突き出しとして、 「ママさんのおしうりつきだし」 (三品:300円)が出てきますので、これだけで十分に呑めるのですが、今宵は「茄子の挽き肉あんかけ」(350円)を追加です。
青ピーマンがはいり、素朴な茄子の味が楽しめ、瓶ビールのいい肴になりました。
若い男の子がカウンター内におられ、ママさんから「甥っ子です」との紹介を受けました。
一生懸命砥石で包丁を砥いでおり、会話の切れ端から、飲食系のお店で働かれている感じです。
せっかく甥っ子さんがお手伝いに来てくれているのに、お客さんは私だけで、彼のアルバイト代は大丈夫かなと心配してしまいます。
瓶ビールをほどよく呑んだ頃合いに年配のご夫婦連れが入って来られ、無事にバトンタッチができました。
<生け花>のあるショーケースのガラスに光が反射しますので、写真を撮る時には一番いい構図でと考えているのですが、今回は左肩の枝先が切れてしまい、少しばかり反省です。
いつもながら<佐々木房甫>先生のダイナミックな「枝もの」の使い方に、見とれてしまいました。
今回の「枝もの」は、まだところどころに竹トンボに似た「実」が残る<カエデ>でした。
合わせて中心部には、この時期を代表する「紫陽花」が使われています。
活け込まれた花器の左右に青々とした「紫陽花」の丸い葉が配置され、水色の花器との色合いの対比がよく、数少ない花の取り合わせですが安定した構成に感心せざるを得ません。
「モーニングサービスセット」ですが、喫茶店の朝食のことではありません。
ビール本番の夏場に向け、平日10:30~14:00迄の時間帯に、立ち飲み屋さんとしての「モーニングサービスセット」が始まりました。
生ビール(290円)一杯と、<ポテトフライ(3個)・あらびきウインナ(2本)>がセットで(380円)は、通常 「あらびきウインナ」 だけでも2本で(250円)ですから、超お得なセットです。
ポテトフライとあらびきウインナはフライヤーで揚げますので、出来上がるまで生ビールに口をつけずに待つわけにもいかず、まずは飲み干し、どうしても二杯目を頼むことになってしまいます。
お店側も、呑み助の心理を考えた上での新メニューだとおもいますが、今後は「おでん」などとの組み合わせも考えられているようで、「イブニングセット」も考えてほしいところです。
「黒い豚カレーうどん」が、2013年6月3日(月)にリニューアルされて発売、それにともなって【大辛豚カレーうどん】(98円)が同じ日に新発売されています。
「大辛」と「期間限定」の文字に、おもわず手が出てしまいました。
うどんタイプですので、熱湯で5分と待ち時間はかかります。
かやくとしては、<味付豚肉・ポテト・ねぎ・にんじん>でした。
玉ねぎの甘さと、魚介エキスの味で和風的なカレールーの味わいで悪くはありませんが、「大辛」というレベルではありませんでした。
「期間限定」の期間が気になりますが、夏場に向けての商品かなとみています。
「シジミチョウ」・「モンシロチョウ」など、それぞれ飛び方に特徴がりますが、「アゲハ」類も大きな翅を優雅に羽ばたかせて飛んでいます。
割と高い所まで「アゲハ」は舞い上がりますが、地面近く低空飛行の【ナミアゲハ(並揚羽)】を見かけました。
疲れ切った感じで地面の上で動きませんので近付いてみますと、天敵に攻撃されたのか、特徴ある<尾状突起>の部分がありません。
本来なら、<尾状突起>の内側に橙色の円形の斑紋があり、天敵に対して<眼>と間違わせて大きな体型だと思わせる機能があるのですが、この状態では防御体制は働きません。
旅路の果ての【ナミアゲハ】の身に何が起こったのかを知ることはできませんが、羽化後の苦労がしのばれる後翅の損傷です。
<フクシア>と言えば、赤色の蕚と紫色の花弁の配色の 「フクシア・レギア」 が一般的だとおもいますが、紫色の強いイメージとは違う花弁の色が淡桃色の花です。
