今年は例年に比べて10日ほど早い桜(ソメイヨシノ)の開花宣言でしたが、いつもなら4月初めの土・日曜日が、お花見のまっ盛りになります。
あいにくと明日・明後日のお天気は雨模様で、お花見には無理があり残念な予定の人が多くなりそうです。
神戸市内も桜の名所はいくつかありますが、この妙法寺川沿いにある公園もその一つで、快晴のお天気のなか足を向けてみました。
酒呑みとしては、花見酒の様子しか想像しておりませんでしたが、春休みのお昼間とあってか、公園内には子供連れのお母さんたちでひしめき合っていて驚きました。
川辺には、降りて水遊びをしている子供たちの姿も眺められ、桜吹雪が舞う中、元気な歓声を上げており、 秋の紅葉 とはまた違った趣をしばし眺めておりました。
まだ「牡蠣」が食べれるかなと、わずかな期待を持ちながら 「はつ平」 に出向きましたが、やはり今期のシーズンは終了しておりました。
気分を変えて、「はつ平」からほど近い【サカエ】に方向転換です。
定食類も多くありますが、本日は「えびちり定食」(600円)にしました。
お店の店構えが少し入りにくいのか、いつも空いている感じですが、味的には悪くありませんので逆に穴場のお店といえるかもしれません。
定食は、メインの料理に<ご飯・玉子スープ・冷奴>が定番で、あと一品がそれぞれのメニューに合わせてあります。
えび天定食=肉団子、八宝菜定食=春巻き、酢豚定食=目玉焼きといった具合いです。
久しく食べていない「インゲン豆の天ぷら」が気になり、「えびチリ」にしました。
えびと玉ねぎだけのシンプルな「えびチリ」ですが、大きなえびが食べ応えがありました。「インゲン豆の天ぷら」も沢山で、「冷奴」もチリ味の口直しにちょうどよく、味良い玉子スープで美味しくいただいてきました。
樹高数メートルになる【アセビ】ですが、1メートルほどの高さで、たくさんの花を咲かせていましたので、矮性の品種かも知れません。
【アセビ】は、 「コブシ(辛夷)」 と同様に日本原産種ですので、学名も「Pieris japonica」と表記され、属名の「Pieris」はギリシャ神話に登場するゼウスの9人姉妹の娘の名に由来しています。
別名「アシビ」や「アセボ」と呼ばれ、『万葉集』にも大伴家持や大来皇女の歌を含め10種ばかりが詠まれており、古くから日本で親しまれた花木だと分かります。
葉は楕円形で深緑色、表面に艶があり枝先に束生しています。
春先、この枝先に複総状の花序を垂らし、白いつぼ状の花を多数付けます。
京都嵯峨野には、映画俳優の故大河内伝次郎の「大河内山荘」がありますが、庭一杯に咲き誇る【アセビ】が見事で、印象に残る眺めを刻んでくれます。
今宵の肴は、「鮪のしぐれ煮」(250円)です。
鮪を使った肴としては、 「すきみ」 や 「やまかけ」 がありますので、材料としては困らない素材です。
<しぐれ煮>は、本来は「ハマグリ」で有名な三重県桑名市の佃煮である「時雨蛤」を指す言葉でしたが、今では生姜を加えた佃煮全般を指す言葉になっています。
「しぐれ」の語源は、「ハマグリ」の旬が、秋の末から冬の初めごろに降る雨(時雨)の時期に重なることから付けられたようです。
生姜の味がよく効いて、わたし好みの味でしたが、大好きな生姜の現物が見当たらず、残念な気持ちで食べておりました。
立ち呑み屋さんの「鈴ぎん:福寿」は、横に長いカウンターのお店です
わたしの定位置は長いカウンターの真ん中で、店長さんとお話が出来る場所であり、お店全体が見渡せ、揚げ物用のフライヤーが目の前にある席です。
今宵は<ごうちゃん>が真ん中の担当で、 「長芋のから揚げ」 を揚げていました。
なにやらゴソゴソと菜箸でフライヤーと格闘をしているようで、「どうしたん?」と聞けば、フライヤーの中に沈めている「カゴ」の網目に「長芋」が沈み込んで取れなくなっていました。
なんとか菜箸で引き上げることが出来ましたが、カリカリに揚がっていますので、お客さんに出すには揚げ過ぎで、おすそ分けとしていただきました。
関西人はたこ焼きを食べるときには爪楊枝を2本使い、たこ焼きが回らないようにして食べます。
<ごうちゃん>も作法通り、爪楊枝2本で差し出してくれました。
