽しみです。
南アフリカのドラケンスバーク山脈が原産地で、コキンバイザサ科ロードヒポキシス属の花です。
ロードヒポキシス属は、ギリシャ語の<ロードン=バラ色>と<ヒポキシス=コキンバイササ属の植物>からなり、「バラ色のヒポキシス」という意味を持ちます。
和名である【アッツ桜】は、太平洋戦争中にアッツ島で日本軍が玉砕したことを悼んでつけられたと言われていますが、アッツ島があるアリューシャン列島とどのように関連しているのかは分かりません。
細長い葉の間から咲きますが、、雄しべ・雌しべの目立たない特徴を持っています。
花径は2~3センチっ程度ですが、6枚の花弁が3枚づつ互い違いにつく、面白い形状をしていますので、すぐ記憶に残る花だと思います。
以前にも <斑紋入りの花【カルセオラリア】> として紹介していますが、今回は黄色一色の花を見かけました。
ゴマノハグサ科カルセオラリア属としては、花径1センチほどの少し小さめの花がたくさんつく、小輪多花性の品種のようです。
花弁が袋状になるというユニークな花、いろんな種類を観察したくなる花です。
細くて小さな枝の先に、1センチほどの黄色い花をたくさん付けて咲いている姿は、<花がはじけた>感じで、クラッカーの名称通りです。
原産地は南アフリカ、キク科ユリオプス属の常緑低木です。
ユリオプス属としては100弱の品種があるようですが、同じ仲間には日本でもお馴染みの 「ユリオポスデージー」 があります。
それにしても、南アフリカ原産のキク科の花が多いのに驚きます。
「ガザニア・ガズー」 「デモルフォセカ」 「オステオスペルマム」 等、この時期楽しめる花が多いのは、嬉しいことです。
モチノキ科モチノキ属の【ホウキイヌツゲ(箒木犬柘植)】ですが、「イヌツゲ」の園芸品種で、日本独自の品種です。
「ツゲ」はツゲ科ですが、「イヌツゲ」はモチノキ科で、「ツゲ」には鋸歯がなく「葉」は対生ですが、これは鋸歯で「葉」は互生で付きますので、見分けるのは容易です。
ホウキのように細い枝が垂直に伸び、生け垣などによく利用されていますが、これは鉢植えで置かれていました。
別名「スカイペンシル」と呼ばれ、鉛筆のように枝が真っ直ぐ空に向かって伸びていく姿は、名称通りの形状です。
本来は9~11月ごろに黄色い花を咲かせる【ナリヒラヒイラギナンテン】で、2~3月頃に黒紫色のブドウ状の実となります。
驚いたことに、まだ黄色の花をつけながら、黒色の実も結実しているのを見つけました。
メギ科ヒイラギナンテン属で、原産地は中国、明治時代に日本に渡来した植物です。
葉の脇に総状花序(柄のある花が、花茎に均等に咲く)を出し、黄色い小さな花が咲き誇ります。
黄色く見えているのは花弁ではなく蕚片で、花弁は蕚の内側にあります。
よく似た「ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)」の「葉」には鋸歯状の棘が目立ちますが、本種はあまり目立たない形状です。
ようやくご近所で、<梅>の花が咲きだしました。
バラ科サクラ属の落葉高木で、300種類以上の品種があるようです。
この時期に咲きだしますので、別名「春告草(はるつげぐさ)」とも呼ばれています。
花芽は桃と異なり、一節につき一個の花ですので、桃に比べて華やかな印象は薄いようですが、<ふくよかな香り>という表現は梅の特徴でしょうか。
古来より梅の名所として、<梅は岡本、桜は吉野、ミカン紀の国、栗丹波>と唄われており、岡本梅林がある神戸市東灘区の区花に指定されています。
1938(昭和13)年の阪神大水害により梅林の大半が失われ、残った梅の木々も神戸大空襲で焼失し、昔の面影を見ることはできません。
現在の岡本梅林と伊久良神社境内にある梅林は、1965(昭和40)年頃から整備されたもので、歌に唄われた頃の岡本梅林の規模には、残念ながら遠くおよびません。
ブログル仲間の<エメラルド>さんが、昨日<ベゴニア?>ということで お花の写真 をアップされていました。
どうやら「ヒマラヤユキノシタ」に落ち着かれたようですが、単に「ベゴニア」といってもたくさんの種類がありますので、実物を見ないでの同定はなかなか難しいですね。
今回の【ベゴニア・クレオパトラ】も、花と葉を見ただけでは、「ベゴニア」だと分かりませんが、シュウカイドウ科ベゴニア属の花です。
どうやら、「レックスベゴニア」という観葉植物系の「ベゴニア」のようです。
本来の「ベゴニア」は4枚の花弁ですが、これは写真のように2枚の花弁しかありません。
2センチに満たない花径ですが、白い蝶々がたくさん舞っている姿のようで、明るい日差しにとても映えて咲き誇っていました。
今日はひな祭りの日ですので桃の花が似合うのですが、身近に見つけられなくて、色合いだけでもと【エリカ・スパルサ】を見つけてきました。
ツツジ科エリカ属の花で、今までに 「エリカ・ホワイトデライト」 と 「エリカ・カルネア」 をアップしてきましたが、このエリカが一番かわいい大きさの花を咲かせます。
花は広鐘形で小枝の先に3個づつ咲き、大きさは4~5ミリの粟粒大です。
蕚(ガク)は淡い桃色で、葯(ヤク)は黒紫色、雌しべは花弁と同じ色をしています。
花が咲き終わりますと、「さく果」(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)になります。
和名では、「あわゆきエリカ」として流通しているようで、粒々の花を見ていますと名前そのもので、色合いと共に忘れることはありません。
紙のように薄い花弁が幾重にも重なるように咲き誇る姿が美しい<ラナンキュラス>です。
個人的には、深紅色の<ラナンキュラス>の豪華さに見とれてしまいますが、残念ながらうまく見つけることはできませんでした。
原産地はヨーロッパ~西アジアで、キンポウゲ科になります。
とても大輪の花で、花径は15センチにはなるでしょうか。
ラナンキュラス属は世界中に500種類以上あり、園芸品としては「ラナンキュラス・アシアティクス」という品種からの改良品です。
ラテン語で「ラナ」はカエルを意味する言葉で、この属の多くの花がカエルが住んでいる湿地帯に自生するところから名づけられています。
多くの蕾を付けますが、大輪仕上げにするためには間引かないといけませんので、少しかわいそうな気もいたします。
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