前作 『娼年(しょうねん)』 の続編としての作品ですが、本書だけ読みましても前回からの流れは理解できます。
二十歳の夏に「クラブ・パッション」のオーナー<御堂静香>に声をかけられ、「娼夫」の道に足を踏み入れた<リュウ>ですが、警察の手入れを受けオーナーは逮捕されてクラブは解散となります。
警察の手入れから落ち着いた一年後、<リュウ>は仲間と共にクラブを再開させます。
ほどなくオーナーも出所してきますが、エイズが発病、心の支えであるオーナーとの永遠の別れを目の前にして、<リュウ>は自分に何ができるのかと悩みます。
裏社会の性ビジネスを縦軸に、男と女の生理的な感性の違いを横軸に、そして<しょうねん>から<せいねん>に成長する男としての<リュウ>の感性が織り込まれた一冊でした。
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投稿日 2012-04-29 21:38
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-04-30 15:39
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投稿日 2012-04-30 00:13
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投稿日 2012-04-30 15:41
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