茎が垂れさがり花が下向きに咲くものが多い中、横向きに咲いているのも以外です。
アカバナ科フクシア属の草花で、南米を中心に熱帯・亜熱帯に100種ほどの原種が分布しており、園芸業界では「ホクシャ」、また和名としては「ツリウキソウ(釣浮草)」と呼ばれています。
良く似た形状の花として 「アブチロン・メガポタミクム」 がありますが、こちらはアオイ科アブチロン属に属し、全く別の種類ですが、和名が「ウキツリボク(浮釣木)」とこれまたまぎらわしい名前です。
以前に読んだ著者の山里の駐在所を舞台にした 『駐在刑事』 がいたく面白く、今回も山岳巨編ということで読んでみました。
登山家として世界に名を馳せた男<蒔本康平>は、自らの問題を抱えて登山を絶ち、北八ヶ岳の山小屋の主人<パウロ>としてひっそりと暮らしています。
そんな<パウロ>の山小屋に、コンピュータープログラマーとして挫折した<橘裕也>、アスペルガー症候群の<戸村サヤカ>、知的障害を持つ<勝田慎二>の三人が夏場の手伝いとして山小屋で過ごすうちに、ネパールの未踏峰の山を制覇する計画が持ち上がり、<パウロ>の指導のもと登山技術を身につけてゆきます。
世間からドロップアウトした三人が、自分自身を見つめ直し、生きるとは何かということに目覚めながら、山小屋の失火で命を落とした<パウロ>の思い出とともに、自分たちが名付けた未踏峰の山「ビンティ・チェリ(祈りの峰)」の制覇に向かっていきます。
ページ数が少なくなるにつれて、この三人が無事に未踏峰の頂にたどり着くことができるのかと先読みをしたくなりながら、最後まで緊張感を持たせる構成力が素晴らしい一冊でした。
お客さんに対して、量の不公平感が出ないように均等に分ける作業も、お店のオネイサン達の下準備のひとつです。
「スモークチキン」 や 「ハムの切り落とし」 などは、グラム数を計りながら小さなビニール袋に一人前ごとに小分けされていますので、どのオネイサンがお皿に盛っても、量は変わりません。
「若鶏のから揚げ」 も同様に、ほぼ均等に切り分けられた鶏肉を、個数を揃えて小分けされています。
今宵は端数が2個ほど出たようで、仕分けしていた<はまちゃん>が黙ってフライヤーで揚げてくれた唐揚げが、「ファルコンさん」とおすそ分けが届きました。
わたしも黙って笑顔でニコッと感謝を表し、おいしく瓶ビールの肴とさせていただきました。
にんにく料理のレストランとして有名な<宗家にんにくや>のレトルトカレー【にんにくカリー】(250円)です。
以前には、パスタソースとして 「和風ペペロンチーノ」 を食べたことがあり、いい味でした。
「丸ごとのにんにく」が入り、「辛さ」も「にんにく度」も5段階の<5>表示です。
パウチを開けお皿に開けますと、パセリの左右にひとつずつ見えていますが、表示通りに「丸ごとのにんにく」が2個入っていました。
カレルーとしての「辛さ」は感じず、香辛料系のスパイシーさも弱く、<しょうが・トマト・りんご>の味がよく効いた少し酸味がある仕上がりです。
「丸ごとのにんにく」は、よく煮込まれて柔らかく、「百合根」的な感触で楽しめました。
寄生蜂である【ベッコウアメバチモドキ】が、枯葉の中にいましたが、卵を産みつける蛾の幼虫を待ち構えていたのかもしれません。
ハチ目(膜翅目)ヒメバチ科の蜂で、以前にも 「ナンテン」の葉裏 にとまっている姿を紹介しました。
体長25ミリほどですが、腹部が細長く縦に扁平した形をしており、体長以上に長い触角が印象的です。
「ブ~ン」と大きな翅音も立てずにゆっくりと低空飛行する姿はなかなか優雅で、 「クマバチ」 や 「キイロスズメバチ」 等とは違う雰囲気があります。
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