「不便やわねぇ~」「ほんまやでぇ~」という、おばちゃん二人の会話を耳にして、新開地にありますスーパーマーケット【エイコーストアー】の閉店を知りました。
下町新開地の核として、食料品や日常品、持ち返りお弁当などを扱われていました。
1989(平成元年)12月に開店して以来、24年あまりの営業でしたが、さびれてゆく新開地の象徴的な閉店かなと感じてしまいます。
徒歩圏内には、JR神戸駅に「コーヨー」や駐車場設備を備えた「ライフ」の大型スーパーがあり、「食彩館」や「ローソン100均」の店舗でも食料品は買えますし、コンビニにも困りません。
昔のように地元の商店でモノを買う時代ではなく、ご近所の住民だけが相手では売り上げも厳しいかもしれません。
品数も多く、安いとなれば、大型店舗の力に太刀打ちするのは困難な時代です。
JR神戸駅山(北)側の花壇の中で、きれいに咲き誇っている【オオアラセイトウ(大紫羅欄花)】を見つけました。
アブラナ科オオアラセイトウ属の耐寒性のある多年草ですが、日本の猛暑には弱く、一年草扱いにされています。
原産地は、シベリアから西アジア・ヨーロッパにかけて分布しており、属には約20種が分類されています。
茎の上の方に直径2~3センチの赤紫色の十字状の4弁花を、総状花序に付けます。
夕方になりますと、非常によい香りを漂わせるところから、属の「Hesperis」はギリシャ語の「夕方」に由来しています。
正式名称の【オオアラセイトウ】は植物学者の牧野富太郎が命名していますが、別名「ムラサキハナナ(紫花菜)」と呼ばれ、また諸葛孔明が成長が早いので戦いの時に陣地に植えて食料とした故事に因み「ショカツナ(諸葛菜)」とも呼ばれている花です。
関西でのかまぼこは、板の上に魚のすり身を低く盛り上げた蒸しかまぼこの表面に、みりんなどを塗り焼き目を付けた「焼きかまぼこ」が一般的です。
「板」に盛られており、食べるときに醤油と「ワサビ」を付けて食べるのが一般的で、居酒屋のメニューには「かまぼこ」の表示はなく、多くの場合「板ワサ」と書かれています。
今宵は仙台名産の「笹かまぼこ」を使った<ピザ>(350円)を、肴として選びました。
「笹かまぼこ」の上にとろけるチーズをのせて、電子レンジで温めるだけで完成です。
タバスコを効かせて、和の「かまぼこ」と洋の「チーズ」との合体の味、美味しくいただいてきました。
キリンビール派が少ないようで、居酒屋【げんちゃん】の冷蔵庫も、3列から2列へと減少してしまい、なくなりはしないでしょうがどうなるのかと案じておりました。
今宵【げんちゃん】に顔出しして、思わず顔が微笑んでしまいました。
なんとキリンビールが、元の状態の本数に並べられているではないですか。
キリンビール派の根強いお客さんからの要望なのか、たまたまきりよく冷やされていたのかは、忙しそうに動かれている<のぶちゃん>に聞くことが出来ませんでしたが、取りあえずは喜ばしい出来事です。
キリンビールを空けるたびに、冷蔵庫に取りに出向く気持ちは晴れやかでした。
【キンカン(金柑)】は子供の頃からの大好物で、小学生の頃は、おこずかいの50円玉を握りしめて果物屋さんによく買いに出向きました。
赤色の網にたくさん入っていて、甘酸っぱい皮の味が大好きでした。
町中で <キンカン> がたわわに実っている木などを見かけますと、つい足が止まります。
そんなたわいもない話を呑み友達と喋っておりましたら、「ファルコンさん、今はすごい【キンカン】があるんですよ」との情報をもらい、確かめてきました。
全国の出荷量70%を誇る宮崎県ですが、JAブランドとして「たまたまエクセレント」という完熟金柑があり、糖度18度以上、直径3.3センチ以上でないと付けられないブランドとして、2010年より販売されているようです。
お値段10粒で(2100円)です。【キンカン】は大好きですが、このお値段では手が出ません。
<なごやきしめん亭>の 「味噌煮込うどん」 に続いて、同じメーカーの「カレーうどん」(105円)です。
うどんは、やはり「醸造酢」が使用されているようで、一度湯切りして臨みました。
沸騰させたお湯でうどんを湯がいていますと、「酢」の香りが漂いました。
「袋物」として、当然具材はありませんので、手持ちの「ねぎ」だけでいただきました。
和風出汁ということで、<ホタテエキス・鰹パウダー・魚醤(魚介類)>が含まれており上品な味わいの出来ばえですが、カレーうどんに欠かせない「トロミ感」が足りない感じです。
今回、「湯切り」した麺として「酢」の味わいは感じませんでした。
