バーテンダー<井山計一>@ドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」
3月
20日
<井山>さんは、1955(昭和30)年山形県酒田市でバー「ケルン」を開業、1958年に「サントリー」の前身である「寿屋」主催のカクテルコンクールで第一位に選ばれた「雪国」を創作。誕生から60年を経てもなお、愛飲されスタンダードカクテルとしての地位を揺るぎないものとしています。
ウォッカベースで、誰にも好まれるさっぱりとした味わい、砂糖で施されたスノースタイルとキュラソーのほのかな甘みが、優しい口当たりを生み出している。 底に沈んだミントチェリーをめぐるエピソードは、これまで語られることはありませんでした、カクテル「雪国」誕生秘話として、映画本編で展開されています。 戦後日本が生み出したのカクテルの金字塔とも言われたその人気は、海外のホテルバーなどでも提供されるほど、世代や国境を超えて広がっています。
映画(渡辺智史監督)では、仕事一筋に歩んできた<井山>さんの姿やその背中を追いかける後輩バーテンダー、常連客らの話を通して、<井山>さんの半生とともにバーを舞台に織りなす人間模様が描かれています。