少し気温が落ち込みますと、温かいモノを体が求めるようです。
今日の昼ご飯は麺類がいいと、「選べる3種の丼ぶりとかけうどんのセット」(590円)にしました。
長いセットメニューの名称ですが、「鶏マヨ丼」・「カキ玉丼」、そしてわたしが選びました「かき揚げ丼」の3種類から好きな丼物が選べます。
かき揚げは、<海老・玉ねぎ・さつま芋・グリーンピース>が使われており、バリッとした仕上がりで海老もたくさん入っています。
ほんのりとした出汁の掛け具合、ひつこさもなく美味しくいただけました。
かけうどんは、<天かす(揚げ玉)・ネギ・カマボコ>です。
見るからに山椒の調合が多いかなという七味をたっぷりとかけ、関西風の鰹と昆布の出汁がおいしく、麺がコシのない「うろん」の茹で加減ですので、これまたいい塩梅でした。
ショーケースの中に飾られています<生け花>ですので、利用する空間は限られています。
垂直性や水平性を出すのは、至難の業だと拝見していますが、今回も横に伸びる若芽の枝の配置がよく、左肩上がりに伸びる枝先が、空間を引き締めていました。
黄色い「フリージア」を中心に、濃紺色の「トルコギキョウ(?)」、桃色の「カーネーション」等の原色の組み合わせも整い、春先のびやかな雰囲気を醸し出している構成でした。
庭に設けられたアルミフェンスの隙間から、垂れさがるように【オウバイ】が咲いていました。
モクセイ科ソケイ属の落葉性半つる性低木で、ジャスミンの仲間ですが花自体に香りはありません。
和名に「梅」が付いていますが、花の形が似ているだで、バラ科の「梅」とは無関係です。
原産国は中国で「迎春花」と表記され、春先一番に咲く花として知られ、日本には江戸時代初期に渡来しています。
黄色花を咲かせる頃にはまだ葉がなく、枝に並んだように咲く姿は目に鮮やかに移ります。
つる性の枝が風に揺れる姿に、しばし足を止めて眺めていました。
<明里(あかり>が小学生の夏休みに、母の交通事故のため一ヶ月だけ預けられたおばあちゃんの家は、「ヘヤーサロン由井」という美容院でした。
当時は賑やかだった商店街も、今はシャッター通になり人の通りもなくさびれています。
おばあちゃんと同じ美容師として働いてきた<明里>も28歳になり、失恋の痛手から逃げ出そうとして、偶然にもおばあちゃんの家が貸家に出ているのを知り、引っ越してきます。
斜め向かいには時計店があり、同い年の<飯田秀司(シュウ)>が独立時計師を目指し、元はおじいちゃんのお店だったのを引き継いでいました。
お店の看板には<思い出の時 修理します>とあり、時計の「計」がなぜか抜けているのですが、そのままにしている<シュウ>です。
時間を遡る物語は、『タイムトンネル』や『バックトゥーザフィチャー』などがありますが、<過去は変えられない。でも、修復することはできる>という物語が、連作短篇形式でまとめられています。
もしもあのとき、と考えることは多々あるとおもいますが、その連続の上に今の自分があり時間が流れているのだと分かる、心を癒してくれるくれる一冊でした。
「みりん干し」という呼び方が一般的なようですが、おばあちゃん子だったわたしには、<桜干し>と呼ぶ方がしっくりと馴染みます。
中学生時代のお弁当には、赤ウインや玉子焼きに並ぶ定番メニューでした。
今宵の肴は、「みりん干し」(300円)です。
「みりん干し」は大正時代初期に九州地方で鰯を醤油に浸けて乾燥させた製品が始まりとされ、その後調味料の味付けの工夫がされ、風味と滋養に富む手頃な保存食品として全国各地に広まりました。
「みりん干し」を<桜干し>というのは、元々の原材料の真鰯(今は片口鰯が主流)が、桜の咲く3~4月頃のモノが脂肪が少なくて最適で、この時期が最盛期であったこと。
また、鰯を開いて干した形が、桜の花びらに似ているからとも言われています。
