昨年 「クリトリア・ブルージャック(蝶豆)」 の種子をいただいた<Sさん>のお宅では、今が盛りと 「カロライナジャスミン」 の生垣がきれいに咲き誇っています。
その生け垣にたくさんの【セイヨウミツバチ】が、せわしなく飛び回って活動をしていました。
ミツバチ科ミツバチ属の昆虫で、世界中に9種が存在し、特に【セイヨウミツバチ】は全世界の養蜂の主役として、24の亜種が確認されています。
写真の働きバチさん、幼虫の餌やローヤルゼリーの原料とするため、花粉を団子にして後脚の脛節にある<花粉かご>にたくさん蓄えているのが見て取れます。
女王バチのため、動かないオスのため、それこそ身を「粉」にして働く姿、見ていてちょっとかわいそうかな気がします。
昨年4月11日にオープンされている【two of us】さん、所属しています業界の事務局のビルから、西側に徒歩1分ほどの距離にあります。
「キーマカリー」(並:700円)もありましたが、看板であるチキンカレーとして「Toropiカリー」(並:800円)を注文です。
セットメニューとして、<野菜サラダ・ライタ(インドのヨーグルトサラダ)>より「野菜サラダ」を選び、<ラッシー・チャイ・コーヒー>から「アイスコーヒー」をお願いしました。
<鶏ガラを4~5時間コトコト煮込んで作ったスープ、玉ねぎをじっくり炒めてコクととろみを出し、小麦粉を使っていない>とのこだわりが書かれていました。
<白菜・ニンジン>の自家製ピクルスも出てきて、辛さと味とに期待感が一杯でした。
・・・・、んん~、カレーとしてちょっと期待外れの味です。
チキンのお肉は、形が崩れるほど柔らかく煮込まれているのですが、肝心のルーの味がいけません。スパイシーさも辛さも、感じられず、「これがカレー?」という感じで食べ終えました。
厳しい評価で申し訳ないのですが、再訪問はなさそうです。
【カレンデュラ】は、ラテン語の「Ca lendae=毎月の第1日」が語源で、どの月の初めにも咲いているほど花期が長いことから名づけられました。
原産地は南ヨーロッパ・地中海沿岸で、キク科キンセンカ属に分類され、日本には中国経由で渡来しています。
別名「キンセンカ(金盞花)」と呼ばれています。花が黄金色で、盞(さかづき)の形に似ているということの中国名を、そのまま日本語に読み換えたようです。
渡来した16世紀は、「カレンデュラ:アルウエンシス」という、花径1,5~2センチ程度の大きさで、一重咲きで黄色の花でした。
19世紀になり、現在「キンセンカ」と呼ばれている花径3~10センチの園芸品種【カレンデュラ:オフィシナリス】が普及、黄色だけでなく、橙色の花もあり、八重咲きも生まれています。
「オフィシナリス」というのは薬用という意味があり、ヨーロッパでは殺菌力が強いので民間薬として利用され、またハーブーとしても食されて「ポットマリーゴールド」とも呼ばれています。
日の出とともに花弁は開き、夜には花弁を閉じるという生態を持っています。
JR元町駅の山側にある鯉川筋、白いコンクリート製のプラントボックスに、赤色や黄色のチューリップが植えられています。
もうそろそろ【チューリップ】も、時期的に終わりでしょうか、ソフトボールの大きさぐらいある大きな花弁も、散りかけ寸前です。
赤色や黄色といった原色の色合いでしたので、じっくりと眺めていませんでしたが、散りかけの花弁を見て驚きました。
黄色い花弁の縁に、赤色の<ビコティー(覆輪)>が入っている品種でした。
「アサガオ」や「ペチュニア」、「クリスマスローズ」「クレマチス」などではよく見かける<ビコティー咲き>ですが、【チューリップ】では初めてみました。
特に「シネラリア(サイネリア)」の<ビコティー咲き>は、「蛇の目咲き」と呼ばれ、日本で育成された品種で、海外でも高い評価を受けています。
【チューリップ】は品種名の数が途方もなく多く、 「レンブラント咲き」 「ビオニー咲き」 と咲き方で区別する方が分かりやすく、この品種の同定もできていません。
どんな依頼も引き受ける「何でも屋」を舞台に、それぞれの注文(ミッション)をこなしてゆく物語が、5話ばかり収められています。
著者には失礼な話なのですが、読みながら第135回(2006年)直木三十五賞を受賞された、<三浦しをん>さんの『まほろ駅前多田便利軒』を思い出してしまいました。
こちらも、駅前で「便利屋」を営む二人の男の顛末記です。
