経営危機に陥った中国不動産開発大手「中国恒大集団」の資金繰りをめぐり、新たな懸念が生じているようです。恒大から債務保証を受けた企業が満期を迎えた社債の支払いを行わず、デフォルト(債務不履行)に陥る恐れが浮上しています。
「恒大集団」も連鎖的にデフォルトとなる可能性が出てきており、先行き不透明感が一段と強まってきました。
「恒大集団」の傘下企業が出資する合弁企業の発行したドル建て社債2億6000万ドル(約290億円)が3日に償還期限を迎えていますが、元本の支払いは行われませんでした。この企業がデフォルトとなるまでには5営業日の猶予期間があるものの、7日時点で未払いのままになっています。
このまま社債の償還が実行されなければ、支払いを保証している「恒大集団」までデフォルトと見なされる可能性があります。
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