10月6日より、有馬名産「有馬山椒」や灘五郷<白鶴>の「酒粕」を再利用して造られた「神戸クラフトジン『365』」(375ml・3630円)が発売されています。発売2日ほどで最初の出荷分は売り切れ。次回は11月中旬まで待たなければいけないようです。
クラフトジンの生産や再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社(本社:東京都台東区 )は、「Bar PuzzLe」< 杉山慶介>氏、「Bar Main Malt」< 後藤昌史>氏、「SAVOY hommage」< 森﨑和哉>氏、「SAVOY East Gate」< 木下恭伸>氏の4名の神戸のバーテンダーによる監修のもと、クラフトジン『365』を新たに蒸留しました。
舶来文化が未だ息づく歴史ある港町としての顔を持つ「神戸」には、三宮を中心にバーが立ち並び、一度にいくつかのバーを巡る「バーホッピング」、いわばバーの「はしご酒」の文化が根付いています。今回のクラフトジン『365』は、神戸のナイトタイムコンテンツおよび観光の活性化のため、神戸観光局の協力のもと「神戸バーホッピングガイド」を合わせて制作・公開し、神戸の観光発展に寄与することを目指しています。
名称の『365』(サンロクゴ)は、港からの海風と六甲山の山風が、歴史ある街並みに寄り添う、神戸の日々をイメージして命名されており、「3」は三宮、「6」は六甲山、「5」は灘五郷を意味しています。また、ラベルデザインのモチーフには、神戸・六甲山に数多く自生し、また神戸市の市民の花でもある「あじさい」が採用されています。
昨年5月より解体工事が始まっていました「神戸第一グランドホテル」(神戸市中央区中山手通2丁目1-23)が、姿を消しています。
神戸の夜の繁華街である「東門街」に面しており、ホテル部門での宿泊はありませんが、2階にありましたバー「リブレット」にはよく顔出ししておりました。
ファンである<岡本孝子>さんのサイン色紙をいただいたり、カクテルコンペティション優勝経歴を持つバーテンダーさんにもよくお世話になりました。
阪神・淡路大震災を乗り越えた思い出の場所が消えてゆくのは一抹の寂しさを感じてしまいます。
建築計画の看板を見ますと、ワンルーム172戸の15階建ての共同住宅の工事が3月から始まるようです。歓楽街のど真ん中にワンルームマンション、時代と共に街並みは変化してゆくようです。
世界中で愛されるカクテル「雪国」を考案した92歳の現役バーテンダー<井山計一>さんの半生に迫るドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」が、3月22日(金)から、大阪市北区のテアトル梅田で上映されます。兵庫県では4月6日(土)から、「元町映画館」(神戸市中央区元町通4丁目1ー12)にての上映になります。
<井山>さんは、1955(昭和30)年山形県酒田市でバー「ケルン」を開業、1958年に「サントリー」の前身である「寿屋」主催のカクテルコンクールで第一位に選ばれた「雪国」を創作。誕生から60年を経てもなお、愛飲されスタンダードカクテルとしての地位を揺るぎないものとしています。
ウォッカベースで、誰にも好まれるさっぱりとした味わい、砂糖で施されたスノースタイルとキュラソーのほのかな甘みが、優しい口当たりを生み出している。 底に沈んだミントチェリーをめぐるエピソードは、これまで語られることはありませんでした、カクテル「雪国」誕生秘話として、映画本編で展開されています。 戦後日本が生み出したのカクテルの金字塔とも言われたその人気は、海外のホテルバーなどでも提供されるほど、世代や国境を超えて広がっています。
映画(渡辺智史監督)では、仕事一筋に歩んできた<井山>さんの姿やその背中を追いかける後輩バーテンダー、常連客らの話を通して、<井山>さんの半生とともにバーを舞台に織りなす人間模様が描かれています。
< 「HIGHBALL BAR三宮1923」のイメージ図(画像:サントリー) >
2月15日(金)、「HIGHBALL BAR三宮1923」が神戸市中央区下山手通 ホテル・ザ・ビー1F にオープンします。
サントリーグループが開発した「HIGHBALL BAR」は兵庫県では今回が初の出店となります。高品質のハイボールを提供するハイボール専門店がコンセプトとなっているとか。
