顔出しがいつもより遅めの時間になり、先客さんが2枚ほどおられました。
指定席的に座っていますカウンターの左席が、空いていてひと安心です。
本日の「お昼の定食」(600円)も具だくさんのおかずが入り、満足のごちそうさまでした。
一頭から20~30g程度しか取れない<豚なんこつ>とアスパラ炒めがあり、驚きました。
<豚軟骨>のコリコリした歯ごたえを、久し振りに味わえました。
あとは<ハマチの刺身・おから・明太子スパゲッティ・出汁巻き・丸天・生ハム・塩鯖>です。
梅雨入り後の雨のここニ三日は、夜の居酒屋タイムのお客さんも少なめだそうで、たしかに傘をさしてまで飲みに出かけるのは考えてしまいます。
神戸花時計の今年4回目の模様替えが、行われていました。
今回のタイトル名は【かたつむり】ですので、なんとなく図案として読みとれました。
「かたつむり」という語は厳密な定義はなく、特定の分類群を指す言葉ではありません。
一般的には蓋を持たない巻貝で、触角に目を持つ陸貝の球型や饅頭型の殻を持つモノを指しています。
まわりの「サツキ」も咲きだす中、使用されています花は、黄色・橙色が「マリーゴールド」、緑色は「コリウス」、青色は 「アゲラータム」 で構成されています。
早くも近畿地方は28日に梅雨入りでしたが、雨がお似合いの「かたつむり」も、身近に見かけることが少なくなりました。
本物の樹木の中にいますと、枝の形そのままに擬態しており、また保護色ですので見分けがつかない【ハスオビエダシャク】の幼虫です。
<尾脚>で体を支持し、枝に成りきって動かないでいる姿は、見ていて愛嬌を感じます。
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科エダシャク亜科の「尺取り虫」です。
成虫は淡い肌色の翅で、前翅に「八」の字型に斜め(ハス)に帯が入る所から、和名が付けられていますが、帯も途切れた点々状であったりと、個体変異が多く見受けられます。
なぜか今年は、シャクガ科の幼虫である「尺取り虫」がよく目につくようで、自然環境の何らかの変化が進んでいるのかもしれません。
白色と青紫色が並んで咲いていましたので、とても見栄えがする景色楽しめました【フウリンソウ(風鈴草)】です。
キキョウ科ホタルブクロ(カンパニュラ)属の草花で南ヨーロッパが原産、日本には明治初年頃に導入され、別名「カンパニュラ」、「ツリガネソウ(釣鐘草)」とも呼ばれています。
属名の「カンパニュラ」は、ラテン語の<カンパーニ(鐘)>に由来していますが、まさに花姿そのものです。
草丈は60~150センチ、茎は太くてあまり枝分かれせずに真っ直ぐに立ちあがり、斜め上向きや横向きに花を付け、花は5センチほどの釣鐘型で、先端の裂片は丸みを帯びて短いです。
同じ属の仲間として、 「ホタルブクロ」 がありますが、こちらは細長い形状の釣鐘型です。
いまでは居酒屋や韓国料理店で普通に使われています「チャンジャ」という言葉ですが、韓国ソウルでは通じませんでした。
魚の内臓の塩辛のことを「チャラン」とか「チャンランジャ」と呼ぶことが多く、「チャンジャ」という呼び方は在日韓国人の方の和製韓国語のようで、釜山や済州島南部では、「チャンジャ」で通じることもあります。
鱈の胃袋を塩漬けにして熟成させ、ヤンニョムでキムチ漬けにした「チャンジャ」ですが、イカの塩辛のように塩辛くなく、魚介の旨みが凝縮された味わいでいいお酒の肴です。
お店で出されている「チャンジャ」(280円)は、当然既製品だとおもいますが、肉厚でコリコロとした食感とピリッとした辛さがほどよく、いい味わいでビールが呑めました。
今宵、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」で<ペコちゃん>からいただいたおすそ分けは「菓子パン」でした。
