今年の読書(56)『オール ミッション2』山田悠介(角川文庫)
4月
30日
著者には失礼な話なのですが、読みながら第135回(2006年)直木三十五賞を受賞された、<三浦しをん>さんの『まほろ駅前多田便利軒』を思い出してしまいました。
こちらも、駅前で「便利屋」を営む二人の男の顛末記です。
元警官の社長である<花田>を中心に、憎めないキャラクターの男3人に、事務担当の女性社員が、それぞれの依頼主の注文に合わせて活躍する姿が描かれています。
喜ばれる仕事もあれば、依頼通りの注文をこなせずに落ちこんだりと、波乱万丈の依頼話しが展開してゆきます。
<ミッション2>ということで、2冊目のようですが、面白い依頼仕事には事欠かないでしょうから、シリーズ化が続きそうです。
投稿日 2012-05-01 02:15
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-05-01 13:58
ワオ!と言っているユーザー