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『ナイチンゲール』@<ジェニファー・ケント>監督

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『ナイチンゲール』@<ジェニフ...
イギリス植民地時代のオーストラリアを舞台に、夫と子どもの命を将校たちに奪われた女囚の復讐の旅を描き、2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞ほか計2部門を受賞したバイオレンススリラー『ナイチンゲール』が、2020年3月20日より全国で公開されます。

19世紀のオーストラリア・タスマニア地方。盗みを働いたことから囚人となったアイルランド人の「クレア」は、一帯を支配するイギリス軍将校「ホーキンス」に囲われ、刑期を終えても釈放されることなく、拘束されていました。

そのことに不満を抱いた「クレア」の夫「エイデン」に「ホーキンス」は逆上し、仲間たちとともに「クレア」をレイプし、さらに彼女の目の前で「エイデン」と子どもを殺害してしまいます。愛する者と尊厳を奪った「ホーキンス」への復讐のため、「クレア」は先住民アボリジニの「ビリー」に道案内を依頼し、将校らを追跡する旅に出ます。

主人公「クレア」役はドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の<アイスリング・フランシオシ>、「ホーキンス」役は『あと1センチの恋』(2014年・監督: クリスティアン・ディッター)の<サム・クラフリン>。「ビリー」を演じたオーストラリア出身の<バイカリ・ガナンバル>が、ベネチア映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞。監督は『ババドック 暗闇の魔物』の<ジェニファー・ケント>が務めています。
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