今年の1月に遭遇して以来、ようやく<康江ママ>さん手作りの 「イタリアンスパゲッティ」 に当たりました。
懐かしい小学校時代の「給食の味」といった味わいで、俗に好まれる「アル・デンテ」ではなく、「ベンコッティ」を通り越して、とても柔らかい「モッリー」の茹で加減がおいしい一品です。
関西では味がよくしみ込んだ柔らかい「うろん」が好きな麺通の人が多いとおもいますが、なぜかロングパスタのスパゲッティは「アル・デンテ」と通ぶる人が多いのには閉口してしまいます。
この「アル・デンテ」の言葉が流行り出したのは故<伊丹十三>の『女たちよ!』(1968年:文藝春秋)の影響だとおもいますが、「こうでなければ」というお仕着せは不要です。
今宵の口切りは、大将と女将さんが上海に行かれた時に購入された「中国醤油(老抽)」で味付けされた「イカゲシ上海醤油焼き」(180円)です。
「ゲソ」はもともと寿司屋さんの隠語でしたが、すでに一般的に使われる言葉になってしまいました。
個人的には通ぶる(醤油=むらさき、お茶=あがり 勘定=おあいそ)などの言葉遣いは、お店に働く人にとっては迷惑な話だと感じています。
「中国醤油」、少しばかり甘みがありますが、コクも感じられるいい味付けでした。
テナントビルの1階ですが、外からお店が見えませんので玄関前に「日替わり定食」の置き看板がり、その日のメニューが書かれています。
本日のメニューは「牛大根」と言うことで、料理内容がピンと浮かばず想像できませんでしたが、<牛肉・ダイコン・コンニャク・チンゲン菜>の煮物でした。
柔らかく上品な味で煮こまれた<大根>が美味しくて、「キリンビール」の肴としていい塩梅でした。
隣地のビルの解体も無事に終わり、静かな雰囲気でしたが、これからまた新築工事が始まりますので、女将さんもどうなることやらと少し心配されていました。
昨日も<デニッシュ>が基本とした【マックスバリュ】の 「ウインナーデニッシュ」 でしたが、今朝がたは<デニッシュ>の変形バージョン版の「明太じゃがいもデニッシュ」(105円)です。
名称通り<明太子>と<じゃがいも(ポテト)>が<デニッシュ>生地の上に盛り付けられ、焼かれています。
<辛子明太子>ではありませんので、<デニッシュ>のバター風味と、柔らかい<ポテト(じゃがいも)>の味が交ざり合い、おいしくいただきました。
軽く「ラーメン」(600円)でも食べて帰宅するつもりでしたが、いつも通りお客さんで賑わっていた【仙草】です。
「茄子と挽き肉味噌炒め」の突出しで呑み始めましたが、なんと<ママさん>手作りとして、「河豚」の刺身である「てっさ」が出てきました。
今年初めての「河豚」ですのでありがたい肴ですが、メインの「ラーメン」よりも高くついているのではないかなと苦笑いです。
前回の訪問のときには、「箱ウニ」 を出していただきましたが、お客さんが喜ぶメニューを、色々と考えられている<ママさん>に感謝です。
今日のお昼ご飯は 「ざるそば」 を食べて以来、久しぶりに【トシヤ】に足を向けました。
いただきましたのは、名物の「そば焼き定食」(720円)です。
神戸の老舗処らしく、「焼きそば」と表示せずに 「そば焼き」 との表示、神戸っ子としては嬉しさが増します。
このお店は黒いそば焼きとして有名で、1953(昭和28)年から変わらない味付けで人気メニューのひとつです。麺は日本蕎麦(和蕎麦)を使用、<キャベツ・玉ねぎ・豚肉>の具材で、すき焼き用の割下とウスターソースで味付けされていて、クセになる味わいでご飯がすすみます。(ちなみにご飯はお替りできます)
13:00~17:00は、「グラスビール」が(250円→100円)になるのですが、空腹には勝てず、早めの訪問でいただいてきました。
ウインナーを使用した調理パンとして、【マックスバリュ】には 「あらびきウインナー」 がありましたが、今回は生地がデニッシュの「ウインナーデニッシュ」(105円)です。
イーストのはいったパン生地を薄く伸ばし、バターを塗り込んで何十にも重ね巻きしていますので、サクサク感があり、バター風味が楽しめる味わいです。
ウインナーのシャキシャキ感とデニッシュのサクサク感がよく合い、おいしくいただけました。
今宵は冷や酒の 「十王蔵」 で呑み始めましたので、肴は「おでん」にしました。
出汁がしみ込んだ「おでん」類はあくまで酒の肴であり、わたしの場合ご飯のおかずにはなりませんので、「おでん定食」はまずありえない選択です。
<大根>はアブラナ科ダイコン属の一年草、『春の七草』のひとつに「すずしろ」がありますが、これは<大根>のことを指しています。
<大根>の品種も多くあり、大きさや形も様々ですが、一般的には「青首大根」が多く使われていると思います。
晩秋から冬にかけてが<大根>の旬ですが、金沢市の伝統野菜の「源助大根」がこの時期とくにおいしく、「おでん」の素材としても荷崩れしにくく出汁がよくしみ込み、食べるとほろっと崩れるように口の中に広がりますが、なかなか口に出来ない一品です。
<立ち呑み【しゅう】>の日本酒は、「菊正宗」の一合瓶(350円)とこの「十王蔵」(450円)です。
いつもカウンターの上に、デ~ン一升瓶が置かれています。暫く目にしていませんでしたが、今宵は封切りの一杯目が呑めそうで、口切りにいただきました。
酒蔵は、茨城県日立市十王町にある<宏和商工日立酒造工場>で、特別純米酒です。
創業は2006(平成18)年と歴史が新しい会社ですが、ブライダルギフトの会社として自社の引き出物用にアルコールを製造するために、1882(明治15)年創業の<菊之香酒造>を買収しています。
原料米は「美山錦」、やや辛口の味わいですが、販売は業務用だけで一般には出回っていない銘柄です。
油で揚げた揚げパン的なしっかりと味付けされた「カレールー」の餡ではなく、あっさりとしたカレーの味わいが楽しめた「カレーオニオン」(120円)です。
具材としては、名称通り「玉ねぎ」が入っているだけかなと思いましたが、なかに肉の代わりでしょうか、輪切りにされた<ウインナーソーセージ>が入っていました。
【くららベーカリー】のパンの形状はどれも似た感じで、値段も(120円)で統一されています。
身障者の人達が作られていますので、パンの形状を統一し、具材の味付けで工夫されているのだと見ています。
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