写真に撮りますと周辺の灯りの影響でしょうか、鮮やかな赤紅色的な感じに写ってしまっていますが、目で見た色は黒紫色で、正にブラックです。
ユリ科チューリップ属の明らかに園芸品種ですが、広げた花弁の花径は12~13センチと大輪です。
【ブラック・パーロット】の名称からも分かりますが、<パーロット咲き>に分類される品種で、花弁が<オウム(=parrot)>の鶏冠(とさか)のように、切れ込んだり波打つ形状から「パーロット」と呼ばれています。
「ダリア : 黒蝶」 ・ 「チョコレートコスモス」 ・ 「スイートピー : ショコラ」 等、黒色系の園芸品種が作出されていますが、花の華やかさを感じるのには難しい色合いです。
お店のメニューとして「はまちの刺身」がありますので、仕入れが同じ材料で肴を考えるのは基本だとおもいます。
以前には 「ハマチのアラと大根煮」 のメニューがありましたが、「ハマチ」と「ブリ」が体長で分類されているとは知らずに、違う魚だとおもっている人がいるのに驚きました。
最近では釣りを趣味とする人も少ないようで、成長に合わせて関西の場合では「ハマチ」・「メジロ」・「ブリ」と出世して名称が変わります。関東では「イナダ」・「ワラサ」・「ブリ」でしょうか。
世界で初めて「ハマチ」の養殖に成功したのは香川県かがわ市の引田で、今では「オリーブハマチ」の養殖が盛んです。
本日の肴は「ハマチの竜田揚げ甘酢あんかけ」(280円)です。
竜田揚げ用に下味処理された「ハマチ」と甘酢がよく合い、美味しくいただいてきました。
新開地にあります豚まん専門店の「春陽軒」の近くに、お好み焼き屋さんが新規開店している話題から、「そういえば 【大吉屋】 さん、ずっとシャッターが降りたままで、閉店かもしれないね」と教えていただきました。
初代店主さんもお元気でしたら、82歳になられているはずです。
5年ほど前から二代目として息子さんが手伝われていましたが、最近はお店の前を通る機会もありませんでした。
寒い時期には良く売れて一番の稼ぎ時の<人工衛星饅頭>でしょうから、確かに定休日でもない夕方の時間に休業されている状況は、気になるところです。
<名店の味>シリーズとして、 「京都一乗寺:天天有」 のラーメンがありましたが、今月発売された「くじら軒横浜」の【特製スタミナラーメン(158円)は、わたしとしてはシリーズニ品目になります。
一般のカップよりも一回り大きく、いかにもスタミナ感がありそうなカップ形状です。
「くじら軒横浜」は、1996年に横浜市都筑区で開業され、<麺に愛、スープに心>という田村満儀オーナーの精神で人気を博しているお店のようです。
シールをめくり、熱湯をいれて3分間待ちました。麺は油揚げ麺の細麺で、ほぼストレートです。
具材としては、<鶏唐揚げ・フライドガーリック・ほうれん草・メンマ・ねぎ>と多彩で、量的にも悪くありません。
スープは鶏ガラをベースに魚介エキスの旨みが溶け込んだ醤油スープで、後入れの「仕上げの小袋」が背脂のようでした。
<フライドガーリック・ニラ>の風味がよき効いており、飲みやすいスープに仕上がっていました。
オリジナルの味は知りませんが、カップ麺のスープとしてこの出来ばえでは、ぜひ現地で食べてみたくなる味わいでした。
ご近所の玄関脇に「スイセン」を植え込まれている小さな花壇があります。
毎年1~2月にはきれいに開花する <ガリル> という白色の房咲水仙の品種ですが、今年はひと房だけしか開花していません。
房咲水仙は一般の水仙よりも早く開花するのが特性で、年明けから気にしていたのですが、3月も終わりだというのに寂しい景色で残念です。
<スイセン>は1万種を超える品種があり、分類上13系統に分けられ、花弁と副花冠の色合いで分類されています。
この<ガリル>は、「タゼッタ系」ですので第8区分、花弁は(W:ホワイト)・副花冠は(W:ホワイト)ですので、 花記号 では<8W-W>という表記になります。
これから咲きだすかもしれませんが、次年度に期待を寄せた方がいいかなと、眺めていました。
花径の1センチ程度の「カタバミ」は良く見かけますが、花径3センチほどの大きな花を咲かせる【オオキバナカタバミ(大黄花片喰)】の群生を、路傍で見つけました。
カタバミ科カタバミ属の多年草で、南アフリカが原産地です。
明治時代中期頃、観賞用に持ち込まれたモノが野外に繁殖しているようです。
【オオキバナカタバミ】が「カタバミ」と異なる点は、葉に紫色の斑点があること、葉が地面から生える根生葉であること、当然花径が大きいことで見分けがつきます。
