神戸ご当地(1552)二代目「トーテムポール」@東遊園地
5月
6日
神戸市役所海側にあります東遊園地に、姉妹都市シアトルとの友好を示す二代目の「ストーリーポール(トーテムポール)」が設置されてます。
東遊園地では「こうべ花時計」横に「ストーリーポール(トーテムポール)」を設置する作業が進められ、完成後も「命を吹き込む」儀式まではヴェールをかぶるという伝統が大事にされていました。
初代の(トーテムポール)は移設前の「こうべ花時計」の後ろ側にあり、1961年から建っていました高い「トーテムポール」に変わり2代目となるこの作品名は「絆を讃えて」です。
作品が象徴するのは「つながり」。姉妹都市であるシアトルと神戸、コースト・セイリッシュをはじめとする北西海岸地域と日本の先住民や人々、人類すべて、そういったあらゆるつながりを表しているそうです。
女性が羽織っているのは毛織物のブランケット。作品を制作したのはクワルシゥス(ショーン・ピーターソン)〈クワルシゥスは、先住民族コースト・セイリッシュとしての名前です〉、先住民族(コースト・セイリッシュ)では、ブランケットは「豊かさ」を象徴するそうです。鷲が表すのは『何世代にもわたる歴史』と『名誉』です。
(トーテムポール)の横には由来などの説明書きが置かれ、シアトル市の名前の由来が、先住民の<シアット酋長>という記述もあり、遠いアメリカ・シアトルの文化を想像させてくれます。