酒の肴に、以前は大きな梅干でしたので、裏メニューとして「梅干(2個)」(50円)で呑んでいました。最近の梅干は、果肉の少ない小さなものになってしまい、頼むこともありません。
今宵も立ち呑み「鈴ぎん:福寿」で呑んでいますと、飲み友達の<ペコちゃん>から、「ファルコンさん、梅干好きだったよねぇ」ということで、土佐銘菓・藩侯御愛好の【梅不し】を頂きました。
創業元禄初年という、高知市にあります「西川屋」の歴史ある餅菓子です
包み紙を開けますと、直径15ミリ程度の小さな柔らかいお餅の中に、梅漬紫蘇が入っているのが透けて見えています。
本当に一口サイズで、食べ終わりますとほんのりと梅の香りと味がして、これは「なるほど」という上品な味わいでした。
お菓子の味で感動することは少ないのですが、これは正直に美味しいと感じる味わいでした。
高速神戸駅の改札口を出ますと、男性から「お客様満足度アンケート」調査の書式の入った封筒を手渡されました。
本日27日は、全面的にアンケート用紙を配布しているようです。
アンケートを投函したひとの中から抽選で150名に、1000円分の「らくやんカード(阪神電鉄)」のプレゼントがあります。
折角いただいたアンケート用紙ですので、書きすすめていきましたが、途中で止めてしまいました。
全16問、回答数43という多さに、時間の無駄を感じたからです。
まじめに考えながら答えていきますと、おそらく30分は掛かりそうな設問数です。
応募者全員に「らくやんカード」がいただけるのなら、時間をかけてもいいかなとおもいますが、半時間をつぶしてまでのお付き合いは出来かね、どれくらいの回収率なのか、気になるところです。
特許出願中の「氷冠製法」で作られたレンジ対応の調理麺で、要冷蔵というタイプの【日清のラーメン屋さん:とんこつ】を、はじめて購入しました。
お鍋のお湯でも作れますが、レンジ調理がおすすめということで、早速スープ用のお湯を沸かし、具材の下準備をして臨みました。
500Wで約4分30秒、600Wで約4分という解凍時間ですが、我が家1000Wですので3分にしましたが、まだ麺が固めで、結局はお鍋にて再煮込みです。
どの程度の麺の状態なのか、お鍋だと混ぜる感触で判断ができますが、レンジでは具合が分からないのが難点です。
極細麺のストレート麺で味は悪くありませんし、よくスープに絡む仕上がりでした。
スープも350mlとやや少なめの指示で濃くないかなと心配でしたが、上品な豚骨の味わいでした。
袋物のフライ麺やノンフライ麺に比べますと、確かに生麺とそん色がなくよくできたゆで麺だといえますが、麺の「堅さ」の調整が必要なのは少し問題です。
JR神戸駅の西側にある、とある植え込みの【ハナモモ(花桃)】が、3月20日の桜の開花宣言に合わせるように、大きな花を付けて咲き誇っていました。
バラ科サクラ属の落葉低木で原産地は中国ですが、「モモ」を観賞用に品種改良したのが【ハナモモ】です。
花径も3~5センチと大きく、花色も桃色・赤色・白色・紅白とあり、樹形も立性で、枝垂れ性、ほうき性、矮性など様々です。
日本には弥生時代には渡来しているようで、『古事記』にはイザナギが黄泉の国から逃げ帰る時に悪鬼にたいして「モモ」を投げつけて退散させた話があり、江戸時代に入り多くの品種改良が進みました。以降、あまり品種改良は進まず、現在の多くは江戸時代に完成された品種です。
桃の字は中国から伝わり、桃の「兆」は、<妊娠の兆し>を表わしており、桃が女性やひな祭りと関係があるのは、このことから由来しています。
都会のビル街の片隅に咲いている【ハナモモ】、足を止めて眺める人もなく、鮮やかな桃色だけが目立っておりました。
以前に紹介した 【ルビーネックレス】 は、色の変化が表れていない緑色の葉のままで、名称の「ルビー」とは結びつかない色合いでした。