揚げ過ぎた「長芋」、ジャガイモの串カツに似た味で、美味しかったです。
お店の前を通りますと、いつもカレールーのいい匂いが漂っている【U.】さんです。
新しいメニューの「焼きカレー」(630円)の張り紙が目に入り、早速食べてきました。
このお店の カレーライス の注文は、<ビーフ・野菜・ハンバーグ>の具を決め、ご飯の<大・中・小>を選び、辛さも<辛口・中辛・甘口>と、三種類の組み合わせで注文です。
「焼きカレー」とあり炒飯風に炒めたドライカレーかなと想像していたのですが、、ベシャメルソースの代わりにカレールーを使った「カレードリアン」といった趣きの一品でした。
<ドリアン>は、1926(大正15)7月に開業した横浜ホテルニューグランドの初代料理長が、日本人向けに米飯を使い創作したのが始まりです。
わたしの子供の頃は、「ライスグラタン」と呼んでいました。
<辛口>のカレールーが左右に盛られチーズが降られており、真ん中には玉子が落としてあり、黄味は半熟でカレールーと混ざりいい感じです。
熱々の「焼きカレー」、タバスコを振りかけ、付け合わせのチャツネとで美味しくいただきました。
前回 は、限られた展示ケースの空間を最大限に利用して、横に広がりを求める枝先の活け方でしたが、今回は垂直性を持たせた枝先のあしらいでした。
使用されている材料も、「ネコヤナギ」 ・ 「ハラン」、そして桃色の房状の花は「ネメシア」だとおもいますが、見事な均衡を保ちながら、伸びやかな空間を感じさせてくれています。
三種類と少ない材料ながら、上下左右に広がりを感じさせてくれる大きな姿に、見とれてしまいます。
昨年の6月に、濃赤色の果実を実らしていた 【ザイフリボク(采振り木)】 でしたが、忘れずに開花している白色の花を写してきました。
バラ科ザイフリボク属の落葉小高木で、若葉が芽を開き切らない頃に、枝先に房状の塊の白色の5弁花を咲かせます。
合戦の時、軍の指揮を執るために使う「采配」に似ているところから【ザイフリボク】との名称が付いていますが、神前に備える「幣帛」の一種である<四手>にも似ていますので、別名「シデザクラ(四手桜)」とも呼ばれています。
熟した果実は食べることができ、またお酒に付けると美味しいと教えていただきましたので、濃赤色の果実を眺めるたびに、残念だなと感じる季節がまたやってきました。
昨日から暖かい気温が続いていますが、花壇に植え込まれた 「金魚草」 の花に、今年初めての蝶として、【モンシロチョウ(紋白蝶)】を見つけました。
馴染みのある蝶ですが、チョウ目(鱗翅目)シロチョウ科モンシロチョウ属に分類されています。
前翅の黒い部分が小さく、前翅の付け根の部分も灰色をしていませんので、「春型」のオスだとすぐに見分けがつきました。
慣れてきますと、ヒラヒラと飛んでいる状況で翅の色合いが見て取れますので、翅を閉じていてもオス・メスの区別は付きやすい蝶です。
色とりどりの花の開花も始まり、今年も多くの昆虫が観察出来ればいいなと眺めておりました。
久し振りに美人ママ<ミエ>さんのお店、【うさぎ】に顔出しです。
毎年お客さんたちと、お店からも近い桜の名所「妙法寺川」にて花見を開催されていますが、今年は4月6日(土)のお昼からのお知らせが貼られていました。
日替りで、<ミエ>ママが墨書きで書かれた和紙のおすすめメニューがあり、昼間は カップ麺の「鯛だし塩」 でしたので、鯛つながりの縁を感じて今宵は「金目鯛の刺身」(550円)です。
目が金色で、魚体の色が赤いことから「キンメダイ」と呼ばれていますが、タイ科ではなくキンメダイ科です。
旬は冬場ですが、四季を通じて脂の乗った身は美味しくいただけます。
最近は、流通量も少ないようで、高価な魚になってしまいました。
「アスパラと厚切りベーコンの玉子炒め」(390円)を美味しくいただき、、有機ワインに切り替えて「チーズクラッカー」(300円)で〆としました。
プロセスチーズではなく、ウオッシュタイプのチーズが、赤ワインとよく合い楽しめました。
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