(新年を迎えて②)「リーダーシップ」というものを思う時(7)「コトよりヒトに焦点を当てる」

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(新年を迎えて②)「リーダーシ...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



不定期ですが、



『「リーダーシップ」というものを思う時』



というタイトルで綴っています。





新年2022年も明けて、今日が二日目。



昨日に引き続いて今日も、会社組織やグループを率いるリーダーの方々に向けて、メッセージをお伝えしたいと思います。



今日のメッセージは



「コトよりヒトに焦点を当てる」



つい我々は「何に対して、どう対応するか?」という視点で日常を過ごしています。



特に組織内での業務・仕事に関しては、なおさら「その業務を、どのような手続きで完了させるか?」という道筋を常に追いかけているように感じます。



しかし、与えられた業務や仕事に取り組むのは、取りも直さず、自分自身はもちろん、メンバーや部下。先ずは、その「ヒト」に焦点、つまり「誰がそれを扱うのか?」を先ずは考えた上で、業務遂行を考えたいです。



例えば、



『この業務を遂行することは、Aさんにとって、どういう意味があるだろうか?』



『そもそもAさんって、どんな人なんだろう?何を目標・目的に会社で働いているのだろうか?』





『この課題の解決方法を見出すことは、Bさんの今後の仕事にどう影響するだろうか?』



『そもそもBさんって、どういう仕事に携わって、どういう成果や体験をしたいと考えているのだろうか?』



つまり、

「コト」ではなく先ずは「ヒト」に焦点を当てて考えてみる。



すると、それまで見えなかったものが、見えてくるように思います。



それは例えば、



『この業務を本当にこなす意味・意義は何だろうか?』



『なぜ自分自身で対応せず、Cさんに依頼するのか?』



いかがでしょうか?



「事柄」ではなく、それを扱う「人間」に焦点を当てて、日常業務を捉え直してみる。



これは実は引いては、自分自身の内省にも繋がります。



これまでとは視点を変えて今年は、こんな視点を持ちながら、進んで行きたいです。



ではまた明日!

「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお



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#コーチ #コーチング #ヒト #リーダー #リーダーシップ #内省 #意味 #意義 #組織

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(新年を迎えて①)「リーダーシップ」というものを思う時(6)「使う言葉が行動を決める」

(新年を迎えて①)「リーダーシ...
(新年を迎えて①)「リーダーシ...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。



不定期ですが、



『「リーダーシップ」というものを思う時』



というタイトルで綴っています。



今日は新たな年、2022年の初日。そこで元日を迎えるにあたって、会社組織やグループを率いるリーダーの方々に向けて、メッセージをお伝えしたいと思います。



今日のメッセージは



「使う言葉が行動を決める」



皆さんはチームメンバーや部下の方に声を掛けたり、指示をしたりする時に、どんな「言葉」を使っているでしょうか?



今年は



「ポジティブな言葉や表現を選ぶ」



このような心掛けで、周りの人たちに接して行きたいです。





脳科学者の中野信子先生が、ある講演でこうおっしゃっていました。



「使う言葉が行動を決める」





例えば、



「なぜ今それを、実行しないのか?」

ではなく、



『それを今、実行する意図は何か?』





「全体の7割が、未だ手付かずです!」

ではなく、



『既に全体の3割が完了しています!』





「なぜ上手く行かなかったのか?」

ではなく、



『今度は、どうすれば上手く行くのか?』





使う言葉を変えることで、自分自身や相手の視点が変わる。



また、



使う表現を工夫することで、相手の行動を引き出すことが出来る。



いかがでしょうか?



今年は、よりポジティブな視点を持って、進んで行きましょう!



ではまた明日!

「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお



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#コーチ #コーチング #ポジティブ #リーダー #リーダーシップ #行動 #視点 #言葉

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day22)「『アウトプットの場』が社員を成長させる」

アウトプットの場が人を成長させ... アウトプットの場が人を成長させる!
木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)

2.五つの心得(完了)

3.八つの方法(本日)





「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」を育てる方法とは?