写真中心点より右上がりに青色の小さな花がポツンと一輪ありますが、 「オオイヌノフグリ」 で、この【オオキバナカタバミ】の周辺に沢山咲いており、青色と黄色の対比がきれいな一角になっています。
副題に「親鸞聖人の生涯」とありますように、浄土真宗の宗祖親鸞の姿を描いています。
昨年1月、<聖人七百五十回大遠忌>を無事円成していますが、親鸞は(新暦)の1173年5月21日に生まれ、1263年1月16日に90歳で亡くなっています。
9歳で得度、比叡山延暦寺で天台宗の堂僧として20年間の修業を積みますが「自力」での悟りの修業に疑問を感じ、専修念仏を説く法然に弟子入りをします。
天皇と鎌倉幕府の不安定な時代の中、法然は四国に親鸞は新潟にと流刑になりますがその後赦免され、関東方面の活動に精力を傾け門徒を増やし、63歳の時に生まれ故郷である京都に戻り、集大成として数々の文書を書き残す作業に没頭してゆきます。
親鸞のことだけでなく、師としての法然の生きざまもわかり、また釈迦のたとえ話も挿入され、以前にひろさちや氏の 『釈迦物語』 を読んでいますので、乱読が役に立ちよく理解できました。
宗教用語も多用されていますが、著者自身が浄土真宗の門徒ということもあり、分かりやすい文章でまとめられています。
お花好きで訪問されていた方に、謝らなければいけなことが判明しました。
「カサブランカ」の品種ということで、いままでに7種類を紹介してきており、今回も(8)番目かと考えておりましたが、これが間違いだと分かりました。
バイオ技術の進歩で、色々な品種が出てきているのは確かなことです。
「カサブランカ」は、ケルト語で「Lilium Orienntal hybrid」と呼ばれているように「li=(白い)」+「lium=(花)」であり、スペイン語の「Casa=(家)」+「Blanca=(白い)」でも分かるように、モロッコ王国の都市カサブランカの白い美しい家並みにたとえられた名称です。
色々な色がありますので、気になり品種名を確かめようと園芸店に出向きましたら、「カサブランカは、あくまで<白色>しかないのですよ」と教えていただきました。
レッドカサブランカ(リオネグロ)とかピンクカサブランカ(マレロ)などと表示があるようですが、これは勝手に販売店が名付けているようで、正式な名称ではないようです。
花径20センチを超える大きな花弁は、てっきり「カサブランカ」の変種だと素人判断してしまいましたが、この場を借りて訂正させていただきます。
シリーズにしています<レトルトカレー>も、キリのいい(100)番目になり、娘からプレゼントされていた【日本一辛い黄金一味仕込みのビーフカレー】(525円)を、記念すべき区切りとしました。
もともと「祇園味幸」は、黄色の唐辛子である「黄金」を元にした一味を京都市内で販売しているお店で、この「黄金」は赤唐辛子の10倍の辛さがあると言われています。
熱湯で温め開封して空けますと、わりとスープ状態のカレールーで、粘り感はありません。
ビーフカレーというだけあって、ゴロゴロ感のある肉が数個入っています。
期待を込めて一口、んん~、確かに辛味はありますが、スパイス調合の奥行き感のある辛さではなく、「黄金一味」の唐辛子の味わいが強く出ています。
京都のメーカーということもあるのかもしれませんが、隠し味として<醤油・しょうが>が入っているようで、どことなく和風を感じさせるカレールーでした。
「不便やわねぇ~」「ほんまやでぇ~」という、おばちゃん二人の会話を耳にして、新開地にありますスーパーマーケット【エイコーストアー】の閉店を知りました。
下町新開地の核として、食料品や日常品、持ち返りお弁当などを扱われていました。
1989(平成元年)12月に開店して以来、24年あまりの営業でしたが、さびれてゆく新開地の象徴的な閉店かなと感じてしまいます。
徒歩圏内には、JR神戸駅に「コーヨー」や駐車場設備を備えた「ライフ」の大型スーパーがあり、「食彩館」や「ローソン100均」の店舗でも食料品は買えますし、コンビニにも困りません。
昔のように地元の商店でモノを買う時代ではなく、ご近所の住民だけが相手では売り上げも厳しいかもしれません。
品数も多く、安いとなれば、大型店舗の力に太刀打ちするのは困難な時代です。
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