呑み仲間の<ペコちゃん>から前回いただいたおそす分けは、「千鳥屋宗家」の 「丸房露」 でした。
用心していたほど甘くなく、柔らかなクッキーといった感じでいただけました。
今回のおすそ分けは同じく千鳥屋宗家の【千鳥饅頭】という、お店の名前を冠しているお菓子ですので、かなりの自信作だとお見受けいたしました。
直径5センチ程度の饅頭型そのものの大きさで、上部に小さな千鳥の焼印が押されています。
原材料は、<砂糖・手亡豆・小麦粉・卵・蜂蜜・水あめ・重曹>です。
焼かれたカステラの皮の中に白餡だと聞いていましたので、今回も用心して小さくちぎっていただきました。
「うっ~」という、白餡の甘さが口に広がり、これはいけません。
かわいい千鳥の焼印の皮まで行き着くことなく、ギブアップしてしまいました。
3月17日(日)まで<写真大学/OICP写真学校修了展>が、【神戸アートビレッジセンター】で開催されています。
1階ギャラリーの壁面いっぱいに、力作の組写真が並べられていました。
面白い着想が多く、煌々と明かるい夜の街の写真を組み、その地域の電力消費量をタイトルにしていた<電力量 単位換算 (山本柱)>は、原子力発電に頼る昨今を別の視点から冷静に捉えていて感心しました。
<キラキラ女子大生のつながり(長井陽佳里>の組写真も、自分の交友関係の広がりを図式化していて、いまどきの学生生活を垣間見れました。
<女子御膳ー「食事」が語る15のライフスタイルー(中島久美子)>も、
それぞれの立場の女子の「朝・蛭・晩の三食」を撮影して並べただけなのですが、個人の生活様式をうかがい知ることができる構成で、面白く眺めておりました。
どの作品も、撮影者の視線とタイトルに齟齬がなく、よく理解できる内容でした。
2002年10月から<日清具多>シリーズの名で、具材にこった60種類を超える製品が出ており、どんぶり型のカップ麺でした。
先月2月18日、タテ型のカップ麺<G00Ta>として再登場です。
普通のカップより形状が一回り大きく、カップだけでも重厚感あふれる【厚切角煮麺】(198円)です。
シールをめくりますと、4センチ角程度の角煮のブロックが、で~んと入っています。
ノンフライストレート麺で、熱湯をいれ5分間待ちました。
シールの上に付いていた<仕上げ油>を入れ、よくかき混ぜ、まずは麺の味を確かめましたが、コシのある卵粉が多いのか黄色っぽい麺の色です。
熱湯で戻った角煮のブロック、厚みも1.5センチはあり、角煮のコクのある脂のあじもいいのですが、いかんせん合成肉の塊でした。
スープの味自体さっぱりとしていますが、ストレート麺との絡みが悪く、麺だけの味が優先するのが、気になりました。
丸っこいハート型の葉を持つ【タチツボスミレ(立坪菫)】を、路傍で見かけました。
スミレ科スミレ属の多年草として、ほぼ日本全国の平地から山地にかけて分布しており、日当たりのよい道端や野原、あぜ道などで見かけます。
日本のスミレ属も種類が多く、様々な花姿を見せてくれます。
【タチツボスミレ】の名が付くだけでも、白色の花弁の「シロバナタチツボスミレ」、淡桃色の花弁の「サクラタチツボスミレ」、白色の花弁で<距(花の後ろにある飛び出した部分)>だけ紫色の「オトメタチツボスミレ」、葉の葉脈に沿って赤い色が入る「アカフタチツボスミレ」などが挙げられます。
葉はあまり艶がなく、花期は3~5月、花茎は葉の間から出て立ち上がり、先端に5弁花の花を咲かせます。
夏に付ける蕾は<閉鎖花>といい、蕾の中で受粉して結実する特徴を持っています。
前作の 『研修医純情物語』 に続く、著者2冊目の研修医の苦闘の物語です。
おそらくは著者自身の実体験の基づかれているとおもいますが、大学病院の裏事情を垣間見てしまうと、こんな病院には入院したくない気持ちがわいてきてしまいます。
相も変わらぬ教授を先頭とした担当医を引き連れての無駄な回診や、パソコン画面のみに頼り聴診器も当てない医師、患者とのコミュニケーションよりも自分の権力を誇示するのに必死な世間知らずの医師等、37歳にして研修医として大学病院に勤める主人公<佑太>の現状に、共感を覚えざるを得ません。