2.八つの方法





1.「経営社員」を育てる方法とは?



昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。



2.八つの方法



まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。

(1)おおぼらを吹け!(完了)

(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)

(3)中期計画を立てよ!(完了)

(4)年度目標を立てさせよ!(完了)

(5)財務を教えよ!(完了)

(6)何を社会に提供しているかを教えよ!(完了)



(7)個人目標を立てさせよ!(本日)

(8)アウトプットさせよ!(本日)





今日は最後の2つの方法について記述します。



(7)個人目標を立てさせよ!



①目標は会社の目標だけでなく、社員一人一人に自分の「個人成長目標」を設定させる。



②その際には「何のために・何を・いつまでに・どれだけ」という四点を明確にする。



③「いつまでに・どれだけ」は期限と量を明確にする、ということ。



④そして、個人成長目標も計画を立て、実行して、その進捗をモニターして、というサイクルを回す。即ち「PDCAサイクル」の練習をする。



⑤個人目標の設定は、求めていたものを得るだけではなく、そのための能力を高める一石二鳥の方法である。





(8)アウトプットさせよ!



①経営社員を育成するために、経営者としての心得と方法を伝えてきた。そして、最も簡単で最も成長を早める、というとっておきの方法は「アウトプット」の機会を与える、ということ。



②個人成長目標に関して、「朝礼」などの機会を作って定期的に進捗報告をさせることで、計画と実行のずれが明確になる。



③個人成長目標は個人的なものなので、進捗に関して他人から非難されるものではないが、社員同士で進捗状況を共有することでお互いの状況を聞き、理解することが出来、自分の考えを高めて行くことが出来る。すると何が自分に必要なのかを自然に考えるようになっていく。



④つまり「アウトプット」をさせることで、インプットの重要性が認識できる。だからアウトプットの場を創ることが重要なのである。





ではまた明日!

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#PDCAサイクル #アウトプット #インプット #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #個人目標 #組織 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day21)「自社の提供価値を明確にする」

自社の「提供価値」は何か? 自社の「提供価値」は何か?
木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)

2.五つの心得(完了)

3.八つの方法(本日)





「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」を育てる方法とは?

2.八つの方法





1.「経営社員」を育てる方法とは?



昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。



2.八つの方法



まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。

(1)おおぼらを吹け!(完了)

(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)

(3)中期計画を立てよ!(完了)

(4)年度目標を立てさせよ!(完了)



(5)財務を教えよ!(本日)

(6)何を社会に提供しているかを教えよ!(本日)

(7)個人目標を立てさせよ!

(8)アウトプットさせよ!





一昨日と昨日に続いて今日は、五つ目・六つ目の2つの方法について記述します。



(5)財務を教えよ!



①目標が設定できるようになるには「財務」の知識が必要。特にB/S(貸借対照表)についてしっかりとした考え方を持つことが望まれる。



②財務の勉強は本や学校でも出来る。しかし教科書的な知識ではなく、実務の中で知恵をを身に付けさせることが必要。



③経営者が理解できている範囲をしっかり社員に教える。その一方で経営者が必死に財務の勉強をすれば良い。



④ここで気を付けることは、仕入れた知識をそのまま直ぐにアウトプットするのはお勧めしない。自分自身でしっかり理解し、納得したものを社員に伝えること。



⑤財務の勉強の基礎は極めて単純。「儲け=入りー出」という簡単な方程式で、いかに入りを増やし、出を減らすかを考えること。



⑥そして次は、儲けをどのように生かすかを考える。B/Sを強化し、信用力を高め、節度あるレバレッジを効かせ、さらに収益性を高める。そんな会社を目指す。



⑦全社員が数字の意味を知り、数字で話が出来る会社。これは本当に強い会社である。





(6)何を社会に提供しているかを教えよ!