マスクメロン果汁入りとかで、確かにメロン風味を感じましたが、これひとつで(407kcal)とは驚きました。
呑み仲間の<ペコちゃん>の勤めている会社は、関連会社としてコンビニを経営されています。
そんなわけで、期限切れの「菓子パン」が、夕方になるとどかっと届く日がたまにあるようで、今日も一人当たり12個の分配だとか。
<ペコちゃん>も食べきれませんので、お店のオネイサン達に差し入れです。
「消費期限」が書かれている以上、お店で販売が出来ないことは理解できますが、それにしてもこのロスが価格に反映されていると考えますと、なんだか複雑な気分になります。
手前に置いたご飯が大きく映っていますが、今日も「大めし」(180円)と味噌汁(100円)を、大衆食堂での作法通り、まずは先に注文です。
おかずは、<鶏肉のオイスターソース煮>(200円)、<マカロニサラダ>(100円)、<ししとう>(100円)の組み合わせで、〆て(680円)です。
<鶏肉>はもも肉一枚分は十分にある量で、「レンコン」が合わせてあり、とてもご飯がすすみます。
<マカロニサラダ>も、ハムやキュウリ、人参等のたくさん入っておりこれまたご飯がすすみます。
大好きな<シシトウ>を間にはさみながら、本日もお腹いっぱいのお昼ご飯になりました。
体つきは円筒形状で細長くはありませんが、この幼虫も「尺取り虫」さんです。
チョウ目(鱗翅目)シャクガ科エダシャク亜科の「蛾」で、少し濁った淡い緑色をしており、背面に白い縦筋がありますので、同定は容易でした。
背面中央の縦筋は、細く切れ切れになっているのも特徴かもしれません。
幼虫はエゴノキ科(エゴノキ・ハクウンボク)のみの葉を食草としていますので、生育場所も限られています。
成虫は和名の「黒三筋白枝尺」の名称通り、白い前翅左右に3本ずつの黒い筋が入るきれいな姿で、花の蜜を求めて夜間に活動しています。
多くの県でレッドリストに挙げられており、兵庫県ではBランク(環境省の絶滅危惧Ⅱ類相当)のレッドリスト対象の【キリンソウ(麒麟草)】を見つけました。
ベンケイソウ科マンネングサ(キリンソウ)属の多年草です。
和名では、花が咲く姿から「黄輪草」とも表記されています。
茎は太くて草丈5~30センチ、葉はベンケイソウ科らしく肉厚の長楕円形で、互生して生えています。
葉の縁は、中央から先端にかけて鋸歯となり、茎の先端に<集散花序>で黄色の花を多数咲かせます。
花は星型の5弁科で花径は10ミリ程度、花期としては5~8月です。
花だけを見れば、同じマンネングサ属の 「メキシコマンネングサ」 などと同じ花姿ですが、「葉」の形状が全く違いますので、見間違うことはありません。
物語りは、駿河国庵原郡小島、甲州往還と並行して流れる興津川が流れ、一万石の大名となった滝脇松平家七代目の信孝が陣屋を構えて小藩を立藩した地であり、青い空と澄んだ川だけがある鄙びた村を舞台としています。
立藩の時から貧窮化している藩財政を背景に、村では駿河半紙を製造することが奨励され、村人たちは紙の原料となる三椏(みつまた)を育てています。
そんな村の岩場に、美しく色づいて渦がまく場所があり、収められている七話の短篇の重要な位置を占め、人間が巻きこまれる喜怒哀楽の象徴として登場しています。
過ぎ去る時間と登場人物たちの数奇な人生が、各短篇が絡みながら描かれてゆき、最後の短篇で移ろいゆく感情のはかなさの集大成として締めくくられています。
現代社会とは違い、与えられた環境の中で精いっぱいに生きてゆく、武士や商人や農民の心意気とでもいいますか、自らの「規」をわきまえながら生きてゆく妙が味わえる一冊でした。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