7月の誕生石として赤色が特徴的な「ルビー」は、コランダム(鋼玉)の変種で、ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス(rubeus)」に由来しています。
キク科セネキオ(セネシオ)属の多肉植物ですが、和名として「シゲツ(紫月)」と名付けられているのも、納得できる色合いです。
書物を読んで感動するのは、まずミステリーファンとしては緻密な構成と登場人物の個性に負うところが大きいとおもいます。
また博識な知識が、宝石のようにあちらこちらに光る文体も、これまた感動を覚えますが、この一冊は正に後者の一冊でした。
江戸の片隅に、恵まれない育ちを背負いながら、それぞれが自立するために手に職を持つ女たちを主人公にした、七篇からなる短篇集です。
『竹夫人』は三味線の師匠として生きる<澄(すみ)>、『三冬三春』は絵師として生きる<阿仁>、『夏雨草』は根付け作りに情熱を傾ける<ふさ>、『秋草風』は糸の染色に生きる<萌>、『細小群竹』は髪結いの見習いの<すず>、『逍遥の季節』では踊りの<藤枝>と生け花の<紗代乃>の葛藤等、その世界で生きる女たちの心の憧憬を見事に描き切っています。
パソコンも携帯電話もない時代に生きる、「男と女」・「親と子」・「師匠と弟子」の人情味あふれる生き様が、爽やかさを残してくれる一冊でした。
この<生け花>を生けられている佐々木房甫先生、最近は精力的に生け替えられているようで、新しい作品を次々と鑑賞できるのが楽しみです。
丈の長い青色の花器が使われ、「雪柳」の枝を巧みに伸ばした中心部に、黄色い「フリージア」が配置されていました。
「雪柳」の枝も、手で曲げられて加工されているとおもいますが、曲げる方向性の微妙な形で空間の広がりを感じさせる手法は、どうやら房甫先生のお得意技かなと拝見しておりました。
映画全盛期の時代の新開地は、映画を観た後、家族で安くて美味しい料理を食べて帰るのが楽しみでした。
ホーコー鍋を良く食べた中華料理の「春陽軒」(今は 豚まん専門店 )や、和食の店「赤のれん」(今は三宮に移転)など懐かしいお店がすぐに浮かびます。
また歴史ある洋食店も多く、上川シェフの「金プラ」や山本シェフの「グリル一平」は、新開地の代表格といえます。
そんな強豪店が並ぶなか、阪神・淡路大震災後に開店したのが、米崎シェフの【赤かぶ】です。
作り置きをせず丁寧な仕事ぶりは、老若男女の幅広い客層からも支持されているのが良く分かります。
本日は、「ハンバーグと海老フライ」(880円)にライス(170円)の組み合わせにしました。
柔らかくてジューシーなハンバーグ、甘みを感じる細かな目の海老フライの衣等、どれもが満足できる内容です。
テーブルには、ナイフとフォークもありますが、箸も置いてくれていますので助かります。
今を盛りに咲き誇る【モクレン(木蓮)】の花を見かけました。
モクレン科モクレン属の落葉低木種で、樹高は3~5メートルです。
【モクレン】は本来この赤紫色の花が本種ですが、今は「シモクレン(紫木蓮)、白色の花弁は「ハクモクレン(白木蓮)」と呼び分けているのが一般的になりました。
中国南西部が源地産地ですが、英語圏に紹介された際に「Japanese magnolia」として紹介されたために、日本原産かとの誤解を生じています。
似た花姿に、同じモクレン属の「コブシ(辛夷)」がありますが、こちらは日本原産ですので、感違いが生じたのかもしれません。
花弁の外側は濃い紅色から赤紫色をしており、内側は白色もしくは極薄紅色で対比が美しく映える花姿です。
「シモクレン」の花は全開せずに半開状態の姿ですが、「ハクモクレン」は日が射し明るくなると花弁を開き、暗くなると閉じる性質を持っています。
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