①何のためにビジネスをしているのか?第一義は「食うため」である。



②しかし金だけがビジネスの目的になってしまうのも考え物である。「利益が上がればそれでよい」という考え方は危険。利益は社会に価値を提供した見返りとして頂くものである。



③この点を経営者が理解していれば、社員に伝えることが出来る。「自分たちは顧客や社会にこんな価値を提供している」ということを明確にすることで、社員のモチベーションが上がる。



④質の低い商品や高額商品を売りつけるなどというのは、まともな神経の人間には耐えられない。利益が確保されたとしても、その裏を知っている社員は釈然としないはず。



⑤人は「正しいことをしている」と思えるときに力を発揮する。





ではまた明日!

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#bs経営 #コーチ #コーチング #モチベーション #リーダー #リーダーシップ #事業の目的 #提供価値 #経営社員 #財務

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day20)「計画づくりは社員に考えてもらう」

計画づくりは社員に! 計画づくりは社員に!
木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)

2.五つの心得(完了)

3.八つの方法(本日)





「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」を育てる方法とは?

2.八つの方法



1.「経営社員」を育てる方法とは?



昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。



2.八つの方法



まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。

(1)おおぼらを吹け!(完了)

(2)夢に日付と数字を入れさせよ!(完了)

(3)中期計画を立てよ!(本日)

(4)年度目標を立てさせよ!(本日)

(5)財務を教えよ!

(6)何を社会に提供しているかを教えよ!

(7)個人目標を立てさせよ!

(8)アウトプットさせよ!





昨日に続いて今日は、次の2つの方法について記述します。



(3)中期計画を立てよ!



①夢を描くことは重要。そしてその中で、夢(ビジョン)と現実のギャップを知る。



②そのギャップを知り、なぜそのような違いがあるのかを全社で考える。



③一足飛びに夢まで到達できない。そこでビジョン達成までを年限を三年ずつに区切る。その第一次計画だけは「現状からのボトムアップ」で作る。



④つまり夢(ビジョン)は、懸命に取り組めば何とか達成出来る数字であることが重要なのである。



⑤会社の中期計画は、会社のポテンシャルを発揮させる強い武器である。





(4)年度目標を立てさせよ!



①中期計画を立て、目標設定がされたら、次は年度目標を設定する。会社の動きを一年というスパンで見るのはたいていの社員が出来る。従ってここはとことん社員に考えてもらう。



②理念に始まり、経営方針、部門目標、個人目標、を順に決定していく。この時に、社員一人一人が、なぜこの目標に取り組むのか、という意味を知ることが重要。



③目標の数値だけでなく意味を知っている社員は、全社的な動きの中での収益性を理解します。「売上は伸びても利益が伸びない」というバカげた売り方はしないはず。



④つまり、年次経営計画の作成は、社員が財務に関する生きた知識を身に付ける教室にもなり得る。



⑤会社全体の利益を最大にするにはどうすべきか?純利益に意識を向けるようにし、やがてB/Sと関連したROAやROEといった指標を考えられるように仕向けて行く。



ではまた明日!

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#bs経営 #コーチ #コーチング #ビジョン #リーダー #リーダーシップ #中期計画 #夢 #年度目標 #組織 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day19)「夢に日付と数字を入れる」

夢に日付を入れる 夢に日付を入れる
夢
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こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)

2.五つの心得(完了)

3.八つの方法(本日)





「八つの方法:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」を育てる方法とは?

2.八つの方法



1.「経営社員」を育てる方法とは?



昨日までの「五つの心得」に続いて、経営社員を育てる八つの方法を紹介する。どれもこれも簡単な方法で、誰にもできる。ただし成果が出るかどうかは、やり続けられるかどうか、その一点に掛かっている。



2.八つの方法



まずは八つの方法を列挙すると以下の通り。

(1)おおぼらを吹け!

(2)夢に日付と数字を入れさせよ!

(3)中期計画を立てよ!

(4)年度目標を立てさせよ!

(5)財務を教えよ!

(6)何を社会に提供しているかを教えよ!

(7)個人目標を立てさせよ!

(8)アウトプットさせよ!





今日は先ず、最初の2つの方法について記述します。



(1)おおぼらを吹け!