現実的な話としては1931(昭和6)年当時、<みりん干し>は嗜好食品とみなされ、鉄道運賃が高く制定されていました。
鉄道省に陳情の上、「みりん」の文字をはずして「桜干し」とすれば、惣菜品となり安く出荷出来たことによります。
<メトロこうべ>は、高速神戸鉄道の高速神戸駅と新開地駅を結ぶ地下商店街で、1968(昭和43年)9月に開業しており、高速神戸駅側を(神戸タウン)、新開地駅側を(新開地タウン)と呼び分けています。
その(新開地タウン)の一番東側にあります喫茶【ローラン】さんが、40年を超える営業に幕を閉じられ、3月10日(日)に閉店されました。
昨年の11月30日には、【ローラン】の西側で営業されていた 書店「神文館」 が閉店されていますので、東改札口周りには駅の売店と宝くじ売り場だけになり寂しくなります。
毎日のように通われていた<まえちゃん>や<A先輩>たちは、これからどうされるのかと心配になります。
マスターも高年齢になり一区切りだと思うのですが、またひとつ歴史あるお店が消え去り、残念でなりません。
麻婆豆腐もカレーも大好きですが、この「マーボカレー」(490円)は、商品ポスターの見た目の色合いがあまり良くなく、新登場を知りながら眺めるだけでした。
昨日は20度近い気温から、今日は9度と急激に冷え込みましたので、体が温まるかなとおもい食べてみました。
一口食べて、「なんじゃぁ~」という味で、これはいけません。
正直、「麻婆豆腐」なのか「カレー」なのか分からない味です。
四川花椒の味、ニンニクの芽の味、スパイスの味、どれもがバラバラで統一感がありません。
先だっては<すき家>で 「カレー南蛮牛丼」 を食べてみましたが、中途半端な味でした。
この時期<すき家>も【松屋】も新規メニューは、どれも良くないようです。
【松屋】さんには、 「トマトカレー」 という出来のいいカレーがあるのですから、この商品の復活を望みます。
昨年末、ぽつんと一輪だけが紅葉した葉と共に咲いている 【ユキヤナギ(雪柳)】 をアップしましたが、ここ数日の陽気ではや五分咲きでした。
バラ科シモツケ属の落葉低木で、秋には葉も紅葉して黄色から赤色に変色後に落葉して枝だけの姿になります。
春先になりますと新緑の若葉とともに小さな白色の5弁花で株全体が埋め尽くされます。
枝が弓状に湾曲し太姿が、「ヤナギ」に似ているところから名づけらていますが、柳の仲間ではありません。
原産地は日本とも中国とも言われており、中国での表記は「噴雪花」で、やはり密集した花のイメージが感じ取れる名前になっているようです。
気がついていなかったのですが、いつの間にか 「ゲソのから揚げ」(280円) がメニューから消えていました。
今宵の肴は、「ゲソの塩焼」(280円)です。
「ゲソのから揚げ」に比べて、なんとなく寂しげな量に、苦笑せざるを得ません。
新鮮な「イカの足」も原価が高いのか、コリコリと味わいながら、瓶ビールを呑んでおりました。
呑み仲間の<ペコちゃん>から前回いただいたおそす分けは、「千鳥屋宗家」の 「丸房露」 でした。
用心していたほど甘くなく、柔らかなクッキーといった感じでいただけました。
今回のおすそ分けは同じく千鳥屋宗家の【千鳥饅頭】という、お店の名前を冠しているお菓子ですので、かなりの自信作だとお見受けいたしました。
直径5センチ程度の饅頭型そのものの大きさで、上部に小さな千鳥の焼印が押されています。
原材料は、<砂糖・手亡豆・小麦粉・卵・蜂蜜・水あめ・重曹>です。
焼かれたカステラの皮の中に白餡だと聞いていましたので、今回も用心して小さくちぎっていただきました。
「うっ~」という、白餡の甘さが口に広がり、これはいけません。
かわいい千鳥の焼印の皮まで行き着くことなく、ギブアップしてしまいました。
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