前回の「味噌煮込うどん」のときには「湯切り」したにも関わらず酸味を感じ、これは味噌自体の風味だったのかもしれません。
古典園芸植物としては、 「観音竹」 ・ 「万両」 ・「蘭」・「錦糸南天」等がありますが、【オモト(万年草)】も代表的な植物で、「葉」の<斑>や<形状>・<地合い>など変化に富んで多彩です。
スズラン科オモト属の常緑多年草として、原産国は日本・中国で、学名は「Rohadea japonica Roth」と日本の名称が入り、また中国での漢字表記も「万年草」です。
徳川家康が江戸城本丸の完成した1607(慶長11)年9月23日、入城の際に床の間に飾られたことにより、おめでたい植物、不老長寿の縁起物として好まれています。
江戸時代には【オモト】の園芸栽培に熱が入り、特殊なモノはひと鉢何万両の値段で取引されていました。
畠中恵さんの江戸時代小説 『まんまこと』 には、万年青栽培の盗難事件が出てきます。
薄黄色の<斑>の【オモト】を見ていましたら、持ち主の御主人さんが出て来られ、「宝船」という品種だと教えていただきました。
ただ、この<斑>は交配種にての模様ではなく、薬品処理して薄黄色の<斑>を現わしていますので、翌年にはもとの青い葉に戻るそうです。
品種同士の掛け合わせはまだいいとおもいますが、薬品処理してまで色を落として販売するのは、どうかなぁと考えてしまいました。
ブログル仲間の<地鶏屋の親父&ママ>さんのお店、【待久寿】さんに顔出しです。
お店の昼のランチメニューの全制覇を狙っているのですが、お昼の時間帯になかなか顔出しできずに、いまだ8合目当たりでしょうか、
地鶏の照り焼きの「突き出し」に始まり、不足気味の野菜を確保するために「サラダ」は欠かせません。
今宵のメインは、鶏の「モツ鍋」です。
親父さんと楽しい会話をしながら、いいお味のスープですので美味しくいただきました。「ファルコンさん、雑炊もできますよ」と言われたときには、スープまで飲んでいましたので、笑うしかありません。
わがままが言えるのはありがたいことで、「親子丼」の具だけを頼んで肴にしました。いわゆる「台ヌキ(ご飯がない)」という頼み方ですが、よほどの酒飲みでないと分からに言葉かもしれません。
お昼間に会う機会が少ない美人ママの<エミリー>さん、瓶ビールを頼みますと忘れずに好みの銘柄である「キリン」を出してくれるのは、嬉しい心遣いです。
表紙を見て「これは」と感じましたら、やはり阪神・淡路大震災を扱ったミステリーでした。
何回となく見てきています、大震災の爪跡が残るメリケンパークに当時のままの姿で保存されている岸壁のイラストでした。
主人公の<メイ>は、大震災で婚約者の<由紀夫>を亡くしますが、実家のある東京でお見合いをして外科医の<達也>と結婚、夫の転勤に伴い芦屋に引っ越しています。
実父の病気見舞いのため、五日ほど家を留守にするのですが、帰宅してから<達也>のしぐさや行動が依然と違うことに悩まされます。この辺りは、女性作家ならではの感性だと感じました。
懇意にしている宗教家の教祖<奈津美>の占いによると、身の回りに「桃色の影」が見えるとのお告げを受けますが、<メイ>には意味が分かりません。
そんな折、<メイ>の昔の同僚が絞殺される事件が起こり、<達也>が犯人として警察に逮捕されてしまいます。
神戸を舞台に、「記憶の喪失と愛の再生」を主題にしたミステリー、面白く読み終えました。
それにしても、以前にも大震災の神戸を舞台とした 『ピンクの雨』(新野彰子) がありましたが、なんだか<桃色>づいている神戸のようです。
本日のお昼ご飯は、昨年の12月に開店している【いろり。】に出向きました。
ビルの地階に降りたところに入口がありますので、初めての訪問ではどのようなお店の雰囲気なのか、分かりにくいアプローチです。
ガラスの引き戸を開けますと、まだ下に降りる内部階段がありますが、奥まったいい雰囲気の和風の空間へと入り込めます。
お昼の定食は、「おばんざい定食」(800円)しかありません。
大きな配膳盆に所狭しと並べられたおかず、どれから食べようかと迷ってしまう品数です。
並べられたおばんざいは、<揚げだし豆腐・茄子と大根の煮物・もやしのナムル・ひじきの胡麻味噌和え・人参の煮物・厚揚げとピーマンの煮物・彩どり豆煮・かき揚げ・小鯵の南蛮漬け・香の物2種>に、わかめの味噌汁でした。
10皿のおばんざい料理、白い器に料理の色も冴え、おいしくいただいてきました。
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