元警官の社長である<花田>を中心に、憎めないキャラクターの男3人に、事務担当の女性社員が、それぞれの依頼主の注文に合わせて活躍する姿が描かれています。
喜ばれる仕事もあれば、依頼通りの注文をこなせずに落ちこんだりと、波乱万丈の依頼話しが展開してゆきます。
<ミッション2>ということで、2冊目のようですが、面白い依頼仕事には事欠かないでしょうから、シリーズ化が続きそうです。
<キューピーあえるパスタソース>は全14種類ありますが、5種類目として【ボンゴレソース】(2袋:248円)です。
このパスタソースは、スープともいえる液体状ですので、ペースト状のソースに比べて、麺と混ぜ合わせるのが非常に楽でした。
ボンゴレは、本来はアサリ類やハマグリ類などのマルスダレガイ科の二枚貝を指すボンゴラの複数形で、ナポリ料理として有名です。
ガーリックと赤唐辛子をきかしたソースですが、あっさっりとしていました。
あさりも5~6個入っており、それなりの味わいです。
ソースにパセリのみじん切りが一杯で、香草の香りが鼻をくすぐり、楽しめました。
【マリーゴールド】は、キク科コウオウソウ属のうち、草花として栽培される植物の総称です。
願産地は、アメリカ大陸の熱帯と温帯にかけて分布し、アフリカにも1種存在しています。
花径2~5センチで、黄色・橙色・暗赤色などの頭花を、茎の先端に咲かせます。
一般的に「アメリカン・マリーゴールド」・「アフリカン・マリーゴールド」と呼び習わしているようですが、すべてメキシコ原産で付いた地名は関係ありません。
またアメリカンを「千寿菊」・フレンチを「万寿菊」とも呼びますが、花大きさの違いではなく、花の開花時期の長さの区別で呼び分けています。
学名の「タゲテス」は、植物学者リネンが、美の神様「タゲス」に捧げたことにより由来します。
湊川神社の正門前の植え込みは<ツツジ(躑躅)>が植え込まれており、丁度この時期きれいに咲き出しています。
<ツツジ>はツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属の植物の総称です。
日本ではツツジ属の中でも、ツツジやサツキ、シャクナゲを古くから区別しており、学術的な分類とは合いません。
先端が五裂の漏斗状の特徴的な花を数個、枝先に咲かせます。
写真を撮るならきれいな花姿の<ツツジ>をと探しておりましたら、白地に赤紅色の絞り模様が入っているのを見つけました。
昨年は絞り模様の 「オシロイバナ」(1)~(7) を記録として撮り続けておりましたが、今回も貴重な一枚になるかなとおもいながらの撮影です。
<ツツジ>も「オシロイナバ」と同様に、さまざまな絞り模様が出るのかと気になるところです。
路地裏の植え込みで、多肉植物の【アエオニウム・サンシモン】を見つけました。
原産地は、地中海西部のスペイン・モロッコ・ポルトガル近辺で、ベンケイソウ科アエオニウム属の半耐寒性多年草の植物です。
ベンケイソウ科の多肉植物として、 「火祭り」 を紹介していますが、これも真っ赤な色合いの「葉」が印象的な多肉植物です。
【サンシモン】も、別名「黒法師」と呼ばれていますが、「葉」の色が黒に近い紫色になり、植物では珍しい色合いを見せてくれます。
日当たりが良くないと緑色のままですが、これからの日差しで黒紫色に変化してゆくでしょう。
枝の先端だけにロゼット状に「葉」を付ける姿が特徴的で、下葉が枯れて上へ上へと茎が伸びていきます。
すっかり黒紫色になる頃を見計らって、また訪れ観察したい植物です。
前作 『娼年(しょうねん)』 の続編としての作品ですが、本書だけ読みましても前回からの流れは理解できます。
二十歳の夏に「クラブ・パッション」のオーナー<御堂静香>に声をかけられ、「娼夫」の道に足を踏み入れた<リュウ>ですが、警察の手入れを受けオーナーは逮捕されてクラブは解散となります。
警察の手入れから落ち着いた一年後、<リュウ>は仲間と共にクラブを再開させます。
ほどなくオーナーも出所してきますが、エイズが発病、心の支えであるオーナーとの永遠の別れを目の前にして、<リュウ>は自分に何ができるのかと悩みます。
裏社会の性ビジネスを縦軸に、男と女の生理的な感性の違いを横軸に、そして<しょうねん>から<せいねん>に成長する男としての<リュウ>の感性が織り込まれた一冊でした。
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