著者自身が一般社会で働いてきた経験がある脱サラ組だけに、医局といういびつな閉鎖社会がおかしいことに気づく目線が常に保たれ、研修医の葛藤がよく出ている一冊でした。
全国発売は1月21日という寒い時期に出ています、【あつあつけんちん風うどん】(118円)です。
季節限定での発売かどうかは分かりませんが、生姜が入り、体が温まりそうな気になります。
麺は「マルちゃん」独特の平べったい油揚げ麺で、熱湯で5分待たなければいけません。
乾燥<味付けきざみ揚げ>がすでにカップの中に数個入っていますが、けんちん汁としてのかやくは、<里芋・にんじん・ごぼう・ねぎ>が添えられています。
5分待ち、シールの上で温めていた「後入れスープ」を入れ、よく混ぜて完成です。
スープの表面には、胡麻油が浮いており「けんちん汁」らしい趣きが出ています。
スープの味は、かつお風味の醤油味で、わたしには胡麻油の風味が勝ち過ぎており、生姜の味わいが薄れているように感じました。
なんとも中途半端な味わいのスープで、わたし的には好みではありませんでした。
昨晩台湾料理「仙草」さんにて、新しい【カサブランカ】が飾られているのを目にしました。
【カサブランカ】本来の大きな白色の花弁と蕚に、花の中心部からそれぞれの先端にかけて黄色のぼかし模様が入っていました。
花径も25センチ以上あり、かなりの大きさです。
花弁も蕚にくらべて幅広く、中心に2本の盛りあがるスジがはっきりと見て取れました。
次々と新しい色合いや絞り模様の【カサブランカ】が出てきますが、まだまだこの先も楽しめそうです。
『セレブレーション』 ・ 『光のほうへ』などで知られるデンマークの<トマス・ビンターベア>が、『007 /カジノ・ロワイヤル』 ・ 『アフター・ウェディング』の<マッツ・ミケルセン>を主演に迎えたヒューマンドラマ『偽りなき者』が、2013年3月16日より全国で公開されます。
変質者の烙印を押された男が、自らの尊厳を守り抜くため苦闘する姿を描き、2012年・第65回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞ほか3冠に輝いた作品です。
親友「テオ」の娘「クララ」の作り話がもとで変質者の烙印を押された「ルーカス」は、身の潔白を証明しようとするが誰も耳を傾けてくれず、仕事も親友もすべてを失ってしまいます。
周囲から向けられる侮蔑や憎悪の眼差しが日に日に増していくなか、それでも「ルーカス」は無実を訴え続けます。
< ワンタンスープ(600円)・ワンタンメン(800円)・ワンタンチャーチュー(1000円)>
【仙草】のママさん、本当にお店の中で休むことなく動かれています。
少しばかりお客さんの流れが途切れますとと、餃子を包んだりしていますが、今宵は「ワンタン」の皮を包んでいました。
「ワンタン」は好きな料理で、一応「ワンタン」主体の三種類は写真のごとく制覇しており、特別メニューとして「酸辣湯(サンラータン)」にも、「ワンタン」入りを頼んでいます。
広東語表記では「雲呑」ですが、台湾では「扁食(ピェンスー)」になります。
やや黄色味のある皮の色合いでしたが、鶏卵を練り込んでいるのかもしれません。
寝かせて置いた餡を、次々に手際良く包まれていく早やさは見ていて気持ちがいいもので、思わず見とれておりました。
今宵も、一品料理は取らずに、ママさんの「突き出し」だけで楽しんできました。
* 86 イイダコとホウレン草のゴマ和え
* 8-2 シンコ(新子)の釜揚げ・ポン酢和え
* 87 フルセ(古背)の釘煮(甘露煮)
* 88 ミニ豚まん
今は「いかなご」が旬の時期ですので、<新子の釜揚げ・ポン酢和え>は二度目の登場ですが、季節感のある「突き出し」として再掲です。
同じ「いかなご」として、「新子と古背」が並ぶのも、面白い取り合わせで楽しめました。
ミニ豚まんも、生姜の味がよく効いており、何も調味料を付けなくても肉汁の味わいだけで美味しくいただけました。
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