「HIGHBALL BAR三宮1923」では、特別に開発した専用ディスペンサーを導入。これにより、高炭酸でよく冷えたハイボールの継続的な提供が可能だといいます。オリジナルドリンクメニューには、プレミアム・バーボンウイスキー「メーカーズマーク」に特製のソーダを加えた「三ノ宮ハイボール」や定番の「角瓶」に天然水ソーダ、氷柱型の特製氷を使用した「ザ・角ハイボール」などがそろえられています。
そのほか、ビーフカツサンドやナポリタンなどハイボールと一緒に楽しめるフードメニューも提供。さらに、通常のハイボールグラスより約30パーセント増量の銅製のマグカップを取り置きする「My MUG キープシステム」もあるようです。
大学生から社会人まで幅広い年代が気軽に来店できるバーとして、関東を中心に展開しているスタンディングバー『The Public stand(通称:パブスタ)』の神戸三宮店(神戸市中央区北長狭通1-9-10プリンセスコースト1F、2F)が、12月24日にオープン(17:00~4:00・※年中無休 )します。
パブスタはプロのデザイナーが監修したゴージャスな店内装飾となっており、「飲み放題」や「出入り自由」などバーとしては珍しい体制を取り入れ人気を博している。また、時間無制限の飲み放題が女性なら通常1000円から楽しめるなどリーズナブルな価格設定を取り入れることで、誰でも通いやすい店を目指しているという。
神戸三宮店のオープンを記念し、当日に来店した女性は先着200人限定で当日料金が無料となるほか、来年1月22日までの30日間は120種類以上のドリンクが時間無制限で飲み放題となる「1ヵ月飲み放題券(30-DAYS PASSPORT)がプレゼントされます。
【料金体制】(税抜)
〈時間無制限飲み放題〉女性1,000円、男性3,000円(金・土・祝前3,500円)
〈チケット制〉6枚綴り3,500円(効期限6ヶ月) その他、ハッピーアワーなどあり。公式サイトで確認 してください。
ヴィッセル神戸がクラブ初となる「VISSEL☓BAR(ヴィッセルバー)』を7月28日にオープンします。
同店はヴィッセルファン同士が集い、神戸市民により身近にヴィッセル神戸を感じてもらえるようにと作られたバー。場所は、ホームスタジアムであるノエビアスタジアムへのアクセスポイントとなる地下鉄海岸線「三宮・花時計前駅」の改札前。ホームゲーム開催日の試合前後にはファンが立ち寄ってファンが交流を図ることができるほか、さんちか10番街に隣接しアクセスが便利なため、試合以外の日でも気軽に利用できる場所です。
店内には大きなスクリーンとテレビモニターが設けられ、ヴィッセル神戸の試合をはじめとするスポーツ番組が放送されます。カジュアルなスポーツバーの雰囲気で、昼はカフェ、夜はバーとして様々なメニューが提供されます。また、ヴィッセル神戸のグッズや観戦チケットの販売が予定されています。
< 「USキングバーガー」 >
アメリカの老舗グルメバーガーブランド「FATBURGER(ファットバーガー)」が日本初上陸。1号店となる「FATBURGER 渋谷店」が4月28日(土)、東京・渋谷駅前MAGNET by SHIBUYA109・7階にオープンします。営業時間は11時~23時。
「FATBURGERは、1952年にロサンゼルスのウエストストリートで創業したハンバーガーショップ。「ひとつのハンバーガーで肉から野菜まですべてを楽しめるものがあれば」との思いから誕生した「FAT(ファット)なサイズのハンバーガー」が販売されています。
今回、アメリカのメニューがそのまま日本上陸。ボリューミーかつ“脂肪分20%以下”の赤身牛肉パティを使ったハンバーガーが展開されます。中でも最大のハンバーガーメニューは、パティが6枚重ねられた「USキングバーガー」(2,560円)。チャレンジメニューとして、完食したお客さんは記念写真を撮って店内に飾られるそうです。
また、店内にはバーカウンターも設置。ビールからカクテルまで各種アルコールが揃います。スポーツ観戦をしながらゆっくりとお酒が楽しめるバーとしても利用可能です。
