「猛暑日」の記録（６月２８日）

２８日は、太平洋高気圧の勢力が強まり、西日本や東日本の上空１５００メートル付近には１８〜２１度の非常に暖かな空気が流れ込んでいます。加えて、朝から強い日差しが降り注いだことで、気温がぐんぐん上がりました。

１５時までの最高気温を見ますと、３０度以上の「真夏日」になったのは全国の半数以上にのぼっています。３５度以上の「猛暑日」地点数は１８地点となりました。先週は梅雨空が戻り暑さは落ち着いた所が多かったため、「猛暑日」が二桁になるのは６月２２日以来６日ぶりになります。

全国で最も気温が高くなったのは広島県安芸太田町加計で、「３６．４度」となっています。岡山県高梁・山口県岩国広瀬で「３６．１度」、群馬県伊勢崎で「３５．８度」、奈良県上北山村で「３５．７度」、山梨県甲府・兵庫県福崎町・高知県四万十西土佐で「３５．４度」。大阪市で「３３．５度」などを記録しています。

東京都心は、「３３．８度」で猛暑日にはなりませんでしたが、６月としては観測史上最多の１１日目の真夏日となりました。

北海道のオホーツク海側は海からの涼しい風が吹いて、気温の上昇が抑えられました。網走では１４時０７分に観測しました「１６．６度」（５月下旬並み）が、最高気温となりました。

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