①これは日本電産株式会社の前会長、永守重信氏の言葉。



②おおぼらと言っても全く不可能なものではなく、」全力で挑戦し、全ての条件が整えば達成出来る最高の状態」のこと。



③会社としての「おおぼら」は、社員が聞いてもワクワクするようなものでなければならない。社員と夢を語ろう!





(2)夢に日付と数字を入れさせよ!



①夢は素晴らしい力を持っている。しかし、夢さえ持てばそれで良いというものではない。夢を真にするのが経営者の仕事。



②夢を真にするために必要なのが、夢に具体的な日付と数字を入れること。



③「夢に日付を入れよ」はワタミ株式会社の創業者、渡邉美樹氏の言葉。



④「夢に数字を入れる」とは、夢を言葉で表すのではなく、B/Sで言い表せ、という意味である。



⑤経営者が夢を語り、それを目標にする時、一人でやっても意味がない。ここに社員を巻き込むことが大事である。



⑥そして社員が「自分がやりたい」と思えるように、会社の夢を描き、日付と数字を入れて行く。この過程ややり取りがとても重要である。





ではまた明日!

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#bs経営 #おおぼら #コーチ #コーチング #リーダー #リーダーシップ #ワクワク #夢 #経営社員

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day18)「経営ビジョンに社員が自分の夢を乗せる」

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木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)

2.五つの心得(本日)

3.八つの方法





「五つの心得:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」を育てる心得とは?

2.五つの心得





1.「経営社員」を育てる心得とは?



(1)ここまで「経営社員と何か?」、そして「経営社員を育てる会社とは?」について述べてきた。ここからは、経営社員を育てる「心得」について述べる。





2.五つの心得

昨日は以下二つの心得について触れたので、今日は残り三つについて触れます。



心得(1)職縁を大事にせよ!

心得(2)まず、やらせてみよ!





心得(3)正しい責任「追究」をせよ!



①どんなチャレンジでも、やりっぱなしでは意味がない。ここで「追究」には二つの意味がある。



②一つは、なんとしてでも成功するように持っていく。そのための手法がPDCAサイクルである。社員からの提案に対して、その基礎にある仮設がどういうものであるかを徹底的に「追究」することが経営者・上司の役目である。



③もう一つは、失敗したときの原因究明である。失敗した時に結果だけを責めてしまうと、その社員だけではなく他の社員もチャレンジしなくなってしまう。



④正しい「原因追究」は、失敗の原因をとことん究明し、次の成功の確立を出来るだけ高めること。





心得(4)会社のビジョンに社員の夢を乗せよ!



①経営者と社員との間の「信頼関係」の構築が必要。そのためには、

- 会社数字をオープンにすること

- 社内で密度の高い時間を共有すること。



②ここで「密度が高い時間」とは、生産性の高い時間と言い換えることが出来る。具体的には、

- より高い目標に向かって共に働く時間

- 将来に備えて自分たち自身を高めるために共に学ぶ時間



③理想や夢を語る時間を共有することも重要。経営者が一方的に語るのではなく、会社の将来ビジョンに社員が自分の夢を乗せる時間にしたい。





心得(5)「経営社員」が育つ仕組みをつくれ!



①教育プログラムの構築:朝礼・早朝経営セミナー・早朝勉強会など。経営計画の作成や月次決算会議に全社員が参加する。



②評価と報酬の仕組み作り:財務を理解させた上で、全ての社員が理解できる重要指標づくりが必要である。



③経営者の考え方を伝える仕組み作り:ブログ・メルマガ、書籍、講演など。また社内報や朝礼を通じて伝え続ける努力が必要。



ではまた明日!

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day17)「社員育成は『やらせてみよう!』の発想で」

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木村勝男著「放牧経営」を読み進...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(完了)

2.五つの心得(本日)

3.八つの方法





「五つの心得:どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」を育てる心得とは?

2.五つの心得





1.「経営社員」を育てる心得とは?



