『偽りなき者』@<トマス・ビンターベア>監督
3月
11日
変質者の烙印を押された男が、自らの尊厳を守り抜くため苦闘する姿を描き、2012年・第65回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞ほか3冠に輝いた作品です。
親友「テオ」の娘「クララ」の作り話がもとで変質者の烙印を押された「ルーカス」は、身の潔白を証明しようとするが誰も耳を傾けてくれず、仕事も親友もすべてを失ってしまいます。
周囲から向けられる侮蔑や憎悪の眼差しが日に日に増していくなか、それでも「ルーカス」は無実を訴え続けます。