経営危機「中国恒大集団」(9)
10月
8日
「恒大集団」も連鎖的にデフォルトとなる可能性が出てきており、先行き不透明感が一段と強まってきました。
「恒大集団」の傘下企業が出資する合弁企業の発行したドル建て社債2億6000万ドル(約290億円)が3日に償還期限を迎えていますが、元本の支払いは行われませんでした。この企業がデフォルトとなるまでには5営業日の猶予期間があるものの、7日時点で未払いのままになっています。
このまま社債の償還が実行されなければ、支払いを保証している「恒大集団」までデフォルトと見なされる可能性があります。