22日発表の11月の米国購買担当者景気指数(PMI)速報値は総合が2年7か月ぶりの高水準となりました。米景気の底堅さが確認されたことで、景気敏感株などに買いが入りダウ工業株30種平均は最高値を更新しました。米株式市場の流れを受け、東京市場でも精密機器や機械など景気敏感株が上昇でした。ファストリなど値がさ株も総じて堅調でした。日経平均は寄り付き以降も上げ幅を拡大し、前場中ごろにかけては海外短期筋とみられる株価指数先物への断続的な買いが入り、上げ足を速める場面がありました。
市場では、(PMI)で米景気の底堅さを確認できたことによるファンダメンタルズ要因に加え、配当の再投資による買いなど需給面でのサポートが日経平均の大幅上昇につながったとされています。
終値は続伸し、前週末比496円29銭(1.30%)高の3万8780円14銭で終えています。