「1ドル=140円33銭~140円34銭」(4月22日)
4月
22日
22日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日続伸でした。17時時点では前日の同時点に比べ28銭の円高・ドル安の「1ドル=140円27〜28銭」で推移しています。一時「1ドル=139円89銭」近辺まで上昇し、昨年9月中旬以来約7カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけました。
米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念からドル売りが優勢でした。国内輸出企業などによる実需の円買い・ドル売り観測も円相場を下支えしています。
21日、<トランプ米大統領>はSNSで「多くの人が『予防的利下げ』を求めている」と投稿しています。「遅すぎる男が今すぐ金利を引き下げない限り、経済は減速するかもしれない」として<パウエル(FRB)議長>を非難し、利下げを改めて要求しました。(FRB)の独立性を揺るがしかねないとの懸念がドル売り圧力となりました。
10時前の中値決済にかけては、国内輸出企業による円買い・ドル売りが入ったとみられています。ゴールデンウイーク(GW)の大型連休を前に、月末に向けた決済を前倒しで実施する動きもあったようで、円相場の押し上げにつながりました。
朝方は円売り・ドル買いが優勢だった。21日の海外市場で円相場が上昇していたため、持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが先行した。