「政府専用機」2機の今後の処遇@航空自衛隊千歳基地
1月
6日
現在の政府専用機は「ジャンボ」の愛称で知られる米ボーイング社製の「747ー400型」で、1991年に導入されました。整備を担ってきた日本航空での整備士の確保が困難になったことなどから、4月からボーイング 「777ー300ER型」 の新機体に2機とも入れ替わります。すでに、千歳基地には新型2機が到着しており、運航訓練が行われています。
防衛省は退役する2機について、昨夏に活用策を広く公募。これに合わせ、千歳市は当初保存・展示を検討したものの、年間億単位の維持費がかかることや、展示するスペースの確保などの観点から困難と判断し、保存を断念しています。一方、航空機展示のノウハウを持つ「青森県立三沢航空科学館」(三沢市)や 「あいち航空ミュージアム」(愛知県豊山町)などが保存を検討しているといいます。