関西で名門のバーと言えば今年創業100年を迎える「サンボア」です。1918年の発祥で大阪には8軒、京都には3軒。最近では東京にも3軒。全国で14軒もあります。
本書『バー「サンボア」の百年』は改めて1世紀の歴史を振り返り、創業以来の精神を後世に伝えようという構成です
日本のバーの老舗としては東京・浅草の「神谷バー」が有名です。こちらは銘酒店として1880年4月に創業し1912年に店舗内部を西洋風にして屋号を「神谷バー」と改め、今も大正時代に建てられた建物で営業しています。
その「神谷バー」に匹敵する歴史を誇るのが「サンボア」です。「神谷バー」が、安価な酒「電気ブラン」で知られ、非常に大衆的で、どちらかと言えばビアホールに近いのに対し、「サンボア」は正統的、伝統的なバーのたたずまいです。
本書はサンボア創業、戦後の再出発、サンボアのDNAの三章に分かれて書かれています。現在は創業者<岡西繁一>から直接暖簾を継いだ3つの家系の3代目と、サンボアで修業した計12名のマスターが「サンボア」を名乗り、14店の「サンボア」を営んでいるという。それぞれのサンボアの歴史、店を立ち上げ、背負ったマスターたちの思いなどが紹介しています。
驚くのは、年表や系図はもちろん、主要人物の一覧表が付いていること。サンボアの歴史を形作った24人の経歴が並び、伝統と真髄を維持してきたのはサンボアだという自負があふれている構成です。
ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド(神戸市中央区)内のラウンジ&バー「グラン・ブルー」では、神戸開港150年を記念したカクテル「Sweet Rhapsody」(2300円税・サービス料別)を、6月25日(日)までの期間限定で提供しています。
神戸港が開港し、ヘネシーが日本に初めて輸入された1868年から150年を記念し、世界NO.1コニャック「ヘネシーX.O」をベースにしたスウィートなカクテル「Sweet Rhapsody」を、「ヘネシーX.Oカクテルコンペティション2017」において関西からは唯一のファイナリストであり、同ホテルのチーフバーテンダーである<福井昌和>さんが考案。
ヘネシーX.Oの主原料であるぶどうのユニブラン種と熟成樽由来の香ばしく甘い香りに、バナナリキュールと細かなコーヒーパウダーでより膨らみを与え、生クリームで口当たりをなめらかに仕上げ、またアクセントに藻塩水を使用し、コニャック地方の良質な石灰質とミネラル感を表現している。歴史に思いを馳せ、ヘネシーと神戸をつなぐラグジュアリーなひとときが楽しめそうです。
神戸で、1922(大正11)年に開業した、老舗バー <アカデミー> が地域の再開発で閉店してしまいましたが、神戸の名だたる文化人たちが書き残した漆喰壁の壁画が、このたび保存修復作業が行われ、、「神戸ゆかりの美術館」で現在開催中の『神戸ゆかりの芸術家たち 素描コレクション展』の後期展示として、2月1日より公開されます。
この壁画は、<アカデミー>に集う小磯良平、田村孝之介、小松益喜 ら16名の芸術家たちが1950(昭和25)年頃に順次描いたものです。昨年2月立ち退きにより建物が解体されることになり、壁画は2016(平成28)年2月に神戸市の美術館、文化財などの関係者も協力して、店主杉本紀夫(すぎもと のりお)氏が専門業者に依頼して切り取りを行い、その後神戸市に寄贈されました。市では、この壁画を神戸ゆかりの芸術家たちが描いた貴重な絵画であるとともに、神戸の文化史として重要な史料であると考え、保存し公開するために修復を進めていました。
修復にあたっては経年劣化と阪神・淡路大震災による剥落、亀裂の入った表面全体の補強、補修とともに、裏面は壁材を取り除き、表面に影響の無い範囲まで漆喰を削り、樹脂及び金属枠で補強しました。また、美術館での展示、収蔵を考慮して額絵の状態にしましたが、バーにあった当時の雰囲気を残すため四周の丸太材をそのまま額として加工し使用しています。
【会場】神戸ゆかりの美術館 『神戸ゆかりの芸術家たち 素描コレクション展』(後期展示)
【会期】2018(平成29年)2月1日(水曜)~3月26日(日曜) 月曜休館(ただし、3月20日開館、3月21日休館)
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