(1)ここまで「経営社員と何か?」、そして「経営社員を育てる会社とは?」について述べてきた。ここからは、経営社員を育てる「心得」について述べる。





2.五つの心得



心得(1)職縁を大事にせよ!



①中小企業にとって「後継者問題」は難題。しかし実子に無理に会社を継がせても誰も幸せにはならない。



②実は、我が子を職場で育てるのはとても難しい。そこで血縁ではなく職場の縁、「職縁」を考えに入れて選択の幅を広げる。





心得(2)まず、やらせてみよ!



①社員の育成は「やらせてみよう!」という発想が重要。



②社員の「やってみたい」という気持ちを潰さないことが大切。チャレンジすることは良いことだ、という空気を醸成する。



③仮に失敗しても、そのリスクに耐えられる財務基盤を作っておく。



④しかし中にはなかなか自分で見出せない社員もいる。そういう社員を責めてはいけない。小さなことからでもチャレンジするように仕向け、成功体験を積ませることが経営者・上司の仕事である。





以下の残りの心得はまた後日に!



心得(3)正しい責任「追究」をせよ!

心得(4)会社のビジョンに社員の夢を乗せよ!

心得(5)「経営社員」が育つ仕組みをつくれ!





ではまた明日!

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#コーチ #コーチング #チャレンジ #リーダー #リーダーシップ #後継者問題 #成功体験 #経営社員 #職縁

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木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day16)「伸びる社員はこう見分けろ!」

成長 成長
発展 発展
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今日も引き続き、木村勝男氏の著書



「放牧経営」



を読み進めて行きながら、キーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。



この本のテーマを一言で表現すると



「いかに経営社員を育てるか?」



経営社員?



はい!



- 木村氏が考える「経営社員」とは? 

- そのような社員を育てる仕組みとは?



これらを読み解きながら進めて行きます。





第4章「こうすれば『経営社員』は育つ」

~五つの心得と八つの方法~



章立て

1.どんな会社でも経営社員は必ず育つ(本日)

2.五つの心得

3.八つの方法





「どんな会社でも経営社員は必ず育つ」



章立て

1.「経営社員」の育成が会社を強くする(完了)

2.進化する「経営社員」(本日)

3.伸びる社員 vs. 伸びない社員(本日)





2.進化する「経営社員」



(1)会社を社会人学校と考えているので、経営社員が退職することを「卒業」と呼んでいる。退職する理由は様々だが、全ての卒業生に伝えるのは「今までよりも稼ぐ人になれ」ということ。



(2)稼ぐことも重要だが一方、「社員の物心両面の幸せ」も経営理念でうたっている。経済面と精神面の両方で幸せを実現する経営者を目指して欲しい。



(3)経営社員になる過程において、この発想を身に付けられ、「卒業」してもそれを実践できるようであって欲しい。



(4)このような「経営社員」を育てられる会社になっているだろうか?と問いて欲しい。弊社も最初から出来ていた訳ではない。



(5)「経営社員」を育てる仕組みを考え、実践していく過程を経て現在に至っている。社員が最大の資源となっていき、それが次の人材を引き寄せるという好循環を生んでいる。



(6)出来るか、出来ないか、ではなく「ちゃんと出来るようになるまで、やり続けるかどうか」である。





3.伸びる社員 vs. 伸びない社員



(1)伸びる社員、すなわち社員の「伸びしろ」を見極める、5つの条件がある。



①素直でフットワークの良い社員

②肯定的な言葉を使う社員

③どこかで苦労をした経験のある社員

④積極的に新しい知識を仕入れる社員

⑤数字の分かる社員





(2)社員全員が「経営社員」になれるわけでは無いのも現実である。経営社員になれない社員とは、以下のような人である。



①チャンスを掴もうとしない人

経営者が「チャレンジの機会」を与えても、それを活用しようとしない人がいる。ピンチをチャンスと捉える能力が「経営社員」には必要。



②変化を恐れるタイプの人

環境変化を味方につけようとする、という意識が大切。





ではまた明日!

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#コーチ #コーチング #チャレンジ #リーダー #リーダーシップ #変化 #経営理念 #経営社員

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日本人の視点や感じ方は、外国人とは「出発点」が違うかも!

日本人の視点や感じ方は、外国人...
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。



昨日たまたま遭遇して、そして気が付いた事柄を、今日はお伝えします。内容はタイトルから想像されるように



『どうも日本人のものの見方や考え方は、外国人と比べて「出発点」が違うのかも?』





1.ことの顛末



「今日は、とっても楽しそうだったね?」

そんな問い掛けを私は妻に投げた。



「そうなのよ!久しぶりにキャサリンに会って、とっても楽しかった!」



キャサリンとは妻の友人で、フィリピン出身。日本に長く住んでいて仕事もしていることもあって、外国人としては流ちょうな日本語を話す。



外国人向けの日本語の教師をしているうちの妻は、こう続ける。



「やっぱり外国人相手の方が、何か気が楽なのよね、色々と話をするのが。」



「何故そう感じるのかな?」



私なりの答えは直ぐに頭に浮かんだが、こう尋ねてみた。



「何故だろう?余計な気を使わなくて良いし。それから、個人的な話をする時に、この話題はこの人に話して大丈夫か、大丈夫じゃないか?を余り考えなくても良いからかも?」



「え、そうなの?外国人の友人には、日本人の友人には話さないプライベートなこともべらべら話すってこと?」



「うーむ、それは違うわね!べらべらと色々話すのではなく、この話題を話し相手がどのように捉えるかを、深く考えなくとも大丈夫、自己開示の程度というか、開放の度合が日本人と異なる、と私は感じているように思う。」



「ということは、外国人相手に話をする時には自己開示度を上げて、例えば自慢話を話しても、相手から必要以上に羨ましがられたり、妬まれたりして不快になる可能性が低い、って直感的に思う、という感じかな?」





2.私の考察



この会話を妻としながら私は、娘のある言葉を思い出していた。



以前、海外(ニュージーランド)に住み始めて3年くらい経過した頃だった。7歳から日本を離れ、現地の小学校に通学していた末娘を連れて、久しぶりに日本へ一時的に「戻って」いた時のこと。



東京都内をJR山手線に乗って移動していた。そして駅で降りた直後にその末娘は、私にこう呟いた。



「お父さん、日本人って、みんな髪の毛が黒いんだね!」



我々にとっては当たり前の光景や周りの人の風貌が、彼女にとっては一種、驚きに感じたのだろう。小学校を初め、日本での生活の記憶がほとんど無い娘にとって、私にとっては日本への「一時帰国」は、異文化に触れるれっきとした「海外旅行」だったのだ。



私は再度、妻に向き直ってこう伝えた。



「『日本人』と十把一絡げの表現は適切ではないけれど、一般的な日本人は周りの人との関わりにおいて、一般的な外国人とは異なる捉え方をしているように感じるね。



つまり、目の前の相手は自分と視点や考え方が『同質である』ということを出発点、前提にしているような気がする。一方、外国人は恐らく『異質である』ということを出発点、前提にしているような印象を受ける。」



妻は私の見解に直ちに反応して、



「確かに!外国人と言っても色々な出身国・人種の人がいて、人それぞれ性格だって異なっているはず。だけど総じて感じるのは、外国人は『人はそもそも個人個人、異なっているものだ』という発想を基本的に持ち合わせているような気がするわね!



だから、ある程度、プライベートなことを話しても、それは自慢話や突飛な話ではなく、単にその人の『個性』の一つと捉えてもらえるのではないか、という安心感を感じるのだと思う。」





3.それで、これからどうなる?今後どうするのか?



これで妻との会話は終了したのだが、モヤモヤはまだ晴れなかった。なぜなら、この会話を受けて、



「これから日本人は、どういう視点を持つように心がけることが必要なのか?」



という問いが頭の中をぐるぐると回っていたからだ。残念ながら今直ぐに、答えは持ち合わせていない。



ではまた